ギャルサー（７）

　今日は、全体的にシリアスな感じだったな。いつものような１話完結でなくて、来週に持ち越したし（冒頭のギャル文字による紹介も省略してたね)。

　リーダー代理に加えパラパラ４の代表にまで抜擢されながら、それに見合う実力も人望もないサキと、警察官として頑張りながらも、要領が悪くうだつの上がらない一之瀬の２人を並行して描きながら話は進んでいく（おまけとして新商店会長の話も）。
　２人とも、期待に応えたいと思いながら上手くいかない現実にイライラし、一之瀬は、警察官を辞めて実家の寺を継ごうとし、サキはエンゼルハートを辞めようと考える。

　一之瀬は、モモだけアパートに残し進之助を連れて実家へ帰ってしまい、そのアパートでサキ、ナギサ、リカ、ユイカの４人が合宿することに。
　最初は張り切っていたサキも、あまりの練習の過酷さと周りの冷たい態度にだんだん落ち込んでいってしまう。

　実家に帰った一之瀬は、姉が結婚してアメリカに行ってしまったので、代わりに寺を継ぐと言い出すが、本音は、警察官として誰からも必要とされていない逃げようとしていただけだった。
　坊主になると言い出した一之瀬の言葉に、進之助も最初は自分が坊主になるからお前は渋谷に戻れと言っていたが（「うだつの上がらないおまわりでもできる。俺にも出来る」のセリフには妙に納得してしまったが。）、一之瀬の本音を聞くや、今度は逆に「お前、必要とされていないと働かない。そんなおまわり必要ない。渋谷の街は俺が守る。」と一之瀬を残して渋谷に帰ってしまった。
　って、どうやって帰れたんだぁ？電車とか、そもそもお金はどうした？

　と、ここから進之助が警官になって渋谷の街を守りだすわけだが、あまりのありえなさに閉口。制服はもちろん拳銃まで持っていかれて、どうして警察は進之助にやりたい放題させているんだ？あんなもん、一発で逮捕だろ。でもって、一之瀬は懲戒処分だよ。その前に、一之瀬が休暇を取ったのなら、代わりの警官がいるはずなんだけれど。
　進之助の暴走ぶりを父親がパソコンで度々知らせるが、そんな環境があの寺にあったのか？その前に、現場からどうやって映像を送信しているんだろう？

　でも、進之助の姿を見て、自分は本当に警察官の仕事が好きなんだと自覚し、また渋谷に戻っていった一之瀬に対し、サキは立ち直るきっかけをつかむことなく（今週はね)、ついに逆ギレ。物はめちゃくちゃに、レミの額縁までぶっ壊してしまった。それがバレたら絶対に追放もんだぞ。

　レミが鼻歌歌いながら帰っている姿は新鮮だったな。いつもすました顔して座っているか立っているだけだったから（それか親父ギャグ言ってるか)。
　それよりも何よりも、そのレミとあのドラッグストアの「ブス」が姉妹だったとは！しかも苗字は「小野」。だから「イモコ」ね。先週、あのポスターを剥がしていった伏線はここに繋がってたのか。レミに向かって「気をつけなさい」とはどういう意味？これについては、来週さらに展開しそう。

　ジェロニモは、今週さらにパワーアップ。とうとうギャル達とご対面。ギャル語も覚え、「キモかわいい～」と言われ嬉しさ１２０％。あの喜びの踊りは最高。ふくれっ面もね。
　ギャル達と一緒に基礎錬とパラパラまでやってるし。モモも一緒にやってたな。しかも、よく見るといつもやってた踊りと違ってた。

　姉貴が寺を継ぎに戻ってきた時の親父の狼狽ぶりも良かった。


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