「手作りだよ。」
と言うと驚かれるアイテムの一つ、ジーンズ。
素材的に縫うのが難しそうだったり、ステッチが多かったりで、家庭用のミシンで作れるの?と思われるみたい。
たしかに、ジーンズは家庭用ミシンで縫えるギリギリのアイテムと言えるかもしれない。
ミシンのスペックによってはパワーが不十分な場合もありますが、そこそこパワーがあれば、そしてデニムの硬さ次第では家庭でも作れるアイテムなのですよ。
ミシンで縫うにあたって、どこが一番縫いづらいかと言うと、ボタンホール。
パンツのボタンホールは、ジーンズに限らずちょっと難しい。
なぜか。
ウエストベルトは狭い範囲で布が重なっていて、厚みが一定ではないのです。
なので、コンピューターミシンだと誤作動を起こしやすいわけ。
ボタンホールはミシンが勝手に縫うようにプログラムされていて、設定をしたらボタンに合わせたホールをぐるっと縫ってくれます。
でも、誤作動を起こすと途中で止まったり、設定したサイズにならなかったりするんですよ。
そういう時は、コンピューターミシンよりも電子ミシンの方が融通が効きますね。
電子ミシンは手動なので、自分のさじ加減でボタンホールを縫うことができます。
ちなみに、コンピューターミシンによっては、手動でボタンホールを縫える機能が付いている場合もあります。
あるいは、手縫いでボタンホールを作るという手もあるよね。
ボタンホールさえクリアできたら、家庭用ミシンで作れないものって、ほとんどないと思います。
少なくとも普通の生活の中で着る服で、作れないものはないですね。今んところ。
☟ただいま発売中!