入院を1ヶ月後に控えて、手術前最後の外来受診。
まず執刀医と初めてご対面での診察です。
話の内容は特に新しかっ事も無いし、ひたすら同意書に署名する。
ダンナなんて、署名するためだけに同席したと言っても過言でない。今更、質問とかないしね。
オペ前日に入院と思い込んでたウチら夫婦。そしたら
「センチネルリンパ生検あるので、入院は手術2日前だね」と言われて、ちょい焦る。
すっかり忘れてた。少し前まで「センチネルいつ調べるんだろ?まさかオペ中やったり??」と、思ってたのに。
入院手術まで、やたら日数に余裕があると、かえって色々忘れる?!
まあ、特に不都合ないのでいいけどね。
手術説明&同意書×2
乳房切除は乳腺外科。再建は形成外科とチームで分けてやります。
ここで外科の先生に「先生がやる切除までで、時間はどれ位かかるものですか?」と質問してみる。
「1時間~1時間半って所だと思いますよ」
…はやっっ(゜Д゜)そんな短時間で、自前の乳とザックリお別れできるのね~。すごいなぁ。
続いて初対面の執刀医、それも多分けっこう偉い先生なのに、あえて聞く私。
「先生、切り出したモノって、私は麻酔で寝てて無理としても、ダンナが見れたりしないですか?」
先生「?!…んー」何故そんな事言い出す?といった空気。
私「写真撮って、後で私が見たいな~と思って。」
先生「それはちょっと出来ないですねぇ」
…(゜◇゜)ガーン。ショック!見たかったのに。まだ食い下がる私に先生は
「切ったらすぐに病理検査に回すし、その時点で採取した組織は病理医のものになるので、難しい」といった説明をした。
切り取ったら私のモノじゃないのねがっかり。
手応え的には、術後パソコンカルテの画像を見るくらいならできそうかな?!病理医が、画像写真を撮ればの話だけど。
こういう事言う人、少ないのか?横で控えてた看護士さんが苦笑い。…困らせてスイマセン。
どんなカンジで切り出されたのか、肉眼で分かるガンなら、どんなかなーとか、ただ知りたいだけなのになー。
続いて形成外科の先生の説明。
開口一番「心変わりない?」と聞かれる(笑)
「無いです!お願いします!」と私。
ギリギリまで迷う人もいるんだろうな。女医さん相変わらずサバサバしとります。
今更聞く事ないけど、もしかしたらと望みをかけて質問を1つだけ
「手術の最初から最後まで、ダンナいないとだめですか?スタートの時いなくて途中参加とかは?」
「あー、それダメなんだ。他の家族の人と交代ならOKだけど、誰もいないってのはダメ。」
…あら残念。私は寝てるからいいけど、およそ12時間ひたすら終わるのを待つダンナが、可哀想だなと思ってたんだけども。仕方ないかぁ。
PHSを渡され、病院敷地内にいて貰う決まり。交代要員いないと大変ですね。
切除が1時間ちょいとして、再建術が順調に進んでも8時間以上かかる。
穿通枝皮弁法という手術は、ものすっごい大変。顕微鏡下で血管縫合するんだもんなぁ。女マイクロサージャーな、この先生。実はすごい人&男前なのかも。
長丁場のオペ、頑張るのは先生達とダンナ。私は、ひたすら寝てるだけ。
私の戦いは、麻酔から覚醒後に始まる…多分。
ヘルニア手術後がそうだったように、今回の術後も麻酔覚めたら恐ろしく気持ち悪くて、吐き気すごいんだろうと予測。そして腹部切ってる為、えづくと痛い。何より仰向け安静で動けない上で、気持ち悪いって…
考えただけで、どよーん。
およそ予想できるって嫌。24時間以上、仰向け安静だし胸より腹より、絶っっ対に腰がヤバいって!!
オペ、図で説明。
できるだけ皮膚は残すようには、してくれるらしい。
乳首と乳輪はなくなります。真ん中あたりがパッチワーク状になる。
そういや、センチネルリンパ生検の話で「リンパ節まで距離があると、脇を少し切開しなきゃいけない。傷が増えてしまうのは申し訳ないんだけど。」と外科の先生言ってたなぁ。
今、診察すればすぐ分かるから。と言われベッドで触診。脇のリンパ周辺を触り「うん、これなら脇をわざわざ切らなくてもいけるね。」との事。
胸も腹も切るから、少々傷増えても私は気にしないけど。細かな気づかいです。
あ、あと形成診察時に写真撮った!
上半身脱いで、下っ腹もよく見えるよう出してっと。
正面、右斜め、左斜めからと激写(笑)
再建時に写真を参考に形を作っていくそうです。
「先生、ビフォアーアフターの、この写真欲しいでーす。」「んー分かったー。術後にまた言ってくれる?忘れちゃうから。」
やった!これは貰える。
こんなカンジで診察を終え、入院手続きをしてこの日は終了。
お会計
乳腺外科&形成外科の診察
220円也
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます