お待たせしてすみません。 水曜会は 176回・177回と連続更新なので、
第176回からみてください。
【水曜会トーナメント一回戦】
№Ⅰ【楊橋WS】VS №Ⅱ【木村悠六段】
初出場の木村さんは大学生。
楊橋さんに胸を借りた。
序盤は楊橋さんに翻弄された。しかし中盤で黒の木村さんが力を出した。
接近戦で楊橋さんがツブれた。 ここで黒が大優勢、いや勝勢に。
ここから木村さんに緩着目立ち。最後は追いつかれてしまった。 残念。
【楊橋さんの勝利】
№Ⅲ【沼尻明良S2】VS №Ⅳ 【井場悠史S1】
井場さんは本格的な棋風です。
故・藤沢秀行先生の考え方を直接教わっていたそうです。
平均点の高い点の手が多いですね。
沼尻さんも序盤の平均点は高い方なのですが、 中盤で失着が目立ちました。
井場さんがその隙を見逃すはずもなく・・・。【井場さんの勝利】
№Ⅴ【王万里矢S1】VS №Ⅵ【山崎陽香六段】
山崎さんは二度目の参加 前回は不本意な結果でしたが
今回はどうなるか。
山崎さんはプロの研究会にも参加していてプロに定先で数局打って打ち分け程度。
女流アマでも三位になっています。同世代の若手の評価も高い。
水曜会はS1以上に対して定先よりも楽な手合い。
強い王さんが負けても不思議ではないです。【山崎さんの勝利】
№Ⅶ【佐藤優太P初段】VS №Ⅷ【太田亮P初段】互先
今回のワイルドカード同士。佐藤さんは久しくの参加。
二人とも今年関西棋院で入段しました。これからも戦っていく事でしょう。
佐藤優太さんが大ヨセに入って半目~1目半くらい優勢だったらしいが、
お互いに残り時間が切れる寸前になった(残り3分で切れ負け)
時計の押し合いになって、
互いにヨセの失着が多く、逆転した。【太田さんの勝利】
【水曜会トーナメント準決勝戦】
№Ⅰ【楊橋WS】VS №Ⅳ【井場悠史S1】
今回も井場さんは強敵を倒しての決勝進出。
№Ⅵ【山崎陽香六段】VS №Ⅷ【太田亮P初段】手合い:六段の定二子
太田さん本人が「とても苦しい手合いで勝てる気がしない」
「一ヶ月前にも研究会で対局していて山崎さんには互先で負けています。」
と太田さん。
プロにも定先でいい勝負の山崎さんにかなり分がありそうだが、
そこが逆に油断となってしまったか。 堅きに過ぎたようだ。
【太田さんの勝利】
【水曜会トーナメント決勝戦】
№Ⅳ【井場悠史S1】VS【太田亮P初段】
同世代同士の決勝戦に。 前からよく戦っているお二人だが、
今回は二人とも困惑していたようだ。
【棋譜再生】
井場さんは 堂々の連続優勝。
(第174回の優勝から前回まで参加していなかったので、)
二人の局後のコメントを入れて幕とさせて
いただきます。
太田さん「内容は納得しています。結果は仕方ないです。
井場さん「逆に緊張しました。(手合い割りで) 優勝できてよかった。」
【井場さんの勝利】
優勝 井場悠史
準優勝 太田亮
三位 楊橋 山崎陽香
次回もお楽しみに