【水曜会トーナメント一回戦】
エントリー№Ⅰ【高嶋湧吾S1】VS №Ⅱ【王万里矢S1】
現在、院生Bクラスのお二人。
今期は二人とも不調のようで、残留争いのため席の確保が大変の模様。
新進気鋭らしく、戦いに終始した碁を見せていただきました。
王さんの序盤の目ハズシを使った布石が印象的。
【王万里矢さんの勝利○】
№Ⅲ【井場悠史S1】VS №Ⅳ 【石本六段】
石本さんは初出場の若手です。
途中まではいい勝負でしたが、
ポカが出てしまった。【井場悠史さんの勝利】
№Ⅴ【沼尻明良S2】VS №Ⅵ【名護晋一郎六段】
ブログ創設から観ていただいてる方にはご存知の方もいるでしょう。
そうなんです。【N六段】の登場です。
終局図が 盤面の上半分が黒の巨大な地で下半分が巨大な白地でワカレました。
お互いに盤上は死屍累々の如くです。さすがに噂にたがわぬ碁を打っていただきました!
ありがとうございます!!。【名護さんの勝利】
№Ⅶ【村上裕貴S1】VS №Ⅷ【楊橋WS】
一回戦でなかなかの組み合わせ。
もしやと、期待していましたが・・・。
【楊橋さんの勝利】
【水曜会トーナメント準決勝戦】
№2【王万里矢S1】VS №3【井場悠史S1】
井場さんは王さんが苦手のようです。 水曜会の対戦戦績は王さんの3連勝中。
王さんが先番。 中盤で白がやや打ちやすい局面で
井場さんが小目のオオゲイマジマリから一間トビで閂を下ろして、勝利宣言。
盤石の打ちまわしだったようです。ここから巻き返しなるか。【井場さんの勝利】
№6【名護六段】VS №8【楊橋WS】
アマチュア界では、もう楊橋さんはかなりのメジャークラス。
名護さんも楊さんの実力は承知の上で殴り合いに持ち込んだ。
そしてこの碁でも出てしまいました!
このような形で(周りの形は違いますが)
相手からのコウダテが少ないですよと主張しています。
このような事をしてから、コウを仕掛けにいく名護さん。果敢な作戦でしたが。
楊橋さんの打ち方は派手な手はないものの、鉄壁の一言。
最後は標的(相手の眼のない石)を失った上に名護さんの
石達の薄みだけが目立ってしまい空中分解してしまった。
【楊橋さんの勝利】
【水曜会トーナメント決勝戦】
№3【井場悠史S1】対№8【楊橋WS】
中盤から大ヨセまで誰が見ても楊橋さんの勝勢。盤面でも優勢という碁形
手合いが黒コミ2目半出しと互先より黒に4目のハンデがありますが、
それでも勝ちは揺るがない・・・。 しかしここから井場さんの追い上げは目を見張る
正確に相手の嫌味を突いたヨセで揺さぶる。
楊橋さんは優勢とわかっているので妥協して安全にヨセた。
しかし緩みに緩んで(結果的に5~7目損?)
ついに黒半目勝ち(盤面4目)の大逆転勝ち。
さすがの楊橋さんも局後に悔やんだ。
【井場悠史さんの優勝】
優勝 井場悠史
準優勝 楊橋
三位 王万里矢 名護晋一郎