碁席秀策へようこそ!

徹夜で打てる新宿の碁会所「秀策」の
出来事や大会などをお伝えします。
プロ・県代表クラスもよく来ている碁会所です。

軌跡3

2010-01-31 17:55:02 | 水曜会
最後に 通算優勝回数 出場回数などのまとめです。

(2010年1月31日第106回までの集計を反映)

【第1位】楊橋WS 【優勝41回】  【出場数91回】


【第2位】金島忠P 【優勝14回】   【出場数40回】
【〃】福岡修二S1【優勝14回】   【出場数66回】

【第4位】太田亮S1【優勝10回】   【出場数80回】

【第5位】佐藤優太S1【優勝8回】 【出場数43回】

【第6位】石塚勇二S1【優勝数5回】 【出場数97回】

【弟7位】山田拓自P【優勝数3回】  【出場数4回】

【弟8位】宮本康平S1【優勝数2回】 【出場数9回】
【〃】 白光弘昌S2【優勝数2回】 【出場数21回】
 
【弟10位】大橋拓文P【優勝数1回】 【出場数1回】
【〃】稲葉貴宇P【優勝数1回】  【出場数2回】
【〃】牧野大樹S1【優勝数1回】  【出場数5回】
【〃】清宮敏夫六段【優勝数1回】 【出場数9回】
【〃】佐藤壮太郎S1【優勝数1回】 【出場数11回】
【〃】横塚元輝S1【優勝数1回】 【出場数14回】
【〃】桑原青人S1【優勝数1回】 【出場数29回】

となっています。上位は常連さんに片寄りました(出場数が多いので当たり前ですが・・・)
一方、プロの人達は出場数と優勝数が近く、負けません、プロ強し

水曜会は毎週水曜日の午後6時にやっています 六段以上が参加ラインですが
強い人達が集まるので観戦もオススメです。

ではまた~

軌跡2

2010-01-31 15:53:10 | 水曜会
こんにちは 続きです


第52回水曜会(2009年1月7日)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】佐藤優太S1


第53回水曜会(1/14)
【優勝】佐藤優太【準優勝】楊橋WS
佐藤(優)さん初優勝


第54回水曜会(1/21)
【優勝】楊橋【準優勝】石塚勇二S1


第55回水曜会(1/28)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1


第56回水曜会(2/4)
【優勝】佐藤優太S1【準優勝】福岡修二S1


第57回水曜会(2/11)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1


第58回水曜会(2/18)
【優勝】宮本康平S1 【準優勝】福岡修二S1


第59回水曜会(2/25)
【優勝】楊橋WS【準優勝】宮本S1


第60回水曜会(3/4)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1


第61回水曜会(3/11)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】楊橋WS


第62回水曜会(3/18)
【優勝】佐藤優太S1【準優勝】楊橋WS


第63回水曜会(3/25)
【優勝】佐藤優太S1【準優勝】太田亮S1
佐藤さん連覇

第64回水曜会(4/1)
【優勝】太田亮S1【準優勝】佐藤優太


第65回水曜会(4/8)
【優勝】楊橋WS【準優勝】太田亮S1


第66回水曜会(4/15)
【優勝】佐藤優太S1【準優勝】高橋真澄S1


第67回水曜会(4/22)
【優勝】楊橋WS【準優勝】高橋真澄S1


第68回水曜会(4/29)
【優勝】楊橋WS【準優勝】太田亮S1
準決勝で楊さんが、初参加の山田拓自プロに勝つ。

第69回水曜会(5/6)
【優勝】石塚勇二S1【準優勝】上原明S2


第70回水曜会(5/13)
【優勝】楊橋WS【準優勝】太田亮S1


第71回水曜会(5/20)
【優勝】佐藤優太S1 【準優勝】横塚元輝S1


第72回水曜会(5/27)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1


第73回水曜会(6/3)
【優勝】佐藤優太S1 【準優勝】楊橋WS


第74回水曜会(6/10)
【優勝】福岡修二S1 【準優勝】吉崎久博S1


第75回水曜会(6/17)
【優勝】横塚元輝S1 【準優勝】吉崎久博S1
 横塚さん初優勝

第76回水曜会(6/24)
【優勝】太田亮S1【準優勝】佐藤優太S1


第77回水曜会(7/1)
【優勝】佐藤優太S1【準優勝】楊橋WS


第78回水曜会(7/8)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】楊橋WS


第79回水曜会(7/15)
【優勝】楊橋WS【準優勝】石塚勇二S1


第80回水曜会(7/22)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】タイソン六段
タイソン六段が準決勝で楊橋さんの大石を撲殺して金星


