泰山の山仲間達★ブログ版

周南山の会別館です。
平成2年結成以来22年となります。
日頃のご愛顧に感謝!感謝!、誠にありがとうございます。

周南山の会アーカイブス<2000後半編>

2012-02-01 08:53:12 | 山登り


湯野城山452.6m(山口県)/2000.11.15/アパマンY崎,T田

■9:30戸田駅駐車場集合・・・9:50湯野国民宿舎駐車場出発(注/湯野には弁当・酒類のコンビニ無し/戸田のローソンで確保すること)・・・10:13林道入口・・・11:15展望所(手前でツル竜胆を発見/帰路撮影)・・・11:40頂上着・・・12:30下山開始・・・13:45下山・・・紫水苑にて入湯600円也

■山合に鈴の音高く笹の道


--------------------------------------------------------------------------------



2000年忘年登山

大峯山1039.8m(広島県)/2000.11.11(忘年会=湯来温泉¥湯来ロッジ)/時高夫妻,O田,K松,O崎,I田夫妻

■11:05駐車場所出発・・・11:15別荘地の中を抜け登山道へ・・・11:35休憩ベンチ2つ有り(10分間休憩)→すぐ5合目の看板・・・12:00「あと30,40,60分」の看板・・・12:25山頂到着・・・12:40岩の上到着→昼食・・・14:15下山開始・・・14:50休憩場所着,みかんを食べる・・・15:00頃下山

傘山649.9m(広島県)/2000.11.12/同上

■10:20駐車場所出発・・・10:40鉄塔の横を通過・・・10:50休憩・・・11:15反射板のある峰→展望所に寄り道・・・11:35本道に戻る・・・11:45山頂着、昼食・・・12:25出発・・・12:45分岐点(谷ルート、尾根ルート)→谷ルート・・・13:10舗装道路にでる・・・13:20駐車場所着


--------------------------------------------------------------------------------

聖山1113.2m,高岳1054.3m縦走(広島県)/2000.11.3/時高

■9:50聖湖駐車場出発・・・10:20林道から聖山登山道へ・・・10:40展望台分岐通過・・・10:45高岳分岐通過・・・10:50聖山山頂到着,すぐ近くに展望地あり・・・11:05聖山出発・・・11:10高岳分岐通過高岳へ・・・12:35高岳山頂到着・・・13:30出発,下山・・・14:00小さな沢を渡り,すぐ川を渡る・・・14:15高岳登山口到着→林道を歩くとすぐに舗装道路にでる・・・14:40駐車場到着


--------------------------------------------------------------------------------



三瓶山(男三瓶1126.2m,室の内,大平山854m,女三瓶957m)(島根県)/2000.11.5日帰り/アパマンY崎,T田

■10:00三瓶自然館(姫逃池ルート)・・・11:30男三瓶・・・12:00出発・・・13:00定めの松分岐・・・13:40室の内・・・14:10大平山・・・14:45女三瓶・・・16:00三瓶自然館

■6時半徳山出発。三瓶までは徳山東インターから山陽自動車道へ。三次インターを降りて国道54号線を北上。途中のコンビニで食料調達。昨年大万木山に登っているので,アクセスは大丈夫だと考えていた。大万木山への分岐の手前に確か三瓶山への大きな看板があった筈だ。ところが簡保の宿三瓶の看板はあったものの記憶にある三瓶の看板がない。そんなことはないと探したが矢張り見つからない。まあどうにかなるさということで,この看板に沿って進む。県道 線だ。道なりに進めばいいが,の標識で左折。ここは間違えやすいので注意が必要。結局9時半に三瓶自然館に到着。予定より過ぎていたが,登山道を探して,自然館に。中に三瓶山ルートマップがあるから,そこで貰えばいい。今回は姫逃池からのルート。自然館の二階にあがりそこから登山口へ出る。ここもちょっと分かりにくいから注意しよう。


--------------------------------------------------------------------------------

火の山304m,陶ヶ岳250m(山口県)/2000.10.29/K富,T邑,T原,時高,F町

■全行程 登山口9:32~JR四辻駅14:00

■登山口~陶ヶ岳35分~火の山35分~下山口30分

■会社の健康ハイキング企画にて参加者を募集。参加募集の案内の配布が先週と,時間がなかったため予定の調整がつかない人がいたため,参加者は少なく6名(初心者1名,昔ワンダーフォーゲル経験者1名,連れがないためなかなか行けない現役2名。泰山5回目,女性のTさん3回目,Fさんは陶ヶ岳に登った記憶あり。)。かえって,お世話をする方も少ない方がやりやすい。交通手段:JR山陽本線(各自最寄りの駅から)

JR四辻駅集合★9:14。当初はここから徒歩で松永邸登山口まで行く予定だったが,車での同行者がいたため駅から登山口まで送迎を頼む。30分の時間稼ぎをした。天候は昨日の予報通り,曇天。従って,火の山山頂での眺望はある程度は期待できると思っていた。

