社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

全日本卓球選手権大会終る!

2010-01-18 08:45:24 | Weblog
昨日の男子シングルス水谷隼選手(明大)の4連覇で今年度の日本選手権が幕を閉じた。
様々話題の多い中での幕開けのとおり、今回もいろいろなドラマを生んだ。
その中でも男子シングルス準々決勝、張一博選手(東京アート)に対してセットカウント、1-3の4セット目、7-9まで追い詰められたがそこから4本連続得点の大逆転勝利。
ここ一番での強い精神力と共に確かな技術が充分に発揮された。
決勝は、水谷選手のサーブレシーブが吉田海偉選手を圧倒した。
台から出るか出ないかの絶妙なサーブの長さ、そして想像のつかないくらいの柔らかいボールタッチでのストップレシーブ、フリックでの台上処理。
ロング戦になっても決して勝負を急がない冷静さとコース取り、相手に的を絞らせない攻めのバリエーションの豊富さ、勝負どころでの3球目の回り込みの速さは圧巻であった。
世界10位の実力を遺憾なく発揮した。団体での世界選手権では世界に長く君臨している中国に打ち勝ち、金メダルを我が日本に与えてくれそうな気にさせられた。
敵の牙城はとてつもなく大きいが、水谷選手をはじめ現在の若い日本の選手たちには勢いがある。チャンスは大いにあると思うので今後とも応援をして行きたい。

一方、県勢も少しずつではあるが着実に力をつけてきている。
男子の根田選手、女子の平舩亜美(早稲田大進学予定)を中心に専北勢などの高校生や中学生にも期待をしていきたいと思っている。

(photo:マラソン大会の裏方、大船渡市体育指導委員の皆さん)

全日本選手権大会5日目終る!

2010-01-17 06:20:35 | Weblog
昨日は女子シングルスと男子ダブルスの決勝をテレビ観戦した。
女子シングルスの王輝選手はまったく隙の無いプレーで藤沼選手を圧倒した。
いつでも体勢が整っており、体に太い芯が一本通っているような安定感があった。
試合後の談話に、「日本の選手はいろいろな技を練習し、もっとカットマンとやらないといけない」とあったが、私もまったくその通りだと感じた。
カット打ちは、「基本がしっかりしていないとダメだ」とよく言われる。しっかりボールをも見ることや、打点のところまで素速く動くこと、しっかり腰を入れて打球する、あるいは打球後の戻りや試合運びの冷静さなど王輝選手から学ぶことは多かった。
もちろん勝負どころでの攻撃のコース取りなど、チャンピオンにふさわしいプレーであった。
かつて世界のトップで活躍した選手であるからこその、日本選手に対する率直な注文(アドバイス)であったに違いない。
又、今大会での引退を示唆したのは気になるが?

男子ダブルスでは、水谷・岸川が順当に4連覇を果たしたが、決勝戦での対戦相手軽部・池田組(明大)は実力差のせいか覇気が感じられなかったのは、この一戦がテレビ放映だっただけに、一卓球ファンとしても残念であった。

県勢はシングルスで水野が5回戦負けで残念であったが、ダブルスの根田(明大1年)はベスト8に入賞、昨年の全日本学生では単でベスト8、複は3位入賞といずれも上位入賞を果たし現在上り調子の岩手県期待の選手である。
根田選手をはじめ、県勢の今後の活躍にますます期待していきたいと思っている。

今日最終日は、男子シングルスと女子ダブルスの決勝戦がテレビ放映される。
又、テレビの前にかじりつきになる。

(photo:漁港風景)

全日本選手権大会4日目終る!

2010-01-16 07:53:06 | Weblog
昨日の県勢は、水野裕哉選手(東京アート・盛岡河南中出身)のシングルスと根田(明治大)のダブルスが勝ち残っている。
水野選手は、現在社会人の一年目である。いつどこで会っても、いつも向こうから笑顔で挨拶をしてくれる好青年である。この後も、是非上位入賞を目指して勝ち進んでいって欲しいと願っている。
又同選手は、来る2月21日に花巻市民体育館で開催される第36回中島杯卓球大会の招待選手としても出場することになっている。大会当日はぜひ間近でそのプレーをご覧頂きたい。
根田選手も現在、国体岩手メンバーのエースとして活躍している。ぜひ上位入賞目指して頑張って欲しい。

