樹庵のお気楽ナビ

チビデビル ルックと
天使キャラ セントの日記です。

「ウォーター ボーイズ」

2007年08月07日 | 映画

この映画も、
前回の「スゥイング ガールズ」とどういうわけか同じで、後半しか知らない。
これも、今回見てみました。

<ちょっとあらすじ>

高3の水泳部員の主人公は、
何をやってもダメなまま、高校生活を終わろうとしていた。
そこへ赴任してきた若い女の先生。

彼女が水泳部の顧問になると、にわかに集まった、
これもまた高校生活に課題を残した生徒達。

彼女の「文化祭で、男子のシンクロナイズドスイミングをやる」という提案に、
ほとんどが逃げ出すが、なぜか心残りで逃げ遅れた5人。

5人の特訓が意外な展開を呼び、そして感動のラストへ。

<樹庵的感想>

「スゥイング ガールズ」でも書きましたように、
私もまた高校生活には、何というものが残っていないひとりであります。
だからシンクロナイズドスイミングであれ、ビッグバンドであれ、
燃えられた人は羨ましいです。

「スゥイング ガールズ」との比較では、
樹庵は「スゥイング ガールズ」の方が好き。
「ウォーター ボーイズ」は前半の説明が長い気がします。

映画としては、
「ウォーター ボーイズ」も「スゥイング ガールズ」も
ただ一つのものに向かって突き進むというだけで、
単純といえば単純です。
いろいろ困難はあるものの、それらを乗り越え、
感動のラストが待っているという、お決まりな娯楽映画です。

映画であるためには、主人公は、
根性なしの水泳部員でなくてはならないし、
夏休みの補習授業をさぼりたい一心の、女子高生でなくてはならないのですが、

彼や彼女が、
(あれっ?これってなんかよくわからんけど、おもしろい!)
って思った瞬間に、彼らを中心にして世界が回り出す。
それってつまりこんな感じに…というのを映画は表現している。

根性なしの水泳部員でなくても、
補習授業なんて受けたことないわっていう高校生でも、
(ちなみに、私は受けたことあるよ。学年最低点も取った…ってナニ、自慢してんのよ)
それは誰にもあること。
興味の芽、好奇心の芽は人間の成長の芽です。
(すみません、今思い出したんですが、学年最高点もとったことありました…)

余談ですが、
樹庵は、最近なんだか身の回りがザワザワします。

そのザワザワが、ブログを書かせています。
そしてブログを書くことで、
私は高校時代を後悔していたんだなと、気がつきました。
今まで何十年も、こんなこと(高校時代)をへらへらと書いたことはなかったのに…。

「ブログの楽しみ」で書いた、
自分が掘り起こされていると言う感じは、ほんとうにしてます。
そこに興味の芽、好奇心の芽があります。

フッフッフッ…ですねぇ。
これからどういう展開になるのだろうか。
自分を中心に世界が回り出す。
それってつまり、どんな感じに…?