兵庫県宝塚市:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー過敏症などの専門院 たからづか自然療法院の院長のblog

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新型インフルエンザワクチン報道で思うこと

2009年10月06日 | 健康情報
はじめに…。

過去にこのエントリなどでも書いていましたが、インフルエンザの予防接種は感染予防にはなりません

にもかかわらず、関係機関では季節性インフルエンザのシーズン前になると「インフルエンザに罹らないために予防接種を受けよう!」とキャンペーンを展開していた。

インフルエンザに罹らないために”である。


新型インフルエンザが猛威を振るいそうなこの冬季を考えると、予防接種に必要なワクチンの数が絶対的に不足している。

生産を急いだところで既存の設備、方法で出来る量はしれている。

そこで採った対策は「リスクを承知で海外のワクチンを輸入する」、「接種出来る人間を限定する」である。

しかしながら、”新型”ということで既存のインフルエンザに対する以上に国民の予防接種希望者は多いのが現実だ。

当然のことながら、政府の上記対策だけではワクチンの絶対数は不足してしまう。

そこで新たに採られた対策が、
「インフルエンザワクチンは感染予防を目的にはしておらず、重症化を防ぐ目的のものです」
と知らしめ、国民の新型インフルエンザ予防接種希望熱を削ごうというものだ。

近頃の報道番組でのインフルエンザ関連ニュースの末尾で、頻繁にこの注意ごとが付け加えられるようになっている。

とうとう今まで国民を騙して来たことを暴露してしまった格好だ・・。

今まで「予防接種したのにインフルエンザに罹ったよ・・」と疑問を抱きながらも毎年のようにインフルエンザの予防接種を受けて来た人達にしてみたら、正に無駄なお金を使わされた挙句に騙されていたことを教えられたようなものだ。

政府が民主党に変わったからなのか、ただ単に予防接種パニックを避けたいためだけなのか分からないが、新たな展開になって来たことは確かなようだ。

このまま正しいことだけを広く国民が知るところとなって欲しいものである。


今まで何度も繰り返して言って来たが、「手洗い、口・鼻うがいに勝るインフルエンザ予防は無し!」である。


written by 兵庫県宝塚市(川西市/西宮市/伊丹市など)のアレルギー・過敏症治療 "たからづか自然療法院"
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