男女シングルスでは、好調を伝えられていた福原愛選手や松平健太選手が敗れた。
全日本で勝つのは本当に至難なんだなと感じている。「何が起きるか分からないのが全日本だ」とよく言われるのも頷けるような気がする。
その中で、石川佳純選手のジュニア4連覇の新記録は愛ちゃんを超えたもので特筆される。混合ダブルスでも優勝し現在2冠である。残りのシングルス、ダブルスもどこまで勝ち進むのか、そして夢の4冠もあるのか、まだまだ興味は尽きない。
男子の丹羽選手(青森山田中)は、ジュニアでは圧倒的な力を見せつけ優勝した。

さて、今日は女子シングルス決勝や、男子ダブルルスの決勝がテレビで放映される。
大変楽しみにしているし、テレビの前で興奮している自分を、今から容易に想像がつく。

(photo:漁港にいた猫)

全日本選手権大会3日目終る!

2010-01-15 09:51:32 | Weblog
昨日の県勢は、一般男女シングルスが行われたが、伊東(信号器材)、根田(明治大)以外は残念ながら敗退した。
混合ダブルスで勝ち進んでいた水野(東京アート)組も準々で敗れてしまった。

男子ジュニアはベスト4に青森山田中の3人が勝ち残った。圧倒的な強さである。
女子ジュニアも順当に石川香澄(ミキハウス)が他の、種目でも全て勝ち残っている。
この期間中何試合をするんだろうという別の興味も湧いてくる。これから体力と共に精神力がますます要求されてくる。1種目だけでも大変な全日本でどれだけの種目でチャンピオンになれるのだろうか興味は尽きない。

明日16日(土)と明後日17日(日)午後3時~5時までは2日間に渡りNHK教育テレビで女子シングルス・男子ダブルスと男子シングルス・女子ダブルスがそれぞれ放映される。
卓球界にあっては画期的なことであり、日本のスポーツの中での注目度もさらにアップするに違いない。大会場に行けないたくさんの卓球ファンが本当に楽しみにしている。
私も明日と明後日は、テレビにかじりついて観戦しようと思っている。

(photo:珍しい雪化粧のお正月風景)


全日本選手権大会2日目終る!

2010-01-14 08:32:44 | Weblog
期待の男女ジュニアの県勢は、2日目で全選手が敗退した。
しかし、高橋、大野(専北)は3回戦まで進み共に2-3で惜敗したが、相手の選手は次も勝ち進みベスト16に勝ち残っている。また、星(専北)も3回戦に進出、今売り出し中の丹羽(青森山田中)に挑戦することが出来た。
高橋、大野は全国レベルに近づいてきていると思うので、この負けを糧にして又全国に挑戦し、次こそはランク入りを果たしてもらいたいと願っている。
女子の浅沼(盛一)、塩倉(大野)は共に2-3で敗れ、3回戦進出まであともう一歩であった。二人は未だ1年生なのでこれからの活躍に期待したい。

今回の大会では、マスコミ等でもいろいろな話題が取り上げられている。
昨日から登場した四元奈生美選手(東京アート)は「テーマ情熱」の通り、上下真っ赤なユニホームで観客の目をくぎづけにしていたようである。
私も実際以前の全日本で見たことがあるが、とても卓球が明るくなって華やかだったのを覚えている。
この後のユニホームにも興味がもたれるところである。

混合ダブルスでは、田勢夫妻の3連覇が注目されていたが残念ながら敗退してしまった。
妻の美貴江選手は今大会での引退を発表した。夫婦とも東北(山形・福島)出身で私も中学生の頃から見てきたので寂しい気がする。

(photo:正月の花)



卓球全日本選手権開幕!

2010-01-13 09:10:29 | Weblog
12日から今年度の全日本選手権大会が東京体育館で開催された。
県勢も登場し、ジュニアでは男子4名、女子2名が2回戦に勝ち進んだ。
今年の出場メンバーは、年末に行われた東北高校選抜合宿で優勝した女子の浅沼や、3位、4位となった大野、高橋などがおり、上位入賞を目指して頑張ってもらいたいものである。
期待された男子の今野(高田)、女子高橋(湯口中)は残念ながら1回戦で敗退した。
この後一般の部に登場する、男子の根田(明治大)や、伊東、野田(信号器材)、そして女子の平舩亜美(大野高)などの選手もランク入りを目指して力を出し切って欲しいと願っている。

(photo:全国高校選抜(個人)予選会練習風景)

大船渡新春四大マラソン大会!

