すそ洗い 

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2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

カストリ雑誌

2021年08月31日 | 書籍
カストリ雑誌のブームは1946(昭和21) - 1949年(昭和24年)頃と言われる。昭和初期に刊行されていたエロ・グロ雑誌『グロテスク』(1928 - 1931年、梅原北明)などのスタイルを継承している面がある。復員が進んだ1949年頃には凄惨な戦争体験の手記も掲載されるようになった。著名な文化人といえども生活苦だった当時は、カストリ雑誌に小説・挿絵を寄せていた。作家では永井荷風、江戸川乱歩、菊池寛、谷崎潤一郎、林芙美子らがいる。画家の東郷青児は『女性』の表紙を描いた。
  • 『赤と黒』(1946年9月創刊)[2]。後に『人間復興』。
  • 『猟奇』(1946年10月 - 1947年)は、第2号に「H大佐夫人」を掲載し、1947年(昭和22年)にわいせつ物頒布罪で戦後第一号といわれる摘発を受けた。
  • 今日よく知られる『りべらる』(創刊号は1945年12月発売の1946年1月号。1953年3月まで刊行)は20万部を売り上げ、これに触発されて雑誌創刊が相次いだといわれる。数年続いたため、語源(3号でつぶれる)からすればカストリ雑誌とは言えないが、戦後まもなく創刊され、当時の世相をよく表しているため、カストリ雑誌と同様のものとして論じることが多い。後にSM雑誌に転向した『奇譚クラブ』(1947 - 1975年)、『夫婦生活』(1949 - 1955年)、吉行淳之介が編集者を務めていた『別冊モダン日本』(1950 - 1951年)なども同様である。
  • さらに後の『あまとりあ』(1951 - 1955年)、『裏窓』(1956 - 1965年)なども、その内容から代表的なカストリ雑誌の系譜と言われている。
  • 『千一夜』『ロマンス』『犯罪読物』『だんらん』など。







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