すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

砂の女 単行本

2021年08月04日 | 書籍

安部公房 1962年

突然英文解釈の勉強をしようと思い立ち 
一番興味の持てそうな英文 「砂の女」の英訳本を入手し
ジーニアス英和辞典を入手し 
本棚にあったはずの「砂の女」文庫版が探しても見つからず
仕方なく古書で一番安そうな(送料含む)単行本を入手し
やり始めたのですが
エエ歳こいてからの 目的の無い勉強とゆーもんをヤリ抜く体質とゆーのを持ち合わせておらず、2ページ目ぐらいで 頓挫 放置


数日後 読む本がなかったので 仕方なく「砂の女」の単行本を通勤に持ち出す
4回ぐらいは読み返しているはずだが 詳細はもちろん記憶消失してるので
オモロイ やはり書物の中で3本指に入るオモロ小説であることを再認識
ニワハンミョウ
女の性格 行動 思惑 
不条理では片付けれない スリル&サスペンス があります
「友達」は これの自宅版とも言えますが
舞台が湿気を帯びた砂地のボロ小屋とゆー装置が効いております
勅使河原映画版では 汲み切れない生理的なドキドキ感が
文のそこかしこに渦巻いています

思わず沸々と物欲も沸いてきて10年以上前に購入売却した全集(16巻)の中での「砂の女」も所持したくなりましたが 
価格は高騰しており 
とりあえず躊躇
読書はしなくなってきたので 後々邪魔になってもったいないかなーとかも思う

















 

 

 
 


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