社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

「いわて卓球フェスティバルin大船渡」大成功!⑥裏話その2

2010-06-19 07:59:04 | Weblog
 今日も、イベントの裏側第2弾を書いてみる。
 13日午前中は、技術講習会だったが前日の車中での松下氏との打ち合わせで、人数が多く時間が足りない旨を伝えたが、松下氏はこちらからお願いするまでもなく「参加者が選手達と数多く触れ合う機会を作りましょう!」と積極的に話され、選手との1本ラリーやサイン会が実現したのである。これは実に好評で多くの方から喜んで頂いたのである。
 参加者に対しての気配りや、卓球を発展させようとする強い気持ちが選手の皆さんから伝わってきたのである。
 控え室には飲物やクッキーなどの甘いもの、そして大船渡の名物になりつつあるTさんが作る「かま餅」を置いてあったのだが、選手達はそれらを残さず食べてしまったのである。吉田海偉選手がかま餅を手に取ったので、「蜜が出るから気をつけてください」と話したら、親指を立てて「大丈夫!」と言って上手に食べていたのが印象的であった。
 選手達のお昼は甘竹名誉会長のご案内でI寿司屋さんで「新鮮なにぎり」を堪能していただいた。
 午後の市民会館リアスホールには約1,200名を超える観客の皆さんがお出でいただいた。松下氏によると選手達もこのような場所で、こんなにも多くの観客に囲まれて卓球をするのは初めてだろうと話されていた。選手達にとっても嬉しい体験になったと思っている。
 Q&Aのタイミングでは、選手自らがベンチからイスを持ってステージの中央に集まってくれた。実を言うと、そのイスを誰が運ぶのかを決めていなかったのである。選手達の機転に私は助けられたのである。
この後の選手達のトークも素晴らしく、観客と一体になっていったのである。選手たちは一様に「今日の観客の方はノリが良かったと嬉しそうに話してくれた。」
模範試合が終わり、フィナーレのナレーションでは「これで終わるんだなぁー」という安心感や観客の皆さんへの感謝が寂しさと共にこみ上げてきて、おわりのことばをかんでしまったのである。恥ずかしい限りである。
 試合とQ&A以外は私の全くのアドリブであったが、私も選手の気持ちと同じで観客の皆様のノリ(協力)によって支えていただき感謝している次第である。
 帰りの車中、選手達はみんな疲れていたのか終始眠っていた。
 帰りの水沢江刺駅で選手たちはまた、そばやうどんなどをほお張っていた。とにかく食欲旺盛である。改札で握手をして分かれたが、選手のみなさんは顔が見えなくなるまで何度もこちらに向かってお礼の首を下げていた。なんて礼儀の正しい選手達だろうと、また最後に感心させられたのである。
 「お礼を言うのはこちらの方なのに」と、ますます彼らのファンになった。
これからもこの選手達の活躍を願って、皆さんと共に応援して行こうと思っている!
photo:地元紙東海新報より

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