+ HitoriGotO +

何気ない日常を独り言の様につらつらと…
たま~に京都弁も飛び出す『 HitoriGotO 』♪

「あなたへ」と「ツナグ」

2012年10月21日 | ブログ
どうも映画館が苦手な私。
映画館ってよりも、同じ空間で観てる人が居るのが苦手・・・なのかも・・・。


なので、本当に大きなスクリーンで観たい映画が無い限り、映画館に足を運ぶ事が無いのですが、
ここ1か月の間に、2度も映画館に足を運びました。


9月に観たのは、高倉健さん主演の『あなたへ』
小説版を大好きな作家:森沢明夫さんが書かれてるので、映画より先に小説を読んだんです。
人と人の繋がりとか、言葉の大切さとか・・・森沢さんの書かれる文章の優しさと、
小説の中に出てくる地図を頭の中で追う楽しさに、夢中になって読んだ1冊。

だからこそ、映画って形で観る事に少し抵抗があったのです。
映画と小説のどちらもがある場合、絶対に話の展開が少し異なるんですよね。


映画を観て感動して、小説を読んだら、まったく感動せんどころか、おもしろくも無かったとか、
その逆もしかり。
なので、小説を読んだ時点で、映画は観るつもりは無かったのですが、
TVでやってた高倉健さん特集をみて、映画も観てみたいと思って映画館に足を運びました。

小説とは少し異なった展開部分もあったけど、それが映画全体を物凄くいい方向にしてて、
初めて映画も小説も良かったと思えました。




この『あなたへ』を観に行った時に、予告編として上映されていたのが、
小説家:辻村深月さんの『ツナグ』。
映画を観る前に、小説を買ってはいたのですが、なかなか読めないままに映画を観に行く事に。

ただ結果的には、先に映画を観て良かったと思いました。
小説がイマイチやった・・・ってワケじゃなくて、映像で観て感じた事とか思った事を、
文章を読む事で再度考える事が出来たのです♪


使者(ツナグ)は、たった1度だけ、死んだ人と生きてる人間を会わせる事が出来る人。
生きてる人は色んな想いを持って、亡くなった人に会う。
1つの話の中で、色々な人がそれぞれの想いを持って、使者(ツナグ)に再会を依頼するって話。


もし・・・・本当に使者(ツナグ)が存在して、本当に亡くなった人に会わせてもらう事が出来るとしたら・・・。
私は誰に会って、何を伝えるかな?
そんな事を考えずにいられないお話でもありました。




『あなたへ』とは全然異なる話やけど、人と人との繋がりとか、その意味とか、人の想いとかを、
すごく感じて、すごく考えさせられる映画でした♪





虹色☆

2012年10月21日 | ブログ
この1週間で、いきなり秋が深まった・・・つか、秋らしい秋があったのかと思う程、急に季節が変わってる気もするのですが・・・。

寒さに弱い私にとって、手袋は冬の必需品。
しかも、恰好だとか、見た目にこだわった洒落た手袋ではアカン!!
中がフリースだとか、毛糸だとかのもこもこなのですら、指先が冷たくなるのは避けられないのです。



そんな私が、少し季節先取りで見つけたのが、虹色のもこもこな手袋♪
これ、ネパールの方の手作りだそうで、外は毛糸、中はフリースでムチャあったかい(≧ω≦)
しかも、指先を出してでも、隠してでも使えるので、ちょっと何かしたい時に、わざわざ外さなくてもいい!!
何よりも、「虹色」が私のツボにピッタリで、一目惚れ&ほとんど迷う事なく購入しちゃいました(笑)

今年の冬はこの手袋をして、色んなトコに出掛けたいと思います(^皿^)


KEEP ON SMAILING@比叡山

2012年10月21日 | ブログ
昨日(10/20)、比叡山延暦寺の法華総持院東塔前特設ステージで行われた、
『KEEP ON SMAILING FOR CHILDREN PRPJECT~こどもたちの新しい明日へ』と題したイベントライブに行って来ました。

昨年の東日本大震災で犠牲になった方々の中には、親を亡くして震災孤児となった子がたくさんいます。
そんな子供の為に音楽を通して何か出来ないか・・・って事で、収益の一部を義捐金として寄付する目的で、
このイベントが開催されたそうです。



