「マイ・バック・ページ」
退屈を堪えながら観ないといけないかなーと思いきや イヤイヤ全然退屈度無し オモロいオモロい 実に気色悪い映画でヨロシイ
内容を知らないで見たもんで「エ~そ~ゆ~気色悪い展開になってイイんですかぁ~」って大喜びで
見終わった後 こんなに胸くそ悪く(もちろんイイ意味でです) 暗いキモチになる映画は近頃見当たらなかったもので
CCRの「雨を見たかい?』もぺらんぺらんな唄い方で あ~ヨカッタ
そんなところで共感したり感動したりしたくないもんねー
最後のツマブキ君の涙も 頑張って無理やり泣いている感あり
とゆーか あれです あらびき団のみちゃこみたいに「きょ~か~ん きょ~か~ん 共感してくださぁ~い」ゆーぐらい共感できない感じがイイと思いました
雨をみたかい(訳詞付) / CCR
60年代後半~70年代初めの頃 僕は子供で 大人の人たちが学生運動やったり エレキやったりして盛り上がっているのを近場で見ていた熱気みたいなもんが
羨ましい面もありながら阿呆らしぃ信用できない胡散臭さがあったよーな記憶があり
時代そのものの中に気色悪いもんが一杯あったよーに思います
浅間山荘前の内ゲバリンチ連続殺人とかの あーゆー気色悪さ
総括できそーで総括できない気色悪さ
あの時代 自分は子供でヨカッタと本当に思います
あの時代大人だったら どっちかの立場に立たんとあかんかったよーな気がしますし
今やったら原発反対派か原発賛成派かどちらかはっきりしなさいと言われるよーなもんで
自分としたら どっちゃでもエエですもん 別に
あの時代やったら そんなことゆーたらアカン空気でしょ いやわからんけど
「あ~お兄さんお姉さんたちが なんか勘違いして集団でチョンボしてはるわぁ~ カッコ悪ぅ~」
とゆーふうに世間とか 当時の子供らはそー思っていたんではないでしょうか いやわからんけんど
山下 敦弘監督のよーな 割と淡々とスカしたクールな感じで撮る監督さんが
そーゆーのを真正面から取り組むと ちょうどエエ按配になると思います バランスがね ま気色悪いことは気色悪いんですが 公平感のある気色悪さ
マツケンも実に上手に気色悪かったですし
妻夫木君も 巻き込まれて可愛そうなフツーの人のフツー感とか
今朝テレビで見た 山下監督とマツケン&ツマブキの 映画の内容と全然関係ない対談も 映画を見終わった後「あ~映画の中のそ~ゆ~ネタのそ~ゆ~対談だったのねぇ~」と膝打ちまくり
そーいえば 森田童子の歌にも「男のくせに泣いてくれた」とゆー曲があったよーな気がします 男だって泣きますよ~ そりゃぁもぉ~
幸いこの映画では泣ける箇所が無かったのでヨカッタですが
モレシコも今回はなかったけど
僕の頭の中ではスターリンが「オマエは一体ナニジンだ?」「オマエは一体ナニジンだ?」「オマエは一体ナニジンだ?」のアジテーションの連呼がなんべんもなんべんも鳴っていました
なぜボブ・ディランの「マイ・バック・ページ」なのか ちょっとよくわかりませんでした
どーせなら オリジナルを流してくれるか 吉田拓郎さんぐらいが唄ってくれた方が僕としては嬉しかったです
Bob Dylan - My back Pages
マイ・バック・ページ - ある60年代の物語 | |
クリエーター情報なし | |
平凡社 |
夏帆とゆーんかい?それはどんくらい有名な娘さんなんかい?「天然コケッコー」
天然コケッコー [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
角川エンタテインメント |
鼠・アラタマミチヨ・忌「松ヶ根乱射事件」モレシコ
松ヶ根乱射事件 [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
バップ |
不覚にも鳥肌&号泣「リンダ・リンダ・リンダ」前編(後編はありません)
リンダリンダリンダ [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
バップ |
私の歌った森田童子で、カラオケで男の子を泣かせたことあります。
それを唄っちゃうんですか?
泣かしちゃうんですか?
それは困りますな
僕は高校生の頃は学生運動に憧れていましたが
大人になってからは そーゆー時代に思春期を過ごさなくってヨカッタなと思いました
転向するのって何気にみっともないじゃないすか