2010-01-12 08:50:09 | Weblog
今年も、県内各地から1,400名ものランナーが新春の大船渡路を駆け抜けた。
昨日のお天気は、年末年始から続いた悪天候も影を潜め、岩手県の湘南らしい暖なマラソン日和となった。
参加されたランナーの中には高校卓球部の先生方もいた。県南のS先生、A先生は前日から大船渡に入りやる気満々と思いきや、泡のたったガソリンの注入が目的であったようだが、久々の友との交流は遅くまで続いたようであった。
結果は、残念ながら夕べのガソリン注入がたたったのか何とかたすきをつなぐのに精一杯のようであった。
又、県北から参加のH先生は「大船渡は別世界ですよ!」と今日から全日本で東京に出発するシュミレーションとして?暖かさには慣れていただいたようである。
全日本選手権に参加する岩手県勢の選手諸君には是非とも頑張ってもらいたいと思っている。

(photo:大船渡四大マラソン:10マイル駅伝女子スタートの瞬間)

全国高校選抜予選(個人戦)終る!

2010-01-11 05:39:06 | Weblog
昨日、全国高校選抜大会個人戦の部の県予選会が花巻市民体育館で開催された。
男子は本命と思われた、大渡(大野高校)を準決勝で敗退、中嶋(盛岡市立)が嬉しい全国の切符を勝ち取った。市立にとっては悲願の全国大会の出場権であり顧問の先生はじめ指導陣や選手たちにおめでとうと言いたい。
女子は八重樫(花北青雲)が決勝で千田(高田)との一年対決を制し優勝した。対抗馬と目された小林(専北)が準々で敗退したため順当な勝利であった。
八重樫は、キャリアや実力も申し分ないので、是非全国大会では上位入賞を目指してもらいたいものである。
我が高の及川も、密かに代表を狙ってはいたものの新人戦に続いて小林に屈した。

感想としては、男女ともプレーに安定性のある選手が最終的に勝利した格好となった。特にアップをしっかりやっていた選手は体の切れも良かった。
冬場の試合に対する心身の準備が勝負を左右したことは言うまでもない。

(photo:大会風景)

今朝から花巻に出掛けます!

2010-01-10 05:04:19 | Weblog
今日は、全国高校選抜予選(個人戦)のため花巻に出掛ける。
我が高の選手も、この冬場の試合を上手くコントロールして目標の段階まで勝ち進んで欲しいと思っている。
今日の大会は、1セット目の入り方が大切になると考えている。
充分な心身のウオーミングアップを心がけさせたいと思っている。

内陸は途中から雪道なので十分気をつけて行って来たいと思う。
結果や感想については、明日報告したいと思っている。
 
(photo:漁港と猫の風景)

試合で勝つ為に!番外編④

2010-01-09 06:04:25 | Weblog
冬場の大会では、暖房が入ってもなかなか直ぐには広い体育館内が暖かくなることは無い。
従って体も冷たく充分なウオーミングアップが必要なことは前述したが、ラケットやラバーも同じように冷え切っているのである。
昔からよくやっているラケットをお腹の所に入れて暖めたり、暖房口やストーブの近くで温めてやることが必要になる。
この時期の試合だと、1セット目はお互い寒さに慣れずなかなか調子に乗れない。
しかし、試合ではこの1セット目がものをいうのである。
相手選手よりも充分な準備をして試合に臨めれば、1セット目を奪取し有利にこの試合を運ぶことが出来て、それが勝利に結びつくのである。

今日は、花巻市民体育館において全国中学選抜県予選(団体)が開催される。
昨年は、久々に岩手県の猿沢中男子チームが全国中学大会でベスト8に輝いた。
今年も引き続いての活躍を期待したいものである。

私も明日は、全国高校選抜シングルスの県予選会があり花巻に行く。
この冬場の条件をクリア出来る選手の活躍が予想される。

(photo:冬の漁港と猫の風景)