■登山開始/9:32,松永邸(実は,主の松永祥輔氏は山口県暴力追放県民会議の議長の要職に就かれている。大学の大先輩でもある)の庭を,感謝申し上げながら通過させていただいて,第一目標の陶ヶ岳に向かう。以前は,登山口に杖が数本立てかけてあったが,今日は見あたらない。雨上がりの登山道を滑りに注意しながら登っていくと,10分程度で途中の水場に着く。水の補給にはまだ早い。直ぐ出発。陶ヶ岳手前の広場までは約30分。丁度10:00に到着。下界の眺めを説明しながら,5分の小休止後,陶ヶ岳に向かう。ルートは3カ所。一番左手のルートを採る。ロープが一本,それでも結構長い距離張ってある。滑り易いので注意を促す。初めて人はちょっと驚くかも知れない。喘ぎなら登ると,ロッククライミングの練習場でもある陶ヶ岳の頂上に着く。10:10だ。記念撮影をして,ややゆっくり休憩を取り,火の山目指して,再出発。下りで以前ルートを見落としたことがあるので,丹念にルートを探して確保。今日は万全だ。そこからは低山にも関わらずアップダウンが続く。初心者には少し酷か。登山道脇の草木は雨を含んでいて,ズボンが濡れ始める。2つ目のピークに到着が10:30。この頃から気象の予報に反して,小雨が降り始める。休憩して雨具の装着を促す。確認していない人もいたが,準備は万全。ちゃんとレインウエアや雨合羽を用意していた。アップダウンが続いたので多少は疲れが見え始めていたが,気持ちを切替え,再び火の山を目指す。30分程喘ぎをしながら登っていくと,正面に見えるはずの亀山との分岐点を通過,道を右手に取り,すぐに火の山山頂に着いた。やっと着いたと言う感じ。山頂には祠があり,1月1日には初日の出を見るために多くの人が登るという。信仰の山でもある。この頃には雨がまた一頻り降ってきて,来年開催される予定の工事中の会場や道路が見えるはずであったが,全く見えない。当然ながら,ゆっくり昼食を摂ることもできない。予定では,元来た道を引返すことにしていたが,変更して,華光寺に下り,そこで昼食にすることに決定して,直ぐ出発。このルートは登りは相当キツイと思われるが,今日はどんどん下っていく。途中の大岩付近で振り返ると,雨は上がり始めて,火の山やその向こうに見えるはずの亀山もくっきり見え始めた。先々週の久住山に引き続き,今日のツキのなさを嘆きながら,それでもなんでもないような表情を保ちつつ下る。で,麓の「華厳宗」華光寺に11:40到着。登山開始から丁度2時間で降りてきた。お寺の境内に座れる場所を探して,ウロウロしている内に,お寺の方に「お上がりなさい」と親切にも言われたが,濡れた衣服で上がり,室内を汚すのも気が引けて,結局階段を使わせて頂くことにした。漸く昼食にありつく。そこで,今日の反省やら持参の弁当を広げ,コーヒーを飲んだりしながら,1時間くらい休憩。「またお願いします」[行きましょう]ということで,多少の不完全燃焼の余韻を残しながら,本日の健康ハイキングは終了したのでありました。

■追記

★帰路は,タクシーかバスか,自分の足。出発の登山口まで帰るか,小郡駅まで行くか。小郡の駅までは7kmとの看板がある。バスも来ない,偶々来たタクシーも客が乗っている。ということで,登山口の松永邸まで歩くことにして,右回りに行けば着くだろうてなことで,椹野川の支流の右側の小道を引返す。結局四辻の駅までは約1時間20分位かかった。濡れたズボンもその頃にはすっかり乾いていたのでありました。目出度し,目出度し。さて,来週は何処の山か。

華光寺の皆さん,休憩場所を貸していただきまして有り難うございました。合唱。

★ルートの参考/亀山まで縦走した場合,左手に降りて仁和寺(?・2000年4月に来たときはお寺は確認できなかったが)から県道に出て,セミナパークの側を通って約1時間20分。

★この辺りは,昔は海。従って,火の山は島だったとの由・・・潟上中学校付近にあった碑に書いてありました。


--------------------------------------------------------------------------------

莇ヶ岳1004m,弟見山1008.5m(山口県)/2000.10.15/アパマンY崎,T田

■先週の大船山の猛烈な雨と風に翻弄された登山にも関わらず,お代官様Y氏のマンションで行った反省会で,今週も飽きずに行こうと言うことになり,近場で,割と手応えがある莇ヶ岳縦走に決まりました。メンバーは山ん婆3人。

