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久しぶりのシルクスクリーン。(シルクスクリーンとは、版画の一種です)
おそらく一年ぶりか、それ以上。。。
緊張感漂う刷り作業。
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普段、デジタルで仕事をしていると、コマンド一つで消去ややり直しができてしまうことに慣れっこになってしまいます。
以前友人が、「こぼしたコーヒーを、⌘Zで処理しようとした」という話を聞いて、かなりのデジタル病だな〜と思ってましたが、
私も最近ノートに書いたメモを読んでいる時に、画面を送ろうと紙の上をスワイプしてました。
デジタルは便利だけど、現実世界はあくまでアナログ。
失敗しても無かったことにはできないし、ライフは一個しかないんだということを、「わかってるよ!」と思っていても、
時々忘れているのかもしれません。
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時々、こういうアナログな作業をすると、一方通行の時間軸をふと意識するのです。
そんな、人生観を揺さぶられながら今回刷ったものとは、夫のユニフォーム。
夫は、安全インストラクターとして、全国での講演やワークショップを生業としております。
講演もワークショップも、まさにライブ活動。
時間軸の中で、この出来立てのユニフォームたちも、襟汚れや脇汗で煮しめたみたいに変化していくことでしょう。。。