第81水曜会(7/29)
【優勝】楊橋WS【準優勝】石塚勇二S1


第82回水曜会(8/5)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1


第83回水曜会(8/12)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】横塚元輝S1
若手にも強い福岡さん。

第84回水曜会(8/19)
【優勝】稲葉貴宇P【準優勝】タイソン六段
稲葉プロ初参加、初優勝

第85回水曜会(8/26)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1
アマ名人常石さんが初参加

第86回水曜会(9/2)
【優勝】山田拓自P【準優勝】石塚勇二S1
山田拓自プロ初優勝で面目躍如

第87回水曜会(9/9)
【優勝】楊橋WS【準優勝】石塚勇二S1


第88回水曜会(9/16)
【優勝】山田拓自P【準優勝】楊橋WS


第89回水曜会(8/23)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】楊橋WS


第90回水曜会(9/30)
【優勝】山田拓自P【準優勝】平石冬樹六段


第91回水曜会(10/7)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】石塚勇二S1


第92回水曜会(10/14)
【優勝】楊橋WS【準優勝】金島忠P


第93回水曜会(10/21)
【優勝】太田亮S1【準優勝】石塚勇二S1


第94回水曜会(10/28)
【優勝】金島忠P【準優勝】沼尻明良


第95回水曜会(11/4)
【優勝】金島忠P【準優勝】福岡修二S1


第96回水曜会(11/11)
【優勝】楊橋WS【準優勝】太田亮S1


第97回水曜会(11/18)
【優勝】太田亮S1【準優勝】楊橋WS


第98回水曜会(11/25)
【優勝】楊橋WS【準優勝】太田亮S1


第99回水曜会(12/2)
【優勝】太田亮S1【準優勝】タイソン六段


第100回水曜会(12/9)
【優勝】楊橋WS【準優勝】金島忠P
 谷口洋平さんと湯浅文貴さんが初参加。

第101回水曜会(12/16)
【優勝】楊橋WS【準優勝】吉崎久博S1


第102回水曜会(12/23)
【優勝】太田亮S1【準優勝】楊橋WS

2009年終了




第103回水曜会(2010年1月6日)
【優勝】大橋拓文P【準優勝】福岡修二S1
初参加の大橋プロ、初優勝 碁の内容も圧倒でした。

第104回水曜会(1/13)
【優勝】太田亮S1【準優勝】楊橋WS


第105回水曜会(1/20)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】金子賢S1


第106回水曜会(1/27)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】湯浅文貴S1
福岡さん初連覇 


現在に至ります 楊さん圧倒的ですね その後に金島プロ 福岡さんでしょうか。

ご存知の方もいるかもしれませんが、
誠文堂新光社発行の【囲碁】の雑誌にも一月前の結果が広告に載っているので
よろしければ、そちらも見ていただければ嬉しいです。
















軌跡

2010-01-31 07:30:29 | 水曜会
 いつも見ていただいてありがとうございます 初見さんもはじめまして^^。

かなり長くなると思いますので分割して 編集をしながらの投稿になると思います

水曜会も第一回から始まり、2年が経つようです という事で、
今回は水曜会の第1回から現在までの歴代優勝などの情報を載せます。


第1回8人トーナメント制水曜会(2008年1月9日)
【優勝】金島忠P【準優勝】タイソン六段
初代優勝は金島プロに。

第2回水曜会(1/16)
【優勝】金島忠P【準優勝】太田亮S1
 金島プロ早々と連覇

第3回水曜会(1/23)
【優勝】白光弘昌S2【準優勝】太田亮S1
白光さん初優勝

第4回水曜会(1/30)
【優勝】桑原青人【準優勝】金島忠P
桑原さんは秀策のマスターです。

第5回水曜会(2/6)
【優勝】「太田亮S1」【準優勝】タイソン六段
太田君初優勝。

第6回水曜会(2/13)
【優勝】金島忠P【準優勝】石塚勇二S1


第7回水曜会(2/20)
【優勝】白光S2【準優勝】碕木S2


第8回水曜会(2/27)
【優勝】金島忠P【準優勝】森岡S1
森岡さん、都合により棄権

第9回水曜会(3/5)
【優勝】清宮敏夫六段【準優勝】白光S2
六段での優勝は後にも先にも清宮さんのみです 快挙!


