途中までは「池袋ウエストゲートパーク」「ケイゾク」「トリック」系だったんでヨカッタんですが、仲間が7人集まって、世界征服とか人類滅亡を企てる敵「トモダチ」に立ち向かっていくあたりから「サイレン」「すし王子」系になったのでヨロシクナイ、極めてヨロシクナイ
お金と時間を返して欲しい!と糾弾したいぐらいヨロシクナイ
冒頭でポールモーリア『エーゲ海の首飾り』が流れ始めて、1960年生まれのワタクシとしましては「うぉぉぉぉぉぉぉ」と期待感が高まったんですが、時間経過とともにスタミナと集中力がちょちょ切れてきて、本当に途中からめんどくさくなって映画館を出たくなった
この映画の一番の見所はコンビ二店員の池脇千鶴様ですが、実は途中までこの店員が池脇さんだったことに気付かなかったんです。クヤシー!そこんとこだけ、もいっぺん見たい!!そんぐらいいつもの池脇さんと全然違うんです。池脇さんの役柄ではこの映画がNO1ではないかとゆーぐらいグンパツにイイ。池脇マニアのみなさんは見逃すなよ!いやほんま全然気付かんかったん。見たい、そこんとこだけもいっぺん見たい。
とゆーわけでそのコンビ二が焼けてしまって池脇さんが出なくなってから急速に死ぬほどつまんなくなる(「サイレン」的にです)映画なのです。
時代考証も、人物の年齢設定もちょっとアカンでしょうとゆー突っ込みどころは数限りなくあるんで、ま、そのへんは大人的理由として仕方ないのかと大目に見るとしても、何より「地球征服」とか「人類滅亡」から守るためにってゆー大風呂敷なテーマが堤さん向きじゃないと思うんですが、堤さんはやっぱりコンビ二周辺のドラマ作りに励んで欲しい、映画作りは上手じゃないんだから
あー、ほんまに池脇さんの出てるとこだけ、も一回とゆーかなんべんもなんべんも見返したいそんだけの映画です、残念無念!
池脇マニアのページhttp://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/s/%C3%D3%CF%C6
堤作品のアタリ
ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年)
トリック劇場版(2002年)
ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY(2002年)
ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY(2004年)
明日の記憶(2006年)
トリック劇場版2(2006年)
ケイゾク(1999年、TBS)
池袋ウエストゲートパーク(2000年、TBS)
トリック シリーズ1.2(2000年・2002年、テレビ朝日)
Stand Up!!(2003年、TBS)
下北サンデーズ(2006年、テレビ朝日)
堤作品のハズレ
サイレン FORBIDDEN SIREN(2006年)
自虐の詩(2007年)
20世紀少年(2008年・2009年公開予定)
トリック3(2003年、テレビ朝日)
スシ王子!(2007年、テレビ朝日)
あとは観ていないのでわかりません。とにかく「サイレン」で信用を失くしました堤幸彦さん。
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・・・個人的には『マルタ島の砂』でもよかったケド(オイオイ
T.レックスの20th Century Boysが大音響で聴けるのもちょい嬉しい。
で、せっかく時代的に美味しいのに、エキストラな「雑踏感」「世間なボリューム感」が少なかった気が・・・。雑踏な猥雑さ、そゆ中で「地球征服」とか「人類滅亡」から守るために立ち上がる大人を真剣にやればやるほど道化になっていく。そのあたりの哀しさを描く予算が役者さんとロボット製作で消えちゃったのかな??と。<オイオイ
でも「2」も見に行っちゃいますよー♪<無計画?;
うちの家にもあったんですよ『エーゲ海の首飾り』小学5年の時かな姉がシングル買ってきて、ちっともイイとは思わなかったけど、ずっと家で鳴っていた曲だったもんでね、嫌い嫌いも思い出に変わるとエエもんでんな。T・レックスの音はうちの映画館(イクスピアリ)ではかなりしょぼかったもんで・・・これもトホホ要因
最近、堤さんはエキストラに手抜いてると思いますね。今まではエキストラが全てみたいな面白いエキストラグルーブ感があったんですがねー。
まどっちにしてもこの手のテーマは苦手。オームの方たちに暴れてもらってるのが一番です。