今回から1話ずつ、ハイライトをご紹介します。
今回は第1話 「それは終わりから始まった」
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宇宙船レッドドワーフ号 エピソード by Yasuhiro Suzuki
<ちょっとあらすじ>
宇宙船レッドドワーフ号は順調に飛行を続けていた。
ネコ持込の罰で、鉛の部屋に入り18ヶ月人工冬眠に入るリスター。
「入ったばかりなのに、もう出るの?」
目覚めてみれば、船内には誰もいない。あちこちに白い粉があるだけで…。
<樹庵的ハイライト>
「おはようございます。ご報告がありますので操縦室までおいでください。」
船のコンピュータ、ホリーがモニターに顔を出して呼びかける。
「あれ、みんなどうしたの?」近くの粉をなめながら聞くリスター。
「全員亡くなりました。」
まだ事情がわからない。
「○○は?」「死亡しました。」「○○は?」「死にました。」
あちこちの粉をなめながら、やっと操縦室に着く。
「つまり、全員死んだのね。」
「ドライブプレートの修理ミスで爆発がおき、全員致死量のカドミウムを浴びました。」
「なんてひどい。…ねぇ、ところでこの白い粉ナニ?」
「ケータリング係の、ピーターセンです。」
ブッ!吐き出すリスター。
「俺、クルーを食っちまった。これは誰?」
「船長です。」
…300万年も経つと、みーんな粉になっちゃうんだ!
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