第10回水曜会(3/12)
【優勝】楊橋WS 【準優勝】石塚勇二S1
第十回にて真打ち、楊橋さん初登場!。

第11回水曜会(3/19)
【優勝】楊橋WS 【準優勝】太田亮S1


第12回水曜会(3/26)
【優勝】楊橋WS【準優勝】白光S2


第13回水曜会(4/2)
【優勝】楊橋WS【準優勝】清宮六段
楊橋さん怒涛の四連覇! この記録は未だ破られていない。

第14回水曜会(4/9)
【優勝】金島忠P【準優勝】太田亮S1 
楊橋さん、一回戦で平石六段に討ち取られる 五連覇ならず・・・。

第15回水曜会(4/16)
【優勝】金島忠P【準優勝】楊橋WS
注目の決勝戦は、金島プロに軍配

第16回水曜会(4/23)
【優勝】楊橋WS 【準優勝】石塚勇二S1


第17回水曜会(4/30)
【優勝】楊橋WS【準優勝】石塚勇二S1
石塚さん、連続挑戦するも楊さんの壁厚し。

第18回水曜会(5/7)
【優勝】石塚勇二S1【準優勝】金島忠P
準決勝で楊橋さん決勝で金島プロと強敵を二人倒して、石塚さん堂々の初優勝!。

第19回水曜会(5/14)
【優勝】金島忠P【準優勝】楊橋WS


第20回水曜会(5/21)
【優勝】太田亮S1【準優勝】金島忠P


第21回水曜会(5/28)
【優勝】金島忠P【準優勝】太田亮S1


第22回水曜会(6/4)
【優勝】楊橋WS【準優勝】桑原青人S1


第23回水曜会(6/11)
【優勝】石塚勇二S1【準優勝】金島忠P
金島忠プロ棄権により石塚さん優勝。

第24回水曜会(6/18)
【優勝】石塚勇二S1【準優勝】楊橋WS
 石塚さん連覇

第25回水曜会(6/25)
【優勝】楊橋WS【準優勝】金島忠P
楊さんに微笑む

第26回水曜会(7/2)
【優勝】金島忠P【準優勝】楊橋WS


第27回水曜会(7/9)
【優勝】佐藤壮太郎S1【準優勝】楊橋WS
 佐藤さん初優勝

第28回水曜会(7/16)
【優勝】金島忠P【準優勝】佐藤優太


第29回水曜会(7/23)
【優勝】楊橋WS【準優勝】金島忠P


第30回水曜会(7/30)
【優勝】楊橋WS【準優勝】石塚勇二S1


第31回水曜会(8/6)
【優勝】金島忠P【準優勝】佐藤優太S1
今回から埼玉の強豪福岡修二さんが初参加。

第32回水曜会(8/13)
【優勝】楊橋WS【準優勝】佐藤優太


第33回水曜会(8/20)
【優勝】太田亮S1【準優勝】楊橋WS


第34回水曜会(8/27)
【優勝】楊橋WS【準優勝】石塚勇二S1


第35回水曜会(9/3)
【優勝】楊橋WS【準優勝】太田亮S1


第36回水曜会(9/10)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】桑原青人S1
福岡修二さん初優勝。

第37回水曜会(9/17)
【優勝】楊橋WS【準優勝】石塚勇二S1


第38回水曜会(9/24)
【優勝】楊橋WS 【準優勝】平石六段


第39回水曜会(10/1)
【優勝】宮本康平S1 【準優勝】石塚勇二S1
宮本さん初参加で初優勝!宮本さんは元院生Aクラスだそうで、この活躍も頷けます。

第40回水曜会(10/8)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】楊橋WS
今回から初参加の牧野大樹さん(プロ試験本戦経験者)
と高橋さんに宮本さんが混じっての優勝、福岡さん殊勲!。

