泰山の山仲間達★ブログ版

周南山の会別館です。
平成2年結成以来22年となります。
日頃のご愛顧に感謝!感謝!、誠にありがとうございます。

周南山の会アーカイブス<2003雀谷山>

2012-02-05 12:53:52 | 山登り
雀谷山 890m < 山口県徳地町 > 2003.10.13 文&画像=もんち&泰山(少し編集してます)

参加者:泰山快調、STRANGER、はちべえさん、U田キャプテン、S藤夫妻、山モンチ



徳地町主催の雀谷山開設記念登山に参加しました。
ヤブ山突撃隊の方々の協力で今回の開山となったそうです。
同時に飯ヶ岳登山イベントもありましたが、こちらは一昨年登りました。
前日からの雨で今朝もはっきりしない天気でしたが、晴れ間も覗いてきたので出発しました。
7:30出発、8:00徳地のローソン着、昼食を購入。
ローソンを出発してR489号線を大原湖キャンプ場方面に向かいます。
大原湖キャンプ場を過ぎて右折、「雀谷山」の看板に従って滑方面に進みます。
渓流沿いに細い道を進み滑に入ります。
飯ヶ岳方面との分岐を右にとり林道に入ります。
8:55駐車場着。
以前、飯ヶ岳に行った時よりは短い林道でした。
前を走っていたのはK隊長の車でした。
ヤブ山突撃隊のお二人、Dr.