ウチはユウ(私の名)の薫りで延命した。ホンマに。
だから株式会社ガットフォセにしたらよろしいわ。ホンマに。
まず。ガットフォセを知っていること。当時齢90オーバー。
香りの仕事してたと知った時の驚き。厳密には、私は家業を継いだわけではなく、もともとそれぞれ独立して香り屋をしてたってこと。
姑は、なんていうか。
ウチと同じタマなのよって、結構初めの頃言われたわけで。
突然、なんの脈略もなく。いつもそうなのだけど。というか、私と会話するのは私の心の中で。言葉は一方的、いつも。だって、この世に存命ではないのだから。でも、いるんだわ。気配は、在る。
私自身、カンは鋭い。子ども時代から。というか、知ってるとかわかるとか。そんなことばかりだから、相当に周りのオトナに嫌われていて。
二枚舌はふたつのヒトがそこにいるとか、それは嘘だとか、胸の内もみえることがある中で、一方では、綺麗なところしか見えないような・そうとしか信じないような、ジュンスイな子どもでもあり。
だから、割と大きくなるまで精神的にちょい病み気味な子ども時代を送りました。もう、ヒトが怖くって。疲れちゃって。
かなり複雑な子どもだったので、理解者は世間で言われるところの相当な変わり者な人。親も含めて、セケンで良識あると言われる部類の人間は、私を本当に嫌った。
そして。大人になった私は、夫と出会い、姑と出逢って。
彼らは私を受け入れてくれたばかりか、面白がってくれる。
実は私は姑の肉体とは会っていない。でも、今も交流はある。
もっと自信を。誰にも遠慮せずに。って、なにかと伝えてくる。
リーベルタースなユウは、解き放たれた状態でチカラを発揮する。と。
おかげさまで、自分を信じるチカラ・自信は取り戻せた。そして、自由に、、私を縛るソレラは全て引きちぎっちゃった。良いか悪いかは、ちょっと疑問だけど。
ムカシはキレイなヒトでした。自分でいうのもなんだけど。でも、でも!今はたくさん子どもを産んだから、しかも後半は高齢出産連続だし。寝る間もないほどを体現する生活でぼろぼろで。そんなんでも、今の自分が一番ステキだし好き。
一度、私の薫りを姑にプレゼントした。その時は、姑も香り人だと知らずに。その香りで、私を認めてくれたと、近頃知った。
素直に、凄く嬉しい。香りを好きだと言われると本当に嬉しく。その上、それが生きるチカラとなったのは、素晴らしく光栄なこと。
私、香りが好きでこの仕事しているのではない。実は、意図した仕事ではないの。気付いたらコレをしてたって、まさにそう。当然、プロとしての意識や矜持、責任や自律や向上心はあるけれど。本当に志していた分野はメタメッタに挫折して。おまけに落ちこぼれのレッテルも。ダメ人間だと思ってるヒトも、親を中心に。でも、この今の仕事とマルシェルに出してるサービスの類は、多分他のヒトが相当に努力してもマネできないトコロにあると自負してる。これは偶然にも、幸運で。挫折の中に、暗闇の向こうに、居場所と自分を見つけられたんだ。
苦しみの中に、種が。
苦しみの向こうに、花が咲くこともあると、そう思って欲しいなあ。
姑!
いつもありがとう。大好き。