第41回水曜会(10/15)
【優勝】牧野大樹S1 【準優勝】楊橋WS
牧野さん初優勝 強い

第42回水曜会(10/22)
【優勝】楊橋WS【準優勝】牧野大樹S1


第43回水曜会(10/29)
【優勝】石塚勇二S1【準優勝】福岡修二S1


第44回水曜会(11/5)
【優勝】楊橋WS【準優勝】宮本S1


第45回水曜会(11/12)
【優勝】楊橋WS 【準優勝】桑原青人
 準決勝でマスターが福岡さんを倒しただけにもったいなかったです。

第46回水曜会(11/19)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1


第47回水曜会(11/26)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】楊橋WS


第48回水曜会(12/3)
【優勝】楊橋WS【準優勝】福岡修二S1


第49回水曜会(12/10)
【優勝】楊橋WS 【準優勝】宮本S1


第50回水曜会(12/17)
【優勝】福岡修二S1【準優勝】石塚勇二S1


第51回水曜会(12/24)
【優勝】金島忠P【準優勝】石塚勇二S1


読み辛いかもしれません、申し訳ないです
2008年号の水曜会は51回で終わりましたので、続きはまた次回

第106回水曜会 1/27

2010-01-28 00:17:12 | 水曜会
こんばんは 今から2時間ほど前に決勝戦が終わりました 
只今、秀策の近くでキーボードを打っています

それでは、そろそろお馴染みの参加者から。

「楊橋WS」「福岡S1」「石塚S1」「湯浅S1」
「吉崎S1」「太田S1」「沼尻S2」「タイソン六段」

湯浅さんとタイソン選手(日本人です訳アリ)が本ブログでは初登場ですね
水曜会では久しぶりの参加の湯浅さん タイソン選手は秀策では常連の人で何度も参加しています 

【一回戦】
「楊橋WS」対「吉崎S1」手合いはS1のコミ2目半出し

このお二人、一回戦の当たる確率№1です ケンカップでも、前に当たったようで
  厳正に引いた抽選でまたも当たり さすがのお二人も苦笑いだったでしょうか
  時間ギリギリまで頑張るも、吉崎さん無念の投了【楊橋WSの勝利】

 「福岡S1」対「石塚S1」手合いは互戦
【福岡S1の勝利】

 「湯浅S1」対「タイソン六段」手合いは六段の先逆コミ6目半もらいか2子の6目半出し

本ブログの初登場同士の対決 湯浅さんは若手でプロ修行中の強者
タイソン六段はあだ名だそうです。実際の参加表には実名を使っていますが 
色々な事情で、ブログではこういう形になりました。結果は【湯浅S1の勝利】

「太田S1」対「沼尻S2」手合いはS2の定先
【太田S1の勝利】

【準決勝】

「楊橋WS」対「福岡S1」熱戦の末、【福岡S1の勝利】

「湯浅S1」対「太田S1」快進撃!【湯浅S1の勝利】

【☆決勝☆】

   【湯浅S1】対【福岡S1】の決勝対決となりました

【棋譜再生】

福岡さんの黒番で開始
序盤 黒37の33入りと白46 これが両選手の強みなのではと思いました

検討の感想では 両者共に、序盤は黒良かったとの事

上辺の黒の進行に問題があったようで白98で形勢逆転、と福岡さん

中央で白が打ち過ぎがあった模様、 左辺の黒石を捨て127から137が福岡さんの大英断
黒優勢のようです 下辺がまとまり 湯浅さんが投了 【福岡S1の勝利】

福岡さんが連覇しました おめでとうございます

そして参加者の皆様、今回もお疲れ様でした。 
                     それでは次回もまたよろしくお願いします











真剣師N氏のお話

2010-01-25 01:31:43 | 最近の出来事
みなさんこんばんは今回は趣旨を変えて、
N氏についてのエッセイを好き勝手に書かせてもらいます。(本人許可済み)
内容が内容なので(全体的にキツイ表現になっています)
この手の話が苦手な方は閲覧をオススメしません。




