こんばんは。今日は佐々木修先生の棋譜を載せます。
【棋譜再生】
【棋譜再生】
【棋譜再生】
【棋譜再生】
【―――回顧録―――】
生前に佐々木先生がよく下手が置石を沢山置いた時に使っていた布石です。
9子局の碁。
修先生は白13までの構えをよく打っていました。
なぜそのような布石をするのですか。と訊ねると
「置き碁はどう打っても苦しい。9子局なんかだと、白がかかる、黒が受ける。
これで1対10と不利な戦いから始まる。この不利を少しでも最初に和らげるために
こういう風に13と石が繋がるように序盤から打っておく。
一見実がないようだけど、これで置石の効力が減るんじゃないかな。」
下辺の五つの石はなかなかにしゃれていると思う。と顔をほころばせていたのを今でも思い出します。 白15から戦いを起こせば 下辺の白石が活きてきそう。
今ふりかえると修先生は実は梶原先生並に石の形にこだわりが強かった気がする。
生前によく「布石は理屈で打つもの」「置碁でも無理手は打ってはダメ」
「形は崩れないように」と仰っていました。
私は今思うとそこに佐々木修師の基本信念が
あったように思います。
【棋譜再生】
【棋譜再生】
【棋譜再生】
【棋譜再生】
【―――回顧録―――】
生前に佐々木先生がよく下手が置石を沢山置いた時に使っていた布石です。
9子局の碁。
修先生は白13までの構えをよく打っていました。
なぜそのような布石をするのですか。と訊ねると
「置き碁はどう打っても苦しい。9子局なんかだと、白がかかる、黒が受ける。
これで1対10と不利な戦いから始まる。この不利を少しでも最初に和らげるために
こういう風に13と石が繋がるように序盤から打っておく。
一見実がないようだけど、これで置石の効力が減るんじゃないかな。」
下辺の五つの石はなかなかにしゃれていると思う。と顔をほころばせていたのを今でも思い出します。 白15から戦いを起こせば 下辺の白石が活きてきそう。
今ふりかえると修先生は実は梶原先生並に石の形にこだわりが強かった気がする。
生前によく「布石は理屈で打つもの」「置碁でも無理手は打ってはダメ」
「形は崩れないように」と仰っていました。
私は今思うとそこに佐々木修師の基本信念が
あったように思います。