8時に徳山市の総合庁舎の駐車場に集合。ルートは徳地町の仏峠から先に弟見山に登り,そこから莇ヶ岳に縦走するという逆のコース。登山口は仏峠の柿木方面に向かって右側の斜面から。反対側には三ツヶ峰の登山口がある。9時に登山開始。いきなり急登がはじまる。先週鍛えた健脚のお陰?で,ぐんぐん高度を稼ぎ,15分くらいで尾根に出る。右側は山口県,左側は島根県。熊笹の道は,ヤブ漕ぎという程度のものではなく,割と軽快な道だ。熊とスズメバチには要注意。特に今年は熊の出没が数件あった。この辺りにも生息しているはずだ。今日は熊よけのCOWBELと鈴がある。スズメバチにおそわれた例もある。そんな会話をしながら,この分では予定よりも早く着くかも知れない。今日は土井さんの「こんなにあります縦走路」を持ってきた。これを参考に,途中の道標として「県境の標識」(981mのピーク)があると書いてあるので,これを目指して登るが,登れど登れど,なかなか見つからない。疑問に感じながら尚も登っていくと,頂上らしき三角点がある場所に着いた。ここまで約2時間。標準所要時間の1時間30分を超えていた。だが,そこには県境の標識があり,これは書いてあった途中の標識がある場所にやっと着いたという感じ。山頂を示す標識は皆無。よもや,ここが弟見山の頂上と知る由もない(後で分かることになる。何年か前に時高君と登ったことがあるが,昔の記憶ほど頼りにならないものはないとつくづく思った)。暫し休憩して更に進むと下り始め,眺めのよい所に出た。ここから行く先の山が見事に見える。あれが弟見山だ。しかし,ここまで,2時間以上歩いている。あんなに遠くはないと,更に疑問は深まるがええいままよと進んだ。左手に見上げる感じで「弟見山あと15分」という看板に出くわす。それを見て急に元気が出て,急激な斜面を喘ぎながら登っていくと,熊笹が生い茂る尾根に出た。ここで,1人莇ヶ岳方面から来た人に出会う。聞けば弟見山に行くという。こっちはこっちで,未だ先と思っていたから,え,向こうではありませんかと言うと,その人も,それではその前のピークがそうだったんですかね。と言って引返された。勘違いもいいとこで,その人には悪いことしました。後に,莇ヶ岳で再び出会い,謝ることしきり。幸いにも,その後直ぐ別のパーティに出会い,過ぎたピークが弟見山であることをやっと知る(あの看板は莇ヶ岳からの標識であった)。ホント?どっと疲れが出た感じだが,この先莇ヶ岳まで30分位ということで,再び気分を奮い起こし,一路莇ヶ岳を目指すことにした。この縦走路はアップダウンが激しく,特に莇ヶ岳の頂上への登りは急で,この頃には結構足に来ておりました。で,やっとこさ莇ヶ岳に着いたのが12時10分過ぎ。ここまでの所要時間3時間強なり。休憩は余り取っていない割にはよく頑張りました。メンバーの体力も,大分ついてきた証拠か。1時間の大休憩の後,車の関係でまた元来た道を引返す(但し,来た道を引返すのは辛いものがあります。できれば配車の都合をつけた方がベター)。時間は同じ3時間。途中の弟見山の頂上にて,登った証拠を実感したことでありました。仏峠には4時着。鹿野の「グリーンハイツ」の風呂で,今日一日の疲れを落し,隣の「川花」でわさびソバで夕食。「川花」のわさびソバは1,000円で,セットでわさび豆腐がついており,お勧めメニューです。登山後の徳地,鹿野方面の温泉は,他に「慈生温泉」と「石舟温泉」があります。

■追記

★弟見山の特徴。頂上は三角点の標識のみで,他の山のように山名を書いた看板はありません。草は刈ってありますが,そう広くはなく,展望もよくありません。見落としがちなので,くれぐれもご注意を。

■教訓

★よく知られており,地図にも載っているような大多数の山はその山名が頂上に掲げてあるが,ごく希に弟見山のようにない場合がある。特に初めての山に入る前には十分な情報の入手を。


