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ポジティブな私 ポジ人

洞爺湖温泉三人旅(2)

噴火災害遺構を後にして、洞爺湖近くまで降りてくると、以前は無かった「洞爺湖ビジターセンター」があった。
ホテルのチェックインまでまだ時間もあるので、覗いていくことにした。

以前訪れたことがある火山科学館がビジターセンター内に、移転していた。
火山科学館は有料(600円)だが、以前の記憶ではかなり見応えのある展示物が多かった。今回は見学は見送り、無料の展示コーナーのみの見学にした。

展示物は剥製も少なく(ヒグマもエゾ鹿も無し)あまり見どころは無いというのが私の率直な感想。これから整っていくのかな?

程よい時間となったので、目的のホテルへ向かう。

洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラスへチェックイン。
お部屋は東館の7階。
部屋に入り窓際に立つと、絶景!プランに偽り無し。洞爺湖が一望出来る。
湖の向こう側正面に、雪化粧をした羊蹄山が美しい。なだらかなすそ野は、蝦夷富士の名に恥じないアウトライン。
頂上よりやや下に雲がかかっている。
湖面上には遊覧船。


♪あーたまを雲の上にだあしー♪

思わず文部省唱歌「富士山」を歌う。
歌の合間に息子に「知ってるよね」と問うと、「知らない」と言う。そうなのか。現在は小学校で教えていないんだなぁ。 
うろ覚えの歌詞。羊蹄山を見ていると、ついつい歌い出したくなり、再び歌い出すと正確な1番目の歌詞を全て思い出した。

夕食のバイキングは午後5時半から。
時間があるので、みやげ物屋などを見学。種類も多く、バラエティーに富んでおり、ここも充実している。

このホテルは東館、中央館、西館からなっており、温泉は西館8階の「星の湯」と中央館地下1階の「月の湯」がある。双方何れかが男湯と女湯となっており、夜中の清掃が終わると、入れ代わる。
到着時は「星の湯」が女湯だった。
この絶景、見逃すまじ!早速女湯へ向かう。

履物を脱いで脱衣所に入る前に、「シャンプーバー」というものがある。
お高そうなシャンプーとリンスのボトルが贅沢に5種類位だったか、バーの試飲よろしく並んでいる。
それらのボトルから好みのシャンプー、リンスをプラスチックの小さなカップに入れ、風呂場に持ち込んで使用する事ができる。これが浴場内にあったら、もっと便利だったのになー。
バスタオルなどの持ち物があるので、シャンプーとリンスを小さなプラカップ2個で運ぶのは、結構大変だった。

ちなみに風呂場内には定番のシャンプー、ボディーシャンプーは置いてある。

脱衣所から浴場内へ入ると、大きな窓から思った通りの絶景が見える。
洞爺湖を一望。いつまで眺めていても飽きる事のない眺め。あー、美しい。
これまで何度も洞爺湖に来た事が有るのに、じっくり眺める事がなかったかも知れない。

湯の中で寝ながら洞爺湖と羊蹄山を眺める事が出来る寝湯もある。
サウナと水風呂もあり。水風呂には打たせ湯もあったと思う。
夫と息子によると露天風呂もあったという事だが、あぁ、私としたことが…チラッと探したが気づかなかったー。残念。

風呂上がりのエリアも、鏡台が一台一台かなりの広さを取って設置されており、ドライヤーもそれぞれにある。アメニティーグッズも充実。
湯上がりエリアの隣の空間に、マッサージチェアーも複数台設置されており、ゆったり出来るようライトは若干暗め。
窓際にはカウンターと椅子があり、湯上がりの身体を休めながら、ここでも景色を堪能する事ができる。

そんなに旅行回数は多くない私だが、ここは私が訪れた中では、風呂場の湯上がりスペースは1番充実していると感じた。

部屋に戻り、夕食の時間が近づく。
早め行動をしたがる夫を何とか開始時刻の5分前までとどめる。そして会場へ。

コロナ禍になって初めてのバイキング。マスク着用、手指の消毒、更に使い捨てのビニール手袋着用。飛沫予防の透明パネル設置の各テーブル。黙食。
最後の黙食だけは、いささか守れなかった。
お料理はどれも美味しかった。
一枚の皿に12個のくぼみのついた皿を活用。色んな種類を味わいたいので、一口ずつ取ってきた。
スイーツも色々あり、ひとくちケーキ、ドーナツ、プリン、ゼリー、大福など、ぜーんぶ食べた。満足。
個人的な好みだと思うが、スイーツ類は私にとってはちょっと甘すぎた。
もしかすると、大量に食べられない様にする為の甘さだろうか。ホテル側の戦略だったりして。

ドリンクサーバーにヨモギ茶があり、初めて飲んだ。爽やかで飲みやすく、とても気に入った。
また、自家製のモッツァレラチーズは絶品。何れも個人の感想。

もっと食べたかったのだが、若い頃は“底なし沼”だった我が胃袋も、寄る年波には勝てず縮小した為、断念。
ゆっくりよく噛んで食べたので、満腹中枢は満腹を知らせるも、私の別人格“食いしん坊”が「もっと食わせろよ」とせがむ。でも、がまん我慢。

満腹のお腹を抱え、部屋へと戻る。

洞爺湖三人旅(3)へつづく



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