イベントライブが始まるまでは、延暦寺境内を自由に散策してもいいとの事。
とは言え、延暦寺の敷地はライブイベントのある「東塔」の他にも「西塔」「横川」とあり、
それぞれが離れている為、実質的には「東塔」のある範囲内での移動に限られてしまうんですよね。


17時前、延暦寺内に入ると、ちょうどリハーサル中だった様で、音が聴こえてきました。
音楽と鐘楼のごぉ~~~んって音が相まって、なかなか素敵な感じでした(笑)

遠くにリハの音を聴きながら、境内散策へ。
京都市内から車で30分程の距離にあるとは言え、ここに来るのは人生で2回目。
しかも、東塔周辺に来るのは初めての事。

ウロウロするものの・・・この時期、通常拝観は16:30までなんですよね。
なので、すべてのお堂は扉が閉まった状態。
しかも、東塔・阿弥陀堂には入れず・・・。
阿弥陀堂前にある水琴窟の音を聴きたかったのに・・・残念・・・(・ω・`)




ただ19日から始まった夜間拝観の都合で、根本中堂のみ内部拝観も可能だったのですが、
これまた、ライブチケでは入れないとの事で、とりあえず外から見ておきました。
 
   




日が暮れると同時に、気温は一気に下がってきて、おまけに風も吹いてくるしで、体感温度は初冬の様。
しかも、いきなりの頭痛に襲われて、後頭部がザクザクする痛みで動けず・・・。
常備してる鎮静剤をいつもの倍(普段、2つ飲まないといけない所、1つしか飲んでない)飲んだにも関わらず、
薬の効きが遅くて・・・寒さと痛みにしばし耐えておりました。

ようやく少しマシになったので、じっとしてたら寒いかと動き出したのですが・・・
う~~~ん;;;
何だろ・・・この痛みは・・・って状態のまま。
ぼちぼち歩きながら、ライトアップされた木々やら、文殊楼やらを見て廻る事に。

    



      



            

 




木々の間からは、滋賀県の夜景がチラホラ。
写真では分かりにくいのですが、かなりキレイやったのと、見る場所によっては、手前が真っ暗に。
真っ暗な部分は=琵琶湖なんですよ♪

           



ぶらぶらしてる内に、何とか頭痛も収まり、ちょうど時間にもなったので会場へ。
ライトアップされた東塔の上には、ぽっかりと浮かぶ三日月。




何とも言えない、幽玄な雰囲気でした。

           


こっちは携帯画像。
写真下部に、ちらっとステージが見えてたり☆

 



肝心のライブはと言いますと・・・。
出演者⇒ゴスペラーズ、石丸幹二さん、森友嵐士さん、Tinaの4組。
当たり前ながらも、4組ともハンパない歌唱力の方達でした。

●Tina●
初めて聴いたけど、すごくパワフルな声の持ち主の女性歌手。
衣装も薄着で、最後の曲では鼻を鳴らしながらも熱唱してはりました♪
その”鼻水”ですら笑いに返るTina。
かなり好感の持てる女性でした☆

●石丸幹二さん●
元劇団四季の方だけあって、ミュージカルで英語の曲に日本語歌詞を付けて歌われてるらしく、
昨夜もショパンの「別れの曲」や「You raise me up」等を日本語歌詞で聴かせて頂けました。
よく知ってる曲でも、日本語歌詞が付くと、また全然違った曲になるんですよねぇ~♪
ホンマに素敵な歌声でした。

●森友嵐士さん●
知る人ぞ知る元T-BOLANのボーカリスト!!!
T-BOLANと言えば、昔よく聴いた『離したくはない』ですよ~~~(≧▽≦)
すごく歌詞が良くて、すごく好きやったこの曲を初めて生で聴けるとは思ってもなかったです!!