周南山の会アーカイブス<2000前篇>

2012-02-01 08:51:10 | 山登り
大船山1787m(大分県)/2000.10.9/越後屋Y男,アパマンY崎,T田

■10月8,9日の連休に久住・中岳・大船山登山を計画。メンバーは山んばの会4人。8日は雨の予報が出ていたが,日程の調整がつかず決行することにした。徳山西インターを午前4時に出発。九州自動車道,大分自動車道を経由して九重インターに7時30分着。予定通りの時間。久住まではこのルートの他に,小倉東インターを経て10号線を下り,宇佐から大分自動車道を経由するルートもある。時間的には大差ないが,高速料金はこちらの方がお得。九重インターから長者原登山口へ。登山準備をしている間に小雨が降ってきた。低気圧が通過するという気象予報通り,次第に霧も出てきて,視界は悪く,いつもなら硫黄山からの噴煙がこれからの登山の期待を掻き立てる光景が見られるところだが,これも全く見えない。しかし,ガスがかかっている程度で,これから経験する大雨・大風の前兆は全然感じられなかった。登山口を8時半に出発。舗装された車道を暫く登り,右手から微かに硫黄山から吹き出す硫黄の臭いを嗅ぎながら進んでいるうち,すがもり越えに向かう頃から次第に雨と風が強くなり,それが台風並の強風に変るまでにはそんなに時間はかからなかった。岩山を登る頃にはバランスを取るのがやっとという状態になり,降りてきたパーティが,「すがもり越えはスゴイ突風ですよ。」という言葉に不安を感じながらも,最悪の場合は引き返せばいいかという気持ちで,ようやくすがもり越えに辿り着いた。以前すがもり小屋があった付近には,石の壁で作った新しい避難小屋のようなものがあったが,小屋の作りは屋根もあり多少の雨は遮るが,強風に対する備えはなく,特に本日のような強風には,吹きさらし状態。中はピューピューと風が吹き荒れ,座って休む場所もない。僅かな面積の壁に寄りかかりながら次に取るべき行動を決定しなければならない。予定通り久住山に登り,中岳を経て法華院温泉に行くか,それとも予定を変更して,法華院温泉に避難するか,または,キャンセルしてこのまま長者原に引き返すか。この状態が続けば,到底久住山はおろか中岳にも登ることはできない。また,来た道を引き返すことも,時間的にも無理がある。一番リスクが少ない方法は,このまま法華院温泉に直行して,避難することだ。メンバーに相談して,法華院温泉を目指すことにした。ゆっくり温泉に浸かって,天候の回復を待って翌日に備えることに決定。そこで,善は急げと出発しようとしたが,谷から駆け上がってくる瞬間風速10m位の強風に行く手を遮られ,数歩も歩かないうちに退散。このまま,強風が収まるのを待つことにした。小屋の中では,すこしでも風の少ない場所を探してウロウロ。そうこうしている内に,戻るにも危険な状態が長く続いた気がしたが,この強風の中を久住方面から女性が1人登ってきた。牧戸付近の林道から久住を経て,大船山に向かう由。ベテランらしく雨風をそんなに気にしている様子もない。たいしたものだと感心することしきり。暫く世間話などしていたが,女性に行きしましょうと急かされるように出発。先程に比べて,多少は収まって来たように感じられたが,相変わらず先は殆ど見えない状態。それでも犀の河原のケルンを頼りに,迷わないように注意しながら,1時間程度でやっと,法華院温泉に到着。時刻は11時半。びしょ濡れになったレインウエアーを脱ぎ,食堂に座ることができてやっと,全員安堵の胸をおろしたことでありました。受付は午後からということで,取りあえずの無事を祝って,生ビールで乾杯。長者原で買った弁当(400円,おかずらしいものは全然入ってなく,全員に不評)で腹ごしらえのあと,温泉でのんびりすることにした。温泉は8年前に坊ガツルでキャンプした時,入ったことがある。当時に比べて建家,浴室は立派になっていたがお湯の温度は低めの感じ。ともあれ,ゆっくり浸かって,生きててよかったという実感。さて,翌日の天候を気にしつつ,明日までの長い時間をどう過ごすか。大きな問題が直面していたが,そこはリーダーたるもの,ちゃんとトランプは持参していた。これでダイの大人がしばし熱中し,時間を潰すことができた。夕食は5時半からだったが,制限時間があり,大宴会というわけにはいかず,ビールと熱燗で二回目の乾杯。宿泊客はこの嵐の中それでも,120人はいただろうか。みなさん行儀がよく,乾杯のかけ声はあったものの大人しい食事風景ではあった。今夜の食事にありつけた安堵感と,明日への不安が入り交じった複雑な気持ちの現れだったのか。

約1時間の夕食を部屋に帰っても,普段テレビのある生活に慣れた現代人は時間のつぶし方を知らず,食堂に備え付けのテレビが恋しく,風呂もそうそう入れず,あっちへ行ったりこっちへ行ったウロウロ。

そんな気持ちは皆同じ。自然意見がまとまり,食堂にて3回目の乾杯。実は凍結したビールが未だ解けておらず,部屋での祝宴を諦めて,熱燗を注文した次第。これで,何とか時間が過ぎていき,消灯の10時を待たず,ウトウト。期待していた歯ぎしりや寝言は多少あったものの,少しも気にならず,雨と風が軒を叩く音も子守歌となり,浅く長~い睡眠が始まった。夜半に突然ドドーンという音でびっくりして目を覚ますと,突風が外にあった椅子とかを吹き飛ばした音でありました。折からの雨で土石流が押し寄せてきてスワ一大事か思ったが,これは取越し苦労でありました。

翌朝は期待に反して,風は幾分収まったが,依然と雨は続いていた。7時に朝食。一連の団体さんはもう出発したという。相談の上,そのままの下山予定を撤回。折角来たからということで大船山に登り,九州自然歩道を経て,長者原に下ることにした。7時半に出発。その頃には,雨がどういう訳か上がってきた。空を覆っていた雲の切れ間から時より太陽も顔を出す兆しも見えた。天は我を見捨てず・・・全員の気持ちもルンルンとなり,一路頂上を目指して頑張ったのでありました。ところが自然はそう甘くなく,平治岳への分かれ道付近からはまた風が強くなり,大船山の頂上付近はそれこそ台風状態。5分も保たず,記念撮影を早々に済ませ,直ぐ下山。ゆっくり休む暇もなく,景色も全然見えない状態でも,苦労に苦労を重ねて,やっと頂上に立てたという征服感で,みな大満足でありました。

