ただの布なのに……。
なぜ興奮し、恥じらう!?
それは本能ではない――
“パンチラ”という、「洗脳」の正体
パンツが見える――それを喜ぶ男性、恥じらう女性。
もちろんこれは本能の問題ではない。
「はいてるから見えても恥ずかしくない」と思う少女、「ちぇっ!はいてやがる!」と落胆する男、1930年代ではこれが普通のことだったのだ。
和装から洋装へ、腰巻きからズロ ース、パンティへ。
下着を巡る羞恥心の劇的な変容を、数多の文献から圧倒的な熱量で考証する。
貴方の知的好奇心を刺激する名著。
(文庫版解説:酒井順子)
なぜ興奮し、恥じらう!?
それは本能ではない――
“パンチラ”という、「洗脳」の正体
パンツが見える――それを喜ぶ男性、恥じらう女性。
もちろんこれは本能の問題ではない。
「はいてるから見えても恥ずかしくない」と思う少女、「ちぇっ!はいてやがる!」と落胆する男、1930年代ではこれが普通のことだったのだ。
和装から洋装へ、腰巻きからズロ ース、パンティへ。
下着を巡る羞恥心の劇的な変容を、数多の文献から圧倒的な熱量で考証する。
貴方の知的好奇心を刺激する名著。
(文庫版解説:酒井順子)
・白木屋ズロース伝説は、こうしてつくられた
・便所に男女の区別がなかったころ
・ズロースと共産党
・パンチラをよろこぶ感情が、めばえるまで
・『七年目の浮気』
・便所に男女の区別がなかったころ
・ズロースと共産党
・パンチラをよろこぶ感情が、めばえるまで
・『七年目の浮気』
パンツが見える―それを喜ぶ男性、恥じらう女性。もちろんこれは本能の問題ではない。「はいてるから見えても恥ずかしくない」と思う少女、「ちぇっ!はいてやがる!」と落胆する男、1930年代ではこれが普通のことだったのだ。和装から洋装へ、腰巻きからズロース、パンティへ。下着を巡る羞恥心の劇的な変容を、数多の文献から圧倒的な熱量で考証する。貴方の知的好奇心を刺激する名著。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井上/章一
1955(昭和30)年、京都府生れ。京都大学大学院修士課程修了。現在、国際日本文化研究センター教授。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想―ユリシーズ伝説と安土城』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。専門の建築史・意匠論のほか、美人論、関西文化論など、幅広いジャンルにわたって、日本文化について発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1955(昭和30)年、京都府生れ。京都大学大学院修士課程修了。現在、国際日本文化研究センター教授。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想―ユリシーズ伝説と安土城』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。専門の建築史・意匠論のほか、美人論、関西文化論など、幅広いジャンルにわたって、日本文化について発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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