ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

婦人科にて ①

2018-08-30 19:56:18 | 日記
今日はちょっと、趣向を変えた話で。

期間がだいぶ開いてしまった、婦人科の検診を受けようと、思ったのです。


私、20代半ばから40くらいまで、低用量ピルを服用し続けておりました。

それもあって、婦人科は抵抗ナシ。なので、ついでに年イチで子宮癌検診も受けていた。

低用量ピルは生理痛やPMS(生理前症候群)を軽くしてくれるし、望まぬ妊娠を自分の意思で防げる。

なんて良いモンだ!と思っていたものの、副作用のリスクと天秤なわけで。

当時、私は喫煙者。ピルは血栓のリスクを伴うので、喫煙は更にリスクUP。

長期間にわたる服用、上がる年齢、増えるタバコ、ついでに言うなら保険適用外で薬代も馬鹿にならない・・・

「なんかリスクの割合が増えて、まずい気がする」と服用やめて、2年くらい?で乳がん発覚。

治療だなんだと、バタバタしてて、検診受けず。

落ち着いたし、と、この5月だったか?久々に婦人科受診したのです。


で、お馴染みだった私に先生は言うのです。

「随分久しぶりだね~。ピルの処方でいいの?」と。

「先生、私もう40半ばだよぅ。あとオマケに御無沙汰の間に乳がんやったから、ピルはもう無理っしょ」と私。

「あー、そうなの?!」と言われ、乳がん治療は終わってて、ホルモン治療もしていない旨を伝える。

そこで相談してみる。「がん検診のついでに、ピル以外になんかいい手ない?」と。

すると、先生から「避妊目的ならミレーナかな」と。

ミレーナとは昔は避妊リングとか言われていた物に近い。子宮内に留置する医療器具です。

今は更に進化して、ミレーナは器具に黄体ホルモンが付いてて、体内で放出されるシステム。

避妊効果が言われますが、子宮内膜症の予防や、多月経、生理痛の治療目的なら保険適用。

私、40越えてから、PMSがきつくて。避妊もいいけど、そのしんどいのをなんとかしたいとお願いしたのです。


「先生、ミレーナだとホルモン付いてるし、私は適用外じゃ?」と問う。

すると、次回、がん検診時までに、調べておいてくれると。で、大丈夫ならそのまま処置してくれるそうな。

保険適用で1万5千円位。

「調べて、処置できない場合もあるから、詳しくは次回の診察でね」と言われる。


この、お世話になってる婦人科のDr、いい先生なのだ。

昔から、私のほんっとしょーもない質問も、科学的にきっちり答えてくれる。

乳がん罹患経験者で、ピルだなんだと、色々やろうとする患者、そういないのであろう。

治療過程も人それぞれなのに、合わせてリスクも調べてくれるとは有り難い。


このお話、続きます。
コメント
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