こうして,大波乱の久住登山は無事終了したのでありました。

■追伸

★下山後の温泉は長者原からそう遠くはない筋湯温泉で疲れた体を癒す。筋湯温泉はうたせ湯で有名。九州一の温泉とか。我々は共同駐車場に車を止めて,冷えた体を早く温めたいと,一番近い白竜さんという露天風呂に入る。400円也。ネット検索すると白竜さんは宿泊料は8,000円からとか。見た目より安い,いい感じの旅館です。


--------------------------------------------------------------------------------

火の山304m(山口県)/2000.3.20/越後屋Y男,アパマンY崎,T田

■火の山はこれで四回目。全部の縦走は初めて。結構起伏に富んだコースで,変化がある。メンバーは,陶ヶ岳,火の山,と三つのピークを超え,十分満足したと思う。陶ヶ岳では,今回も下りの道を間違える。同じところを二回も,間違えるとは,矢張り歳か。で,火の山にて,昼食。眼下に甚野川と阿知須川?がみえ,向こうに来年開催予定のきらら博の会場となる平地が見える。道路も急ピッチで,工事をしているのが分かる。ただし,不必要な道路のようにもみえ,税金の「無駄遣い」とは米田氏の意見。昼食は,山崎さんのトークショーで終始。今日は,落語の落ちを披露。また,米田氏の入院の話のことも。それから,5月の連休は,九州へ一応借り決め。どこにするか,二人に任せる。昼からは,もう一度登り山口セミナ-パーク側に下る。見た目より時間がかかる。温泉は,湯田の翠山苑。タオル付きで400円は安い。地方公務員共済組合の宿泊施設。


--------------------------------------------------------------------------------

三ツヶ峰967m(山口県)/2000.2.11/時高,アパマンY崎,T田

■雪が降ったら,雪山に行こうと前から計画をしていたが,2月9日の期待通りの大雪で決行することにした。メンバーは,かねてから私を雪山に連れてってと切望していた山の会若者組の頭,時ちゃんに,山姥二人。場所は何年か前に途中で引き返した弟見山。と言うわけで連絡したら,皆オッケーとなり,9時に徳山の総合庁舎に集合。車は時ちゃんのRVR,冬用タイヤ装着で万全の体勢。・・・のはずであった。鹿野町までは順調で快適なドライブであったが,徳地町に入り,柚木で右折して仏峠に向かって走る頃から,流石に積雪が多くなってきた。釣り堀を通り過ぎ,途中最近作ったと思われる野道山登山口,三ツヶ峰登山口の看板を横目に見て,次第に期待に胸が膨らんできた頃,とうとう運転手の時ちゃんが雪を恐れはじめて仕舞った。もうちょっとで仏峠だが,雪が深くて通れなくなったら,行き先を変更するという予定に従って,違う山に登るべく,車幅の広いところでUターン。以前車を止めた場所だ。来た道を下っていると,再び三ツヶ峰登山口の看板が。三ツヶ峰には,3年前仏峠からは登っているが,このルートは初めての道なのでここに登ることに決定。案内板には所要時間80分とあったので,積雪の状況を考慮して,無積雪期の大体1.5倍の2時間程度と踏んだのが間違いの始まり。登山開始は丁度10時30分。しかし,開始当初は順調だった。休憩は30分ごとと決めていたが,道の状態もよく快調に歩けるので,最初の休憩は40分後にとった。皆も雪の割りにはそう疲れた様子もなかった。が,このルートは谷を経由して,尾根にグルっと回り込むルートだった。急登のない代わりに,小さい渓流に沿って狭い道が連続する道だ。それに,肝心の赤テープの標識が所々にある程度で,特に降雪期では目印がなく,迷いやすいルートだ。で,途中ルートを何度も確認する羽目になり,大分タイムをロスした。とうとう,道がなくなり,尾根に上がるルートを探したが,これも失敗。地図もなかったので,確認する術がなかったのがもっとも大きな失敗。マイナーな山なのでガイドブックも余りないが,金光さんの防長山野へのいざない第1巻を入手していなかったのがとても悔やまれる。多田さんに「ガイドブックは?」といわれて二重にショック。リーダー失敗の巻。時計の針は既に午後1時を指している。登山開始して2時間30分経過。メンバーも初めは皆雪山を楽しんでいたが,度重なるルート確認に不安がつのる。山姥も,落胆の様子。トーンも次第に下がり気味なので,ここは意を決して中止を宣言。標識を見失った場所から尾根に向かって這い上がった付近。雪だまりを探して,風の少ない窪地で大休止。早速,持参のバーボンを湯で割って取りあえず乾杯。これで多少落ち着きを取り戻した。昼食は30分で早々に切り上げて,下山開始。1時30分。陽は未だ明るい。雪の中を転がるように下山。バーボンが効いたせいか,足下がおぼつかない。車に帰った時刻,2時40分。下りは所要時間1時間10分で帰ったのだ。後は鹿野のグリーンハイツで入浴。357円の温泉で疲れを癒す。