歌舞伎町碁界の真剣師もとい、目碁師N六段を私は見た。
(注:目碁とは10目単位の差でお金が動く碁です例:0~10目一番11~20目二番)
いわゆる懸賞碁打ちである  まずNさんの棋風についてお話をしなければならない

一言で言うと異端の部類に入る碁打ちだと思う

まずNさんと初めて盤に向った相手は驚くだろう 力が半端ではないのだ
暴力が碁を打っているような感じで、愚形のアキ三角・陣笠・ヘボコスミ
一線を這って無理矢理石を逃げたり、取りにいくなど打つ相手は戦いに絡まれると
一族郎党引き連れて逃げなくてはならない

下手がNさんと打てば下手はボロボロになってしまう、
ではNさんより上手はどうだろうか ハンデは有りで
布石は上手がうまく立ち回る 中盤には形勢は白が有利―――になるのだが

ここからNさんは無理矢理石を切れ切れにして上手がドロドロの戦いに引きずり込まれる
Nさんは私が言うのも失礼なのだが、布石はあまり上手ではない、
どんどん甘くなってしまうのだ、しかし 凝り形で屋上屋を架すその厚すぎる碁が
戦いになると、どんな無理手も成立してしまう、例えるなら亀の甲の隣にポン抜きを作る碁

結果――― 戦いになると上手の石がボロボロになる
それも元東京都代表が・・・。 これは驚くべき事で、 
「こんな下手がいるのか・・・」と上手でも驚く事しきりだ
もちろん Nさんもその棋風から読み違いで逆にツブされてしまうケースも少なくはない
こういう碁は本来 勝ち続けなければならない真剣師としては問題だ

しかしこの碁に魅せられた人達も多い(下手、上手限らずファンも多い?)
Nさんの対局が始まると観戦者がいつも多くなる 
その無法な碁に爆笑したり、感心して見たりと
そういう意味合いでは 本来のゼニを取る碁という意味で向いていると思う。

私は、Nさんの碁の理屈というか考え方に衝撃を受けている、
その一例として まずNさんは布石から普通の人が考えない事を考えているのだ
特に大勝負の時ほどあえて考えるらしい。

Nさんの碁を観戦してできた形なのだが、こういう形ができた図1

 
この場合みなさんなら間違いなく図2、このように生きるだろう
図2

しかしNさんは・・・、


 図3 このように生きる 

理由は簡単である 相手からのコウダテが1コウ減るからである
しかし実質ハッキリ一目損 碁は最終的に地の多い方が勝つゲーム・・のはずなのだが、
この人の場合そういう概念はないと言っていいだろう 

本来、このような2目の地をあえて、一目の地で生きるという異常な状況は
大コウが既に起きてしまってる時に相手がコウダテで図1のような形で利かした時に
あえて図3のようにコウダテを作らせないように生きる・・・
というならよくある話なのだが・・・ もちろんNさんの場合、序盤・中盤関係なしなのだ


笑ってしまった人もいるだろうか しかしこれがあまり馬鹿にできないのである
このような似た形が一局の碁に三つもできた事がある
しかしこの3コウダテを減らす事によって
後に大コウができた時にNさんの1コウ勝ちで無傷で大石を召し取ってしまった・・・

このように序盤からコウダテを考えながら打ったり ひどい話では
Nさんは序盤から無理矢理戦いにして自分からツブレる、その後コウができると相手は
勝てない、なぜなら 死んだ石が無限にコウダテになってしまうから・・・
(不発でそのまま負ける事もあり)
他にも下手などはかなり酷い目に遭わされた人もいたようで、
Nさんが11手不利のヨセコウを 最終的にNさんがぶち抜いて解消してしまうなど

この人とコウをしても大抵は先程述べたような展開になるので、上手がコウを避けたり
仮になってもすぐに全て謝ってしまうという人もいた

時には自爆ばかりするという暴挙のあまり
最後にはNさんの盤面の石が全滅に近い形で終わるという事もあり
目碁ではNさんが大金を払う羽目になった事もあったのである・・・(実はよくある事です)
(終)

ここまで読んでいただいてどうもです。

秀策にはNさん以外にTさん、宿の寅など、書きたい事は尽きません
 
拙い文でお恥ずかしい限りですがまだ続きます
                   
それではまた~   
 


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