引き続き、ハンドメイドアクセサリーの新作を紹介します。
シリーズ展開するかもですが(というか、するつもり)、その発端、「五月待つ花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする」という和歌に着想を得た作品です。
アイデアだけは、随分前から話していた十二単イメージイヤーカフ、やっと完成しました。
シリーズ展開するかもですが(というか、するつもり)、その発端、「五月待つ花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする」という和歌に着想を得た作品です。
畳縁と綸子の布を重ねて、十二単の袖口をイメージしました。
花ビジュー飾りの下に、十二単の袖が揺れます。
橘なので、花色は緑がかった白と、実をイメージしたオレンジで。
袖の配色は、重ねの色目「花橘」(表:朽葉 裏:青)の組み合わせで。
ちなみに、「青」と書いていますが、現代で言うところの「緑」です。
現代の「青」は、「瑠璃」とか「中縹」が近いかなぁ…。
十二単イメージ作品で使用している綸子の布は2タイプあって、糊が効いてパリッとしているものと、糊のないなよっとしたもの。
なよっとしたタイプの方が柔らかい印象で好きなのですが、裁断したり折ったり縫ったりと扱い易いのは糊が効いているタイプ。
リボンバレッタくらい大きさがあれば、どちらを使っても形になるのですが、このイヤーカフのサイズだと、柔らかい布は扱いにくくって…(泣)
少々、大きめに裁断・縫製しないとうまいこと形にならなくて、試作のものよりダボッとした印象になってしまったでしょうか…。(試作は、糊が効いたタイプなので。)
アクセサリー金具は、蝶バネ式のクリップタイプです。
左耳への装着を想定した仕様となっております。
販売価格は400円です。
今夜12時からの販売開始を予定しております。
どうぞ、よろしくお願い致します。