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座間9遺体

2017年11月10日 | ヒトゴロシ


座間9遺体、1都4県の15~26歳と確認 警視庁発表


神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で、警視庁は10日未明、身元がわかっていなかった被害者8人の身元を特定したと発表した。すでに判明している1人を含め、9人全員の身元が確認された。福島、群馬、埼玉、東京、神奈川の1都4県の15~26歳。現場から見つかったカード類などから被害者の可能性が高い人を絞り込み、家族の協力を得てDNA型鑑定で特定した。

 警視庁などによると、身元が判明したのは、福島市の高校3年、須田あかりさん(17)▽群馬県邑楽(おうら)郡の高校1年、石原紅葉(くれは)さん(15)▽さいたま市の高校2年、久保夏海(なつみ)さん(17)▽埼玉県所沢市の大学2年、更科(さらしな)日菜子さん(19)▽埼玉県春日部市の藤間仁美さん(26)▽東京都八王子市の田村愛子さん(23)▽横浜市の丸山一美さん(25)▽神奈川県厚木市の三浦瑞季さん(21)▽神奈川県横須賀市の西中匠吾(しょうご)さん(20)。

事件は10月30日夕方、田村さんの行方を捜査する過程で発覚した。アパートの一室からクーラーボックスに入った2人の遺体が見つかり、翌31日までに計9人の遺体が見つかった。警視庁は同日、この部屋に住む白石隆浩容疑者(27)を9人のうち1人の遺体を遺棄したとする死体遺棄容疑で逮捕。室内からは、被害者名義のキャッシュカードや女性用の靴、カバンが複数見つかっていた。

警視庁は田村さんの身元を確認し、6日に発表。残る8人についても、家族から試料提供を受けるなどして9日までにDNA型鑑定で特定した。

白石容疑者はこれまでの調べで、9人の大半について「ツイッターで知り合った」と供述。人生に悲観的な投稿をしている女性らに「一緒に死にましょう」などとメッセージを送り、家に招き入れていたという。

 「ロフトから垂らしたロープで首をつった」などと供述し、現場アパートに入居した8月22日以降、9人全員を殺害したと認めている。部屋からはロープやのこぎりなどが見つかった。白石容疑者は被害者らについて「本当に死のうと考えている人はいなかった」と話しているという。


(朝日新聞.2017.11.10)


9人分の遺体 白石隆浩容疑者(27)

現在、白石容疑者への容疑は身元不明の1人の遺体を遺棄したとする「死体遺棄」の疑いのみです。今後は9人それぞれの被害者について「殺人事件」として立件できるのかが捜査の焦点となります。警視庁はすべての遺体を司法解剖していますが、損傷がひどく、なぜ死亡したのか死因の特定ができていません。つまりは白石容疑者に殺害されたという客観的な証拠がほとんどない状態です。そこで重要となるのは供述です。当初は9人の殺害をほのめかすなど、素直に取り調べに応じていたという白石容疑者ですが、途中から内容が二転三転しているうえ、現在は供述調書へのサインを拒否するなどしています。警視庁は白石容疑者の供述を裏付けるために遺体をさらに詳しく調べるなど捜査を進めていますが、事件の全容を解明するにはかなりの時間がかかる見通しです。





神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職白石隆浩容疑者(27)の部屋から、「何かを煮込んだような臭い」が頻繁にしていたことが9日、分かった。管理会社の関係者が明かした。アパートのオーナーは、プロボクサーでWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥の父真吾さんと判明。真吾さんは取材に「困惑している」と苦しい胸の内を明かした。


 管理会社の関係者は、白石容疑者が入居した8月22日から事件発覚まで8回以上、アパート管理のため現場を訪れた。事件現場の205号室の前を通るたび換気扇から臭いがし、「毎回、生暖かい風が出ていて、何かを煮込んだような臭いだった。常に同じ臭い。刺激臭ではなかった」と振り返った。昼間が多かった。白石容疑者はこれまでの供述で遺体の頭部と骨以外の肉や内臓は「ゴミとして捨てた」と話している。

 白石容疑者は8月18日、「部屋を内覧したい」と不動産会社を訪れた。実際に部屋を見ると「すぐに入居したい」と話したという。入居月の1カ月分、家賃が無料になるサービスがあるから9月1日の入居にしては、とアドバイスしても即入居を希望した。

 直筆の申込書と身分証明書など契約に必要な書類は同21日までに全てそろえた。職業欄が空欄だったため「仕事は?」と聞くと「すぐ働く。もう仕事は決まっている」と話したという。

 このアパートを扱う家賃保証会社の規則で無職の場合は貯蓄額の提示を求め、家賃約7カ月分の残高があれば審査が通る決まりだが、通帳には約50万円あったという。最初の犠牲者となったとみられる神奈川県内の女性(21)に振り込ませた額とほぼ同額だった。同室の家賃は1万9000円で敷金礼金は不要だった。

 管理会社によるとお盆明けに家賃を2万円台から1万円台に下げた1、2日後、白石容疑者から連絡があった。首つりに利用できるロフト付きの安価な部屋を、片っ端からネット検索していた可能性がある。

 契約を交わした同22日に管理会社を訪れた白石容疑者は直立し「よろしくお願いします」と頭を下げた。対応者は「ハキハキして好青年だった。こんな犯罪を犯すなど、みじんも思わなかった」と語った。同所で1時間30分ほど世間話をしたという従業員は「見抜けなかったことが悔しい」と話しているという。

 10月2日にアパート管理のため、従業員が205号室付近を歩いていると、急に後から「何してるんですか」と白石容疑者に声を掛けられた。警戒している様子だったという。その日は2人で作業をしていたが「今思えば、1人だったら危なかったかもしれない」と語った。

 アパートのオーナー井上真吾さんは、想像を絶する出来事に「頭の中が真っ白になり、ぞっとした」と事件発覚時を振り返った。12部屋あるうち、10部屋が入居済みで、住人から継続居住の希望があることから、アパートの運営は続けていくという。警察の捜査が終わった段階で「被害者の方へ供養の意味を込めておはらいをしたい」と話した。


日刊スポーツ 11.8.

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