樹庵のお気楽ナビ

チビデビル ルックと
天使キャラ セントの日記です。

「マネーセラピー」

2007年06月26日 | 本と雑誌

ないと困るが、あっても必ず幸せになれるわけではないお金。
って表紙に書いてあります。
そう?あまりお金があったことがない私は、
そういわれてもどうも実感が…。

世の中には、宝くじにあたって人生だめにする人もいるって聞くけどね。
いやー、あたったことないもんのひがみも相当入っているんじゃないの?
私だって最高1000円しかあたったことない。
人生、やっぱお金よねー。お金で解決つくものってたくさんあるよねー。

たいていの人が、今よりも多くのお金を望み、
収入の多い人をうらやましく感じているでしょう。
そして、「もっとお金があったら●●できるのに……」と、
手に入れたいものを諦めていると思います。
ですが、その欲しいものは、本当にお金がないから手に入らないのでしょうか?
もっともらしい理由を言って、
現状を変化させることを恐れているのではありませんか?

あら、痛いとこをつきますね

本当に欲しいものは、必ず手に入ります。
それが、お金で買えるものであればなおさらです。
もし、手に入らないのであれば、それは欲しいと思っていても、
潜在意識で受け取ることを怖がっているのかもしれません。

力強いお言葉、ありがとうございます、です。…が、そうかもしれませんが…。

自分に正直になり、本当にやりたいこと、欲しいものは何なのか、
それらを手に入れるには、どう行動すればよいのかを考えてみましょう。
欲しいと思っていたものが、実は必要なかったことに気づくと同時に、
本当に大切なものを見極めることができるはずです。

そうですかぁ。はぁ…。お気持ちはよくわかるんですが…。

これって、やっぱり「海馬」の時に書いたように、脳の問題なんですよね。
あんた、いつも正面からしか鏡を見ないでしょ?
顔には横顔というものもあるんだよってことだと思うんです。(…違った?)
それはわかります。お説ごもっとも。

でも、この脳が、ああっ脳がー!!
何十年も使って
(実は、「海馬」によると2%しか使ってないらしいのですが…ショック!)
硬くなった脳みそを、誰か、もみほぐしてくれ!!


「海馬 脳は疲れない」

2007年06月26日 | 本と雑誌

5年前の本ですが、
文庫本が出ているので、文庫本でお薦めします。

池谷裕二氏と糸井重里氏の対談の形で作られている、
難しい脳をやさしく説明した本。

海馬は、脳の中で記憶を扱う部分なのだそうです。
私も、だんだん物忘れがひどくなってねぇ…というわけでもないですが、
「何歳になっても海馬の神経細胞は増えている」ということで、
おおっそうかい!と思ったり、

「脳自体は30歳や40歳を超えた方が活発になり
ものとものとのつながりを感じる能力は飛躍的に伸びる」と知って、
へへへっやったぜ!と思ったり、

「脳は見たいものしか見ない」と言うことに、えっ?と思ったり。
というのは、以前私も
「モノは見ようとしなければ見えない」ということに気がついたのですが、
(これって悟り?すごいじゃん、ワタシ)とかなんとか勝手に思って
ひとりで褒めていたのです。
あーなんだ、脳の問題なの。ノウの。

するってぇと、心理とか悟りみたいなものって、なにかい?
かなり脳みそのことだっていうのかい?

…などと、なかなか反応に忙しい本です。

最後に、この本の樹庵的ハイライト

「言ってしまったことが未来を決める」(以下、抜粋)

脳はひとつのことをきめつけたがり、なおかつ安定化したがります。
自分があらかじめ言ったことに対しても安定化しようとします。
いいことを言うとその通りになる。
悪いことを言ってもその通りになる。
いい意味でも悪い意味でも、言葉は呪いみたいなものです。
だったら、未来に対しては素敵なイメージを思い描いた方がいいでしょう。

これもねぇ、心理学でもスピリチュアルな世界でも、似たようなことをいいますよね。
つまり、人間の考えることはみんな脳の問題ってことなんですかね。

脳よ、お前は何様?