詳しくは知らないのですが、一時期、声が出なくなって歌う事さえ出来なくなられたんですよね。
歌手である以上、歌えなくなるって事は、想像以上に悔しくて、悲しい事やと思うのですが、
それを乗り越えて、またこうして歌われてる事に、すごく感動しました。

●ゴスペラーズ●
リハの音が漏れ聴こえてただけに、始まる前からセットリストが丸分かりでした!!
境内に入った途端、てっちゃんの♪愛してる~~~♪♪なんですもん!!(笑)
聴こえてた中で印象的やったのが、STEP!のみ、2回リハしてた事!!
まぁ、新曲ですからね~(^皿^)

セットリストは、世界遺産の比叡山延暦寺の荘厳な雰囲気に合わせてか・・・

1.ひとり
2.永遠に
3.ミモザ
4.STEP!
5.BRIDGE

の5曲でした。

黒ぽんの声の調子がイマイチやったのか、特に「永遠に」では高音がかなりきつそうで、
聴いてる方も「もう声出さんでええから;;;」と思う程でした。
調子がいい時には、すこーーーーんって通る声やのになぁ~。

それと、今回のバンドメンバー/キーボードは、「ミモザ」の編曲をされた清水信之さんがいらっしゃいました。
清水さんのキーボード生演奏で「ミモザ」を聴ける機会なんてそう滅多に無い事!!!
こういうイベントならではの事で、これまた贅沢なひと時でした。


5人全員が初めて比叡山に来た事。
くねくねした道を上がってくる途中、視界が開けた時に見える琵琶湖が絶景やった事。
場所が場所だけに、歌う曲や、MCの内容をすごく考えた事。
そして・・・東日本大震災に対する想い。
笑いあり、でも真面目な話もありなMCでした。



後から一緒に行った方に聞いた話なのですが・・・。
帰りのシャトルバスでお隣に座られた方が、どうやら石丸幹二さんのファンの方達だったらしく、
初めてゴスを見られた様なのです。
「ゴスペラーズって、あんなにおもしろいんやねぇ」って会話を繰り広げられてた様で・・・。

みなさん、「ゴスペラーズ」って聞くと、「バラード=静」のイメージが強いんやろねぇ~。
でも!!でも!!!!
「動」のゴスペラーズ程、そこいらの芸人さん以上にオモローな事はありません!!(笑)
ぶっちゃけ、昨日のMCなんて、ゴスマニにしてみれば「言う程おもしろかったかぁ~?」ってなレベルです!!(笑)



って、少し話が反れてそもた・・・(^^;)

今回、2列前に背の高い方がいらしたんですよ。
しかも、ちょうどステージの一部が全く見えない状況のままで・・・。
まぁ、仕方無いと言えば仕方無いのですが・・・(T^T)

"5"スペラーズを見られたのは、最後の最後に、出演者全員がステージに揃った時だけで、
ゴスのステージん時は、常に"3"ペラーズ・・・たまぁ~にチラッと"4"ペラーズが見える位で・・・。

声は聞こえど姿は見えぬ・・・(T-T)
ふと見上げた夜空には、無数の星が輝いてたので、もう途中からは視覚で楽しむのを諦めて、
贅沢にもゴスの生歌をBGMに星空鑑賞を楽しんでました!!(笑)
が、ホンマに星がキレイやった!!
市内に戻ってきて見上げたら、星の少なさにがっかりしたくらいで・・・。


ちょうどオリオン座流星群の時期とも重なったせいか、ライブ中にも2回星が流れた様です。
1度目は、石丸幹ニさんが歌ってはる時に、すごく明るい星がすっと流れたのを見ました(≧ω≦)
2度目・・・こっちは私は見られてないのですが、見た方いわく、ゴスの「永遠に」のサビ部分で流れたそうです☆



普段足を運ばない世界遺産に囲まれて、星空の下、素敵な歌声を聴けて、
時にはその歌声をBGMに星を見上げたりして・・・。
本当に贅沢な時間を過ごす事が出来ました♪♪


ただ・・・・・・ホンマに寒かった・・・。
寒いやろうと予測はしてたし、防寒グッズも持ってってたけど、その予測を超えた寒さな上に、
ときおり吹く風が体感温度をさらに低くしてましたねぇ。
下に降りてきた時のあたたかさが何とも言えへんかったのは、ここだけの話で・・・(^▽^)