かわいいテキスタイルのクッションがずら〜り!
東京都現代美術館で開催中の展覧会「ミナペルホネン/皆川明 つづく」。
ファッションブランド「ミナペルホネン」というと、オリジナリティ溢れるテキスタイルデザインが思い浮かびます。
独特の世界観や色使い、素材感など。
素敵!と思いつつも、なかなか手が出ないお値段なのが悩ましい。
もちろん、ファブリックとしても販売されているミナの生地ですが、あのマリメッコ よりもずっとお高い!
洋服は無理だとしても、このくらいのクッションカバー ならば作れるかな〜と試算してみる…。
なんでこんなに布が高いのだろう?という疑問は、この展覧会で明らかに。
とにかく、デザインから生産に至るまでの手間やこだわりがすごい。
そもそも、ミナのブランドコンセプト自体が大量生産や短いサイクルでの消費を否定している。
ブランド設立当初のものから最新の服まで、400着以上が並べられたコーナー。
どれも普遍的なデザインで、いったいどれが古くてどれが新しいのかわからない。
普通なら、25年前の服なんて古臭くて着れないわ。と思うところだけど、ミナの服にはそういうファッションの常識が
当てはまらないのだ。
シーズンごとに流行が作られるファッション業界にありながら、普遍で勝負しているブランド。
それを25年前から貫いていることにびっくりしちゃう。
四半世紀の間には、ボディコンブーム、ブランドブーム、ファストファッションブームなどなど、ファッションは大きく変わって
いるにもかかわらず、淡々とミナペルホネンの世界観を守り続けてきたんですね。
それってもう、ほとんど悟りの境地。
今回の展示では、デザインから刺繍やプリント、縫製の様子まで、服作りの裏側をみせる映像もたくさんあって、
職人さんたちの仕事にもスポットを当てている。
ファッションという華やかな世界を作っているのは、地味で淡々とした仕事なんですよね。
多くの手仕事の積み重ねで一つの服が作られていく様子を見ていたら、私の創作意欲もむくむくと湧いてきました。
あ〜、とにかく何か作りたい!
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