昨日のM-1。チュートリアルが突き抜けた面白さで見事優勝!
いやぁ、おもしろかった。
昨年の決勝で見せた徳井の妄想系漫才は、もやは芸術の域に達した?ってくらいはまっていた。
M-1で優勝するには、抜群のネタを2本持ってこないとなかなかできないんだけれど、2本とも本当に抜群の出来だった。もう笑い転げて疲れてしまった。
2年前のアンタッチャブルの時も、2本とも突き抜けた面白さがあったと思ったけれど、それ以上のはまり具合。文句なしの優勝。歴代でも一番良かったんじゃないかな。
フットボールのV2ってのも興味があったんだけれど、チュートリアルの勢いの方が凄かった。もちろん、それに次ぐ面白さ&上手さがあったのは確か。優勝してまた出てくるってのも難しいだろうけれど、そのプレッシャーには十分応えたと思うよ。決して恥ずべき結果ではなかった。ただ、今回のチュートリアルや自分達が初優勝した時ほどの勢いはなかった。
麒麟は、1本目のネタは夏にライブで笑い死にしかけたネタ。残念ながら4分しかないために、ネタ本来の良さが出てなかった。「スーパー田村」のくだりはもう少し会場が温まってから出てきたはずなのに、今回は始まって1分も経たないうちに。ウケもイマイチ。あのネタは、間違いなく麒麟のベストネタだと思ってただけにすごく残念。
2本目は、ノーコメントで。
初のアマチュア変ホ長調は、確かに「クスッ」とくるネタではあったものの、大爆笑をとるタイプではないだけに、なぜ決勝まで来れたのかは疑問。加えて、玄人受けする芸風ではないだろうから、元々芸人の審査員では高得点は望めない。
あのローテンションよりも、普通のテンションでハキハキ話した方が良かったはず。
笑い飯は、残念ながら出過ぎだな。過去にやったネタは出来ないだけに、6年連続で新ネタを出し続けるのはやっぱり苦しい。あのWボケもいささか新鮮味に欠けてしまったし。勢いのあるうちに優勝できなかったのは辛いなぁ。このまま無冠の帝王で終わる可能性台。
1番手のポイズンも、個人的には好きなタイプなので期待していたんだけれど、前回以上にパンチがなかった。
マグロのくだりにいくまでに時間がかかりすぎた。
プラン9も、もう少し期待してたんだけれど、こちらもパンチ不足。鈴木つかさの悪魔は、てっきり竹内力でくると思ったんだけれどなぁ。それやってたら絶対ウケただろうに。