タバタセイジンの生態系

ヴィオラ奏者田端誠治の活動記録

夏休み第6弾♪(Ensemble Archi 第7回定期演奏会)

2006-08-30 18:51:41 | 演奏会
夏の締めくくりの一大イベント♪

Ensemble Archiの演奏会本番を迎える!

今年は初の2回公演企画♪♪

本番に向けて辛かった事、苦しかった事もあったが、
皆と音楽を作り上げていく気持ち、喜び、頑張りが勝った!
今日を迎えられた事を嬉しく思う。。。

一年振りの旧奏楽堂のステージ♪
やはりここがArchiの原点だな♪
良い集中力でリハーサルに臨めたし、
皆でこの演奏会を作り上げるぞ!!!という
気持ちが伝わって来た♪

本番が始まり最初の「カノンとジーグ」はヴィオラ降り番。
舞台裏で客観的に聴けて新鮮だった♪

続いて僕の大好きな曲。
ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲。
メンバーからソリストが4人立ち演奏♪
それぞれのキャラクターが前向きに音に表されていた。
しかし最初の1stVnソロとの出がずれてしまい大ショック・・・
僕のこの演奏会第1音だったのに・・・
次こそは!!!

さて次はバッハのドッペル♪
これは鈴木メソード出身者にとってはバイブル的存在!
この曲が弾けると少しお兄さんお姉さんになった気分?!
生徒達も沢山聴きに来ていたが、
その子達にヴァイオリンの良さを伝える秀演だったと思う♪
Archiのトップ二人が良い音楽のぶつけ合いと絡み合いをしていた!
協奏曲とはこういうものだろう!!!

後半はヴィラ=ロボスの弦楽四重奏第1番の弦楽合奏版。
バロックの響きに馴染んでいたお客さんに、
ブラジルとフランスを掛け合わせたような
メランコリック且つ個性溢れる音楽をお届けできたのでは!?

さて最後はメインのブランデンブルク協奏曲第3番!!!
直前に9重奏の配置になりアンサンブルが際だったと思う。
協奏曲というと、ソリストとオケの協演が常だが、
これは弦楽オーケストラの中の一人一人がソリスト!
本当に難しかったが勉強になる曲だった!

だがここでハプニング発生!!!
1楽章が始まって間もなく「バチ~ん」と炸裂音!!!
僕のA線が宙を舞った!!!
3rdヴァイオリンの2プルトの頭上を掠めて行ったらしい!
一瞬青くなったが何とか1楽章を乗り切った。
2楽章のヴァイオリン・チェンバロのカデンツァ中に
3楽章のフィンガリングを必死に考える・・・
そして最後まで超絶技巧で弾ききった(涙)

ほぼ満員のお客様が、様々なArchi色の音楽を堪能して
家路についてくれた事を願っている。

定期演奏会第一弾終了に感謝♪

でしたでした。


お土産コレクション♪



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スワロフスキーの可愛いヴィオラ&お菓子