すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

単に厭な女・真梨幸子「アルテーミスの采配」

2018年02月10日 | 書籍

「アルテーミスの采配」

真梨幸子

アルテーミスの采配 (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎


また真梨幸子本を買って読んでしもーた
ハズレなことは予想していたのに
結果はやはりハズレの方だった

第一部は 
僕の暮らすAV業界のネガティヴな一面をのみを抽出したフイクションのインタビューがほぼ占める
不快である
厭な感じである
狙いとはいえ 仕事を冒涜されてる厭な感じ
自分が生計を立てている仕事関連のことが 
こーゆーに捉えられてるのは非常に不快な気分以外のなにものでもない
仕事に一番大切な女子たちが冒涜されまくってる
ネガティヴなことばっか論って
中村淳彦君もAV女優にインタビューする時は そーゆーネガなバックボーンのある女子のみを選んで
ネガなことばっかしを根掘り葉掘りほじくり出すのであるが
そんなもんは ごくごく一部の話で
世の中の他の職種にもざらに転がっているではないか
興味本位の知らない人たちが、AVに出演する女子なんてみんなどーゆーもんやと 
そーゆーのが内情なんやと思てしまうやない
底辺とかゆーなよ

案の定 アマゾン評はそーゆーとこが評価されてるみたいやない
ネガティヴなことばっか抽出してノンフィクション感を醸し出すんはやめて欲しい
みんな もっとフツーに真面目に生計を営んでいる方々が大半なのに
フツーのことを書いたらエンタテーメントにならないので 
大げさにネガティヴお祭り騒ぎに書かんと盛り上がらないのはわからんでもないが
真梨幸子は本当に単に厭な奴だなーとしか思えない
中村淳彦君たちの参考文献がそーゆーんだから真に受けたんだと思うが
もうすこし下調べをしていただきたい
捏造とまでは言わないが 
大げさに ネガティヴな一面しか捉えてない
厭だ

第二部は 
ミステリーの謎解きになりますが
最初は おっおっと いつものよーにオモロイ滑り出しではある
厭だったが ついつい前のめりに興味を抱き まんまと読み進めるハメになる
こーゆーとこが この人は上手いと毎回感心させられます
題材と掴みだけが取り柄とも言える
でも 最近の真梨幸子は信用できないので期待はしていない
案の定 謎解きは面白くもなんともない ムリヤリなバックボーン
そんなにどんでん返しとかさせたいのか?
どんでん返しのための前振りを構築しているんか?
なんとなくそーゆー配役かなとは思ってはいたが

第一部で厭な気分になり
第二部ではガッカリ
動機が薄すぎる
そんなバックボーンでめんどくさいヒトゴロシなんかする奴はおらん
所詮イヤミスとはこーゆーペランペランなもんやもしれ
動機なんかこのさいどーでもエエと
どんでん返しさえできればイイとゆージャンルなんですね

真梨幸子
粛清されるべし

この書物に関する 真梨さんの女性自身2015年のインタビューがあります


「いつ死ぬかわかりませんから、私はこれが最後の作品になるかもしれないと思って、毎回、目の前の作品に全てを注ぎ込んでいるんです」
「どうしてかたぎのお嬢さんがこういう作品に出ることになるんだろう、という単純な疑問ですね。クリックひとつで簡単にアダルトサイトを見られるけど、本来、性産業は、日陰の存在であるはず。ここまでオープンになったせいで起こるトラブルって結構あるんじゃない? と、気になって調べ始めたんです」

 どんな業界を取り上げる時でも、美化はしない、と決めている。今回はとくに、闇の部分をデフォルメすることで、読んだ人が安易に足を踏み入れないように、もし入っても無防備にはならないように、という願いを込めたという。

「都市伝説とかホラー映画の感じで書いています。職業に貴賤なし、というけど、働いている人自身、ここまでおおっぴらにされることを望んでないのでは。うちの親が水商売をしていて、私もかたぎの世界とヤクザな世界の間のグレーゾーンを垣間見て育ったので、よけいそう感じるんでしょうね」

「私の作品はどんでん返しがお約束のようになっているので、返さざるを得ない(笑い)。一回うまく返したと思っても、さらにもう一回返したくなる。そうやって、自分を地獄に追い込んでしまいます」

「雑誌に連載している間は、『未来の私、よろしく』って投げておいて、後で必死に回収します。何でこんなところに伏線をばらまいたんだろうって自分を恨むこともしょっちゅうですけど、うまく拾えた時には『やった!(今の)私の勝ち』って思う。座右の銘は『読者を騙す前に自分を騙せ』。自分で読んでびっくりするぐらいですから、読者も気持ちよく騙されてくれるのかな」

(女性自身 2015年11月12日号)
 
伏線の回収がミステリーらしーが 騙されることもないし 気持ちよくもない場合は
単にダダ寒いだけである
真梨さんは こんなもんに騙されて うまく返されたと認識しているんか?
残念


エンタテーメント「殺人鬼フジコの衝動 限定版」 真梨幸子

「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」

クロク、ヌレ!

「深く深く砂に埋めて」 真梨幸子

「5人のジュンコ」2016年



ズリネタを追い求める道すがら 映画的な言い訳ばかりするポルノ映画からエロビデオ〜AVの流れにビビッとくる衝撃で
この業界に飛び込んで ここが自分の居場所だと痛感して
30年近く経ちます
強要問題等で世間の風がますます冷たくなる今日このごろ
また悲しくなってしまいました
後ろ指刺されてるのは仕方にないことだと諦めていますが
ズリネタを追いかけることに夢を託していたセンズリ少年の希望を無理解で潰されたくないものです

洋物女子今昔

異性

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