THE ROLLING STONES 「NASTY MUSIC」
ガイジンの海賊盤で1番最初に買ったのがSTONESの「ベッド・スプリング・シンフォニー」
つまりこの「NASTY MUSIC」のショートバージョン。それ以前のSTONESって中学生からするとなんか古臭い印象があって、「山羊の頭のスープ」が出た頃で、何故か「山羊」は欲しいと思わなくって、こんなもんに手を出してしまいましてん。
理由はひとつ「タイトルがカッコイイから」だった。だって「ベッド・スプリング・シンフォニー」やで、あんた。すげーHIPな感じがしたし、海賊盤ってなんか悪いことしてるみたいで、オナニー覚えたての中坊にとっては未知の世界に興味深々なんですわー。
それがまた「大当たり」だったんですね。
ストーンズの海賊盤では一番出来のイイ有名なアルバムでしょう。
CD化になりますます音質もよくなっています。
演奏のテンションも高く、演曲もバランスがよく、カッコイイです。
「山羊の頭のスープ」の頃のライブだから、もしあの時の初めての日本公演が流れていなければ、このアルバムの曲群で日本に来ていたんですな。
ミックテイラー弾きまくりです、ミックジャガー叫びたおしです
STONESの全アルバム中(正規もブートも含めて)で一番ミックジャガーが叫びまくってます、狂ったみたいに雄たけびあげまくりです。ほんとミック・ジャガーって頭がオカシイ人やって思いました。
この演奏時の悲しみのアンジーのビル・ワイマンのベースがカッコよく友人間で話題になってましたが、以降はこのベースラインでは弾いておられません、おそらくキースに注意されたんでしょう「おまえが目立ってどーすんねん!」って。
このベースラインはCANとかPILがぱくったんちゃうんかーゆー系です。ビルワイマンの唯一目立ったお仕事ですね。
いやー、でも「NASTY MUSIC」なんてカッコイイジャケットなんでしょうか。パクったアーティスト後を絶たずって感じですね。