この大会は、昭和4年に始まった日本でも有数の歴史を持つ大会である。
今大会からは、男女ジュニアシングルスの部が新しく加わり、団体戦一般男女・中学2年以下男女の4種目と個人戦は、年齢の若いバンビから始まり年代別の70歳以上まで20種目、合わせて24種目に2日間の熱戦が繰り広げられた。
男子シングルスでは、五十嵐史弥選手(山形・長井南中・h26全中ベスト16)が決勝で2連覇を目指した吉野(八戸工業大)を3-1で下し、おそらく大会史上初の中学生チャンピオンが生まれたことは本当に驚きであった。
女子シングル決勝では、高橋梓海(大野高3年)がライバル浅利美佳(秋商3年)に敗れ、残念ながら連覇はならなかった。
また、ジュニア男子に出場した今大会注目の張本智和(仙台ジュニア・小5)は先の全日本ジュニアでもベスト8に入った実力を見せつけ優勝。
もう一人の注目鈴木颯(山形・鈴木卓球・小4)は大会前日も会場一番乗りで熱の入った練習をしていたが、決勝では一つ年上の、星 優真(仙台ジュニア)に敗れ残念ながら2位となった。次回に期待したい。
一方県勢では、男子カブの照井涼太郎(花卓ジュニア)が優勝、同じく佐藤遼太が2位に入賞し、女子カブでは小林りんご(宮古Jr)が準決勝の大接戦を制し嬉しい優勝を成し遂げ、2位には吉田翔花(大和田クラブ)が入った。
男子バンビでは、鈴木季空(飯豊クラブ)が2位となり、女子バンビでは照井莉胡(花卓ジュニア)が初優勝を飾った。
*第3アリーナ