■追記

★帰ってから,ルートの確認。国土地理院発行の25,000分の1の地図には,勿論ルートは載っていない。見当をつけると迷った場所はどうやら,野道山からの縦走ルートの尾根付近の感じ。仏峠からの尾根ではなかった。従って,斜面を登るのではなく,そのまま水の流れに沿って登るルートであったようにも思う。いずれにしても,度重なる未踏で癪に障るので,夏に再挑戦してルートを確認しなければならない。それにしても,この辺の山は完登できないことが多い。それほどマイナーであり,登山道が未整備と言うことか。逆に登ってみたいという期待が膨らんでくる。みなさんお疲れさま。


周南山の会アーカイブス<~1999>

2012-02-01 08:47:20 | 山登り
大万木山1218.0m(島根県)1999.11.14

■紅葉を見に島根県までやって来ました。大万木山は島根県第二の高峰で,紅葉はかなり進んでいました。7時に徳山市は総合庁舎の駐車場集合。徳山東インターから山陽自動車道を,三次で降りる。国道54号線を北上。一路頓原町へ。この辺りになると流石に肌寒い。秋の深まりを感じる。途中,野間さん達がツアー参加した三瓶山を左手にみて,ようやく正面に大万木山が。登山口付近から紅葉は始まっていた。ルートも多くなかなかの山だ。島根県の山は,三瓶といい,比婆山といい,いい山が多いが遠いので登山者は案外少ない。案外夏のキャンプシーズンに家族連れが多いのでは。頂上では10組程度に出会ったのみ。一組のパーティで女性二人は差し入れをご馳走されていた。頂上の大きな木はブナか?枝振りが非常によく,圧倒される。今日はデジカメが大活躍・・・この木をはじめ,いいショットがたくさん撮れました。帰りは琴引山フォレストで汗を流す。今はスキーシーズン前で,静かな温泉でした。


--------------------------------------------------------------------------------

金峰山789.9m(山口県)1999.12.19

■莇ヶ岳を目指したが,やっぱり通行止めになっていた。もう少しで登山口なんだが,雪がどんどん降ってきたため,女性二人が不安がりはじめ,急遽山を変えて登ることになった。こちらは,時ちゃんと以前登っていたが,記録漏れしていた。作成し直す。雪が昨夜以来降り続き,今日も雪だ。麓は降っていなかったが,頂上は想像通り,どんどん降ってきた。嬉しくてしょうがないが,女性二人は相変わらず,不!安げな表情。それでも,慣れてくると,はしゃぎ初め,二人とも雪山を堪能しました。温泉は鹿野グリーンハイツに。車の運転は出発から到着まで一人で・・・結構疲れました。遠乗りは運転手は複数で・・・


--------------------------------------------------------------------------------

青野山907.6m(島根県)1999.10.24

■笹山コース。今回で青の山は4回目だが,コースを変えてみた。コースは青野磧コースのように急登ではないが,時間は同じくらい。距離は,1400m。あと800mの標識付近までは順調だったが,以後400mの標識付近まで階段となる。階段は自分の歩幅とは異なるため,ペースが乱され疲れやすくなる。多田さんが風邪気味で,ゆっくり歩幅をとり,休憩もいつもより多めにとったせいか,登り時間は結構かかりました。このくらいがちょうどいいかも。今日は快晴で,頂上の見晴らしは十分であった。しかし,ちょっと木陰に入ると,肌寒い。紅葉は未だ早いが,これから,本格的な秋に向かって,まっしぐらとなる。まもなく,色づき始めるだろう。頂上でのお食事タイムは山崎さんのお陰で,楽しい時間であったが,いきなり,すぐ近くの藪の中で,獣の唸り声が聞こえ,全員身構えたが,大声と,鈴で追っ払いました。あれはきっと熊だった。我々の後,門司からきたパーティに教えたが,全然信じない。一時はどうなることかと気を揉んだが,何事もなくやれやれでした・・・明日以降暫くは熊の話題で盛り上がることだろう。下山後は,柿木温泉「はとの湯荘」で汗を流し楽しい登山日でした。柿木温泉は平成6年に改築し,とてもきれいな温泉だった。

■参考

★近隣の温泉。柿木村に弘法の湯,柿木温泉。他に,187号線沿いに間歇温泉で有名な木部谷温泉がある。


--------------------------------------------------------------------------------

小五郎山1161.7m(山口県)1999.11.21

■二回目の登山。但し,前回のルート等記憶なし。登山口から迷ってしまった。林道は開発が進み,昔のルートは通じない。時として新しいルートがよくできる。この山も,旧林道を作り直していた。駐車場は狭いが,上まであがれる。ルートはアップダウンがあり,頂上はなかなか顔を表さない。楽しいが,きつい山だ。この時期は紅葉登山者が多く,頂上は結構広いのだが,足の踏場がないほどの盛況ぶり。人気の山だ。頂上での眺望は言うことなし。寂地山,容谷山,鬼ヶ城山等々。すばらしい眺めだ。但し紅葉の方は温度のせいか,余りよくない。


