ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

周囲の反応

2016-01-18 14:25:46 | 乳がん
社会生活を営んでいる者にとって、がん告知を受けた後「誰に」「どこまで」本当の事を伝えるか?というのが、ちょっとした悩みになり得る。

私は自営。実は前の病院での手術日まで決まっていたので、ギリまでお客さんの予約を入れてしまっていた。

手前勝手で病院変更したので、今後の検査や手術の予定がまったく分からない状況。

中途半端に予定を組んで、後になってお断りするのも嫌だったので「えいやっ!」と年明けから休業とした。

こうするまでに「前々からの予約客へのお断りとお詫び」「既存の顧客への休業のお知らせ」と行程があった。

予約客へのキャンセルに関しては、もう絶対に理由聞かれるしヘタな嘘はつけない。

付き合い10年以上で、私が見て「この人なら本当の事言っても平気かな」と思った人で、理由をしつこく聞いてきた人のみに真実を告げた。

既存客へはお手紙で対応。理由は書かず。以前ヘルニアで休業していた事もあり、おそらく「また腰の具合が悪くなっちゃったのかな」と思われると予想。それで良し。

色々な人がいるんですよ。しみじみ思う。気になるけど、敢えて理由を聞かないでいてくれる人もいる。ただ「復帰待ってます」と言ってくれる人。
思慮深い優しさにグッときます。

「大丈夫かな?」と思って言った人でも、これがまぁ反応が様々で・・・。

世間の感覚は「がん」ってのは、まだまだ=死 なんだなぁと実感。

病名告げた途端(以下、お客さんの言動&私の心の声で)

「え?!復帰なんて出来るの??」・・・・・・「復帰する気で頑張りますけどね。」

「?!私の体どうすればいいの?!」・・・・・・「はぁ。お役に立てずスミマセン。全く面目ないです」

「大丈夫なの???」・・・・・「うーん。今までガンになった事ないから分からないけど、大丈夫だと思いますよ」

「しばらく右手使えないなら、左手使えばいいんじゃない?」・・・「もぅ。好きに言ってて下さい」

私があまりにも普通の態度のせいなのか、逆に「笑いごとじゃないし!」と若干、逆ギレ気味になる人も。

なんか今すぐにでも死んじゃう!的な、深刻な顔されたり、まぁお客さんなんで当たり前っちゃ当たり前なんですが、私が休業中の間のご自身の体の心配を真っ先に私に言う人etc・・・

心配半分、興味半分って風の人もいたりね。まぁホント色々ですわ。

で・・・私は捻くれ者であまのじゃくなんです。


・・・・・「なんかカチンときた」 そう。周囲の反応で私のダークサイドがががっ

勿論、心配の声は有難く受け止め、励みにする所存です。

が、口にこそ出さないけど「死」とか「必要以上の恐怖心」とか「社会復帰って難しいんじゃ?」的な空気。

・・・・すっげーーーーーーームカつきます もう、頭にきちゃう

声を大にして言いたい。「現代医学をナメんなよっっっ

ガンの治療、及び乳房再建の技術は、日々進歩している。医師の皆さんの日々の努力を無にするような言動、私は大嫌いなのです。


・・・お客さんも、そこまで深い意味とか、勿論、悪意があって言われた事じゃないのは、分かっているんですよ。

憎むべきは「がんに対する世間のイメージ」て言ったところでしょうか?

生憎?!私は社会復帰する気満々です。時間かかるかもだし、今回は敢えて自分から、たっぷり時間かける気でいます。

それで顧客いなくなったら、その時考えればいい。ただ、諦める気はサラサラ無いんで。


これがお勤めの会社員の人とか、お子さんいる主婦の人とか。きっと考える所だろうなぁ。

「会社の上司には言わないと」「ママ友の中でも、誰に言うか?みんなに黙っておくか?」etc

あ、ちなみに私の場合、両親には伝えてません。あと友人にもほぼ伝えてない。全て済んでからでいっかなと。

お客さんがポストに入れてくれてたスタバのプリカード

便箋にさらっと「復帰したら一番に施術お願いします」と書いてあった。むむ、プレッシャーぼちぼち頑張りますわー(;^ω^)

S大病院は中にスタバがあるんですよね。待ち時間長くても助かる!







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