映像大好き

レタッチの練習。日常の生活・楽しかった旅の想い出・美味しいもの・セピア色の大好きな写真をよりいきいきとさせたいな

保津川下りの男達Ⅳ

2006-11-28 | 映像編集
同窓会を京都湯の花温泉にて
保津川下りの男達
保津川下りの男達Ⅱ
保津川下りの男達Ⅲ
保津川下りの男達Ⅳ
保津川下り最終章
保津川下りスライドショー
出力ファイル2Mbps

いよいよ保津川も最終コーナー
真剣に構えるこの姿
亀岡出航時は曇りだった、
本当は今日の天気予報は雨だったのに
な、なんとこんな青空に
お天気娘達()のパワーだったのだろう(^^♪

保津川下り乗船場
新保津大橋
宮の下の瀬(乗船場より3㌔)
請田神社・烏帽子岩・鏡石・金岐の瀬・小鮎の滝・大高瀬
かえる岩・殿の漁場・獅子ヶ口・二股の瀬・女渕・曲り渕
朝日の瀬・竿の跡・
孫六岩(乗船場より約8㌔)・綱の跡・びょうぶ岩
鵜飼のの浜・壁岩・保津峡
落合(乗船場より約13㌔)・書物岩・かじか岩・蓮華岩
ライオン岩・大非閣・亀山公園
保津川下り着船場

今年の8月15日「保津川下りの船に落石、女性重傷(8月16日)」のニュースを聞き3年前の6月に乗船した事のある私はとても驚いた。その危険な区域は、安全にに整備され、一度下船して少し歩き再度乗船した。そのことは「歩いて紅葉を楽しむ」意味で大変よかった。安全確保のために船頭さん達が対策を練り協力されている姿が強く感じられた。

 

 

若い船頭さんたちもどんどんスキルアップされ
ガイドもおしゃべりも上手になっていかれることでしょうね
船頭さんたちも身体に気を付けてくださいね。
次は「春の桜の頃」に行ってみようと思っている



保津川下りの男達Ⅲ

2006-11-28 | 映像編集
同窓会を京都湯の花温泉にて
保津川下りの男達
保津川下りの男達Ⅱ
保津川下りの男達Ⅲ
保津川下りの男達Ⅳ
保津川下り最終章
保津川下りスライドショー
出力ファイル2Mbps
メイン漕ぎ手の選手交代。
船頭さんの小脳はすごく発達していると思う。
この舟の10センチくらいの端っこを船首から船尾へ“たったった”と移動する。
お客さんに「ちょっと肩を借りるよ!!」と粋なもの。
それでもお客さんが舟から少しでも腕を出そうものならそつなく「腕はださんとってくださいよ!!」事故があっては大変ですものね。
急流が二股に分かれていて一方は遠回り、時間がかかる。私達ちょっと前が娘だった客のときは短時間の方を、先日の女子学生のときはもう一方の方をな~~んて(^。^)笑いが途絶えず。
岩場の竿の穴にうまく入れば拍手喝采、はずれば「わざとはずしました」とまた拍手
2時間が濃縮されて随分得をした一日でした。
船頭さん(電車で嵐山から亀岡へご一緒した船頭さんが「何ぼ年取っても『兄ちゃん』と呼んでもらう方がうれしいわな!!とおっしゃっておられたので」

「お兄さんありがとう」と感謝の気持ちを込めて嵐山でお別れをしました。

 

残りは次回へつづくと思う


保津川下りの男達Ⅱ

2006-11-28 | 映像編集
同窓会を京都湯の花温泉にて
保津川下りの男達
保津川下りの男達Ⅱ
保津川下りの男達Ⅲ
保津川下りの男達Ⅳ
保津川下り最終章
保津川下りスライドショー
出力ファイル2Mbps

夏目漱石の長編小説「虞美人草」の中で、甲野さんと宗近君が保津川下りをする場面がある。二人は国鉄山陰線の嵯峨野駅から汽車に乗り、亀岡から春の日の保津川下りを楽しんでいる。保津川とはどこからどこまでを指すのか。諸説があるが、普通は、丹波平野の水を集めて流れる大堰川の、亀岡市の保津橋付近から嵐山に至る約十六キロを特に保津川と呼んでいる。「虞美人草」の書かれた明治末期と現在とでは、こと保津川下りに関してはたいした変化はない。宗近君が「妙な舟だな」と言ったたかせ船は、今も急流を水しぶきを上げて突っ走る。ただ変わったことと言えば、嵐山まで下った船は昔は船頭たちが網で引っ張って亀岡までさかのぼっていたが、今は国道をトラックで輸送している。

嵐山付近は今も、昔もレクリエーション地帯。映画やテレビでおなじみの渡月橋付近では、平安時代、貴族達が船を浮かべ、管弦の遊びに興じたところでもでもある。だが、この保津峡に初めて船が通うようにしたのは、京都の豪商、各倉了時以である。彼は高瀬川を開通したことでも有名だが、慶長十一年(一六〇六)約五ヵ月間でこの難工事を終え、丹波の物資をはじめて船便で京都へ運ぶことに成功したのである。」-1972年「文学の旅」より抜粋

船頭さんの説明では昔は船を戻すためには4時間かかっていたが今ではトラックに3艘乗せて40分で運ばれるとのこと。また船頭さんは一日二回船を漕ぎ、嵐山から亀岡まではJRの電車で移動するとのこと。偶然にも京都駅から亀岡までの移動中、嵐山駅から船頭さんのはっぴを羽織った方が乗ってこられた。そこでいろいろと情報収集をすることができた。保津川下りは亀岡から嵐山の渡月橋までの約十六キロを所要時間約2時間、水かさの関係で所要時間は幾分変動があるとのこと。保津川は流れが急で、景色も面白く、冬を除いて賑わっている。今年の冬は営業しないとのこと。

舟を漕ぎながらのガイドと会話はユーモアに富み気取りがなく二時間はずっと笑いっぱなし、三人男のチームワークはすばらしく時々「業務用言語の会話」乗客には何を言っているのかは不明会話で安全を図っておられたようだ。30人も乗せての急流は気を抜けないことだろう。腰をかがめて竿を水平に構え流れを見つめ、竿が宙を舞っていたことが印象的だ。

トロッコ電車の乗客もたかせぶねの乗客もちぎれんばかりに両手を振る。よくよく考えれば不思議な感じがする。遊びのとき、集団のときは童心に戻ってのびのびとなる。

明日に続く