--------------------------------------------------------------------------------

虎ヶ岳414m(山口県)1999.10.17

■今日は来週の青野山の練習を兼ね,三丘の竜ヶ岳を目指したが,先月の台風18号の影響か倒木で登山道が塞がっていたため,急遽変更して,虎ヶ岳に登った。それにしても,竜ヶ岳は登山道の整備は大変悪く,入り口からして,草ボーボーであった。地元の人のボランティアがないか,熊毛町の思い入れが少ないのか。虎ヶ岳の登山道が,地元の愛好家により,手入れが非常によいのと対照的だ。竜ヶ岳はいい山なので非常に残念だ。・・・ということだが,こちらは登らさせていただいているのだから文句を言う立場にはないのだが。というわけで,ぶつぶついいながら登りましたが,この山は結構人が多く,団体さんにも出会い,我々も含めて6パーティあった。この前,物見岳で出会った若者にも偶然再開した。眺めは,頂上が開けて,360°の眺望を満喫した。地元の熊毛町の町並みも手を取るようにみえた。


--------------------------------------------------------------------------------

物見岳745.6m(山口県)1999.9.12

■9/26の白滝山への練習を兼ねて登りました。この辺りの山は,白石山,蕎麦ヶ岳,狗留孫山,高羽ヶ岳,野道山,三ヶ峰と連山があるが,未だ登っていないのでどうしても登りたかった山だった。ガイドブックには,登山口は余り詳しく載っていなたかったが,行ってみると,国道9号線の近くに駐車スペースが余りなかったのと,入り口が明確でなかった。しかも,山口線の線路を横切るという危険な登山口である。しかし実際は,辺りに民家があり,細いながらも道路はあった。・・・この道路のアクセスは判明しないそうだが・・・登山道は,しっかりしていたが,沢が多く,稜線付近まで,沢の中の行進が多かった。雨季など水があふれた時は危険な道であった。対面の大蔵岳と同じような印象がある。ともあれ,結構だらだら坂が多いが,最後の稜線までの急坂はかなり傾斜があり,残暑の暑さと,練習不足とで本当に疲れた。頂上は,見晴らし最高とのことであったが,煙っていたせいもあったが,雑木が多く,眺望最高というわけにはいかなかった。今日のパーティは我々を含めて2隊。結構マイナーな山である。また,下山途中,マムシにであう。静かに騒がずそっと横を通り抜けてきた。けっして,木やスティックなどでやたらと刺激をしないこと。今の時期のマムシは子を孕んでおり,気が立っているのでとても危険。特に要注意。

食料の仕入れは木戸山トンネル出口付近のコンビにか,徳佐のスーパーしかない。

■最後に,この登山ブーム,登山者は多いので,阿東町も登山道の整備や頂上の雑草刈りなど手入れをしっかりやられたらどうでしょうか。
■最近熊の情報が多い.頂上付近で出会った山口市の若者も単独で,大きな声を張り上げていた.


--------------------------------------------------------------------------------

嶽山364m「別名=平野岳」(山口県)/1999.8.13

■2日前の借りを返しに登った。この前の嶽山だ。嶽山は地元では平野山というそうだ。今日は薮蚊対策は万全だ。登り始めてから、今日で995回目という下山途中の登山者に出会う。聞けば、戸田の八木ノースイの社長の上坂さんとおっしゃた。頑張れウエサカさん。8月20日頃には1,000回達成?!また、頂上では、シマヤの田中勉君の叔父さんという田中さんに出会う。元日新の社員で、相当な健脚だったらしい。登山記録を見せてもらった。登山の統計表もいろいろ作っておられた。8:45登山開始。途中薮蚊と戦闘。相当数を払い落した。被害は今日はほとんどなかった。一昨日は100箇所の被害。…で頂上到着は9:48で結構時間がかかった。下山後、南総懇の御園生さんと、井上さんに偶然出会う。今日はいろいろな出会いが会った。いい登山はいい出会いがある。


周南山の会アーカイブス<~1998>

2012-02-01 08:44:47 | 山登り
寂地山1337m(山口県)/1998.11.15/時高,越後屋M男,T田,I本,K村

■登山開始10:40、全行程約5時間、登頂時間2時間25分
■車:越後屋(セリカ),時高(RVR),走行距離140km
■天 気:晴れ。朝,須々万は深い霧であったが,昼から雲一つない晴天となった。
■S第2工場駐車場8:00合流。須々万のサンマートでT田さん,I本さんと合流。須々万のローソンで昼食購入、越後屋さんとK村さんと合流。須々万,須金,錦町広瀬を経由して寂地峡へ至る。途中、道の駅「ピュアラインにしき」で休憩。ビールもどこかの自販機で購入。寂地峡駐車場でトイレ休憩。犬戻の滝のある犬戻遊歩道入口まで車で登る。駐車スペースがなく路上駐車。10:40遊歩道に入る。犬戻の滝を経て遊歩道終点へ。結構急な登り。遊歩道終点より林道へ合流。林道を登山口へ向かって進む。林道終点の寂地山登山口11:35着。駐車スペース広し。普通車でも林道踏破可能。11:45出発。沢沿いに緩やかな登山道を進む。沢の支流が合流している地点の橋を渡ると少し急な階段。。寂治山1.5kmの看板を過ぎると緩やかな登り道に、沢の支流を右にみながら進む。途中水場あり。しばらくして沢から別れて左上へ登る。12:25休憩。そばに白くて大きなきのこ(猿の腰掛け状)あり。12:30出発。12:50鞍部の分岐点(看板)通過。右へ曲がる。左は右谷山への縦走路。1:05頂上到着。頂上は結構にぎやかであった。山頂周辺はブナ原生林。葉が落ちているので、陽がさしていて明るかった。以前来た時は葉が生い茂っていたのか、真っ暗であったように記憶している。昼食をとって、2:00出発。往路休憩をとった地点2:20通過。沢沿いの水場2:30通過。2:45登山口着。白い大きなきのこを採ったおじさん現れる。そのきのこ目的で登ったらしい。少し休憩して2:55出発、林道を下る。3:20犬戻遊歩道へ入る。駐車地点3:35着。錦町道の駅で越後屋さん、K村さんと別れる。須々万のサンマートで解散。栄谷が大渋滞(事故?)のため、長穂経由で県道3号線を通って帰宅。


--------------------------------------------------------------------------------

竜ヶ岳366m(山口県)/1998.2.15

この山は、山陽自動車道を広島方面に向かって右手に尖った山があるがこの山である。登山道への入り口が分かりにくいので、気をつけたい。熊毛インターを下車。三丘温泉を経て、黒岩狭を過ぎて暫く行き、山陽自動車の高架下を右手に(標識あり)入り、道なりに進み、もう一度高架をくぐって、暫く行くと右手に小さな標識あり。登山道入り口は民家の脇にある。民家には駐車場はあるが、迷惑となるので、高架下付近に止めるしかない。しかしここからだと、結構時間はかかる。登山道は民家から暫くは比較的に平坦だ。尾根にでると、右に。5分で、急登が始まる。所々にロープがあるので、助かる。道はガレバで岩があり、特に下りは要注意。頂上へは20~30分程度。頂上での眺めは180。が開けている。山陽自動車道もすぐ下に・・・下山道は慎重に。温泉は三丘バーデンハウス、呼鶴温泉など(500円)。


--------------------------------------------------------------------------------

白滝山667.6m(山口県)/1997.5.5

■天井ヶ岳まで縦走。白滝山は東西に二つある。今日は西の山だ。豊浦郡にある。聞きしに勝るすごい山。ガレ場が非常に多くて危険地帯。登山口へは林道を進む。現在整備中で、将来は舗装道になるだろう。取っ付きから急登が始まる。左へ回り込んだが迂回路なし。仕方なしに引返す。本線も急なガレ場の連続。ロープを伝ってやっとこさ登れた。また、そこを進んだ後も、岩場の間の川幅は狭く、その谷間状態を進むしかない。雨季は絶対登れない急所だ。中島先生も言っておられたが、いい山と言う印象は小生も同感だ。木と木を伝ってやっと登った頂上付近に滝が出現する。不思議な感じだ。ここで、一息入れよう。頂上は直ぐ目の前だ。頂上で、北九州の山下さんに出会う。ビールを飲んで、天井ヶ岳に行くと言うので、同行する。但し、今日はバテた。山下さんは67才くらいと言っておられたが、どうしてどうして、とても健脚だ。負けてしまった。後ほど、絵入の手書きのはがきを頂く。山の絵に色鉛筆で色をつけた程度だが非常にお上手。小生も、このような絵を描けたらと思った。

お返しに、デジカメの写真を印刷して送った。次回は東の白滝山だ。


--------------------------------------------------------------------------------

鯨ヶ岳(小鯨) 434m(山口県阿武郡旭村)/1994.5.29

■この山は,登山道がハッキリしない。始めから,登山口を間違う。しかし何とか登りきったが,頂上付近でマムシに出会う。最初のリーダーは気付かず,その上を跨ぎ,二番目も気付かず跨ぎ,三番目でやっと,気付いた。その時は,奴は鎌首を持ち上げて,何時でも,噛み付きますよという臨戦体制にあった。危ないところであった。運がいいというか,二人もマムシを踏みつけず,跨いでいったのは,極まれであろう。記録物である。それにしても,この時期はマムシに注意しなければならない。クワバラ!クワバラ!