なんか最近映画ばっかり観てるな。昨日は「ヒトラー」を観た。2週間で5本。こんなに短期間で集中してみたのは初めてだ。
さて、中身はというと、大戦の末期、ナチスドイツの衰退、そしてヒトラーの最期までとその後のしばらくを、ヒトラーの秘書の視点から、それこそひたすら淡々と描かれている。
ヒトラーの生涯は、その昔水木しげるのマンガで読んだことがあるが、正直あまり記憶がない。ヒムラーとゲッペルス、そしてエバの名前を覚えていたくらい。
観終わった後に感動とか、爽快感とか、そういった感情が起こる作品ではない。どちらかというと、終始重い雰囲気が漂う。けれど、決して観て損をしたとか、そういうこともない。これはこれでいいんだと、そう思える。
とにかく、ヒトラー役のブルーノ・ガンツは、かなり研究したんだろうな。まるで本人を見ているように(当然本人を知っているわけではないのでそう言い切るのは間違ってるんだが)思えるくらいしぐさや話し方がはまっていた。普段は静だが、感情が高ぶると早口にまくし立てる。おそらく本人もこうだったに違いない。そしてその周辺の人間模様。忠誠を誓いながら離れていく者、家族共々最後まで付き従う者、第3帝国の崩壊していく様は、まるでドキュメンタリーを見ているような感じ。
劇中、ヒトラーの国民への考え方がセリフとなって現れているところがいくつも出てくるが、それらがヒトラーに対する同情を排する役割を担っている。彼はあくまで大悪人であると。映画を観ていると、最後の方なんかはもう哀れにすら思えてしまうが、しかしそれも「自業自得」なんだと。
2時間半の長さだったが、それほど長さを感じはしなかった。ただ、ヒトラーが死ぬまでは淡々ではあるものの、それなりに引き付けるものがあった。しかし、死後のシーンはあれほどやる必要があったのか?ヒトラーが死んで、ドイツが降伏するまでをやるっていうのはいいんだが、あのよく分からない逃亡シーンの意味は?秘書とちびっ子ミカ・ハッキネンが手を繋いでソ連兵の中を通り抜け、自転車を乗っていくところは少し間延びした感じだった。あの部分は正直「いつまでやるの?」と思ってしまった。
それにしても、秘書ユンゲ役の人は綺麗だったな。
さて、中身はというと、大戦の末期、ナチスドイツの衰退、そしてヒトラーの最期までとその後のしばらくを、ヒトラーの秘書の視点から、それこそひたすら淡々と描かれている。
ヒトラーの生涯は、その昔水木しげるのマンガで読んだことがあるが、正直あまり記憶がない。ヒムラーとゲッペルス、そしてエバの名前を覚えていたくらい。
観終わった後に感動とか、爽快感とか、そういった感情が起こる作品ではない。どちらかというと、終始重い雰囲気が漂う。けれど、決して観て損をしたとか、そういうこともない。これはこれでいいんだと、そう思える。
とにかく、ヒトラー役のブルーノ・ガンツは、かなり研究したんだろうな。まるで本人を見ているように(当然本人を知っているわけではないのでそう言い切るのは間違ってるんだが)思えるくらいしぐさや話し方がはまっていた。普段は静だが、感情が高ぶると早口にまくし立てる。おそらく本人もこうだったに違いない。そしてその周辺の人間模様。忠誠を誓いながら離れていく者、家族共々最後まで付き従う者、第3帝国の崩壊していく様は、まるでドキュメンタリーを見ているような感じ。
劇中、ヒトラーの国民への考え方がセリフとなって現れているところがいくつも出てくるが、それらがヒトラーに対する同情を排する役割を担っている。彼はあくまで大悪人であると。映画を観ていると、最後の方なんかはもう哀れにすら思えてしまうが、しかしそれも「自業自得」なんだと。
2時間半の長さだったが、それほど長さを感じはしなかった。ただ、ヒトラーが死ぬまでは淡々ではあるものの、それなりに引き付けるものがあった。しかし、死後のシーンはあれほどやる必要があったのか?ヒトラーが死んで、ドイツが降伏するまでをやるっていうのはいいんだが、あのよく分からない逃亡シーンの意味は?秘書とちびっ子ミカ・ハッキネンが手を繋いでソ連兵の中を通り抜け、自転車を乗っていくところは少し間延びした感じだった。あの部分は正直「いつまでやるの?」と思ってしまった。
それにしても、秘書ユンゲ役の人は綺麗だったな。
ヒトラーって、特別な能力も魅力もないように見えますよね。なのに、戦争直前には、ものすごい人気で「カリスマ」になっちゃった。
実際、中途半端な人だったらしいのに、なんであんなに国民に支持されちゃったのか、そのあたりが実はとっても怖い部分だったりするのだと思うのです。
重い感じの映画で、結構へこみましたが、
見てよかったなぁと思いました。
本当、ユンゲ役の人キレイでしたね
こちらからもTBさせて頂きますね。
確かに死後も30分位続きましたね。でも原題からすると、さほど間違った内容ではないかもです。
ヒトラーが癇癪越した際に見せる手の振り上げ方,髪の乱れ方なんか演説時の記録フィルムでの動きからも想像出来る様に,凄く「こんな感じだったんだろうなぁ」と思わせる位リアルでした.
観終わって,一種の安堵感とリアルな描写故の緊迫感が残り,其れらが綯い交ぜになった様な感じになりました.
わたしは、自分の記事でも書いたように、
ヒトラーが主人公ではなく、「ベルリン陥落」
12日間として観たので、最後の自転車のシーン
は、不可欠に感じました。あのシーンで、
ドイツの再出発を感じられました。
RINさんが、お書きになっているように、原題は「陥落」というような意味で、
特にヒトラーに焦点を当てたわけではないんですよね。こういう日本のタイトルは誤解を招きますね。
ラストは、再生を感じさせるいいシーンだと、私は思いますけれど。
ユンゲ役の人は、本当に美人でしたね(^^)。
次々に毒殺していくシーンが印象に残っています。
最後の自転車のシーンで少し救われました。
出来としては1、2を争う傑作だと思いました。
それにしても、ヒトラー役のガンツは難しい演技をこなしましたね。 本人はやりたくなかったと言っていたそうですが。
そうか、ラストがちょっと長く感じましたか~。
私はあの暗い地下要塞と、爆撃の続く戦場から一変して青空になって、なんだか息がつけたような気になりました。
ユンゲの人、綺麗でしたね。
で、ゲッベルス夫人は迫力美人でした!
TB返しするつもりだったのですが、
なぜか、この記事、goo在住の方には
届かないようなのです
記事に「NGワード」が入っているのかも
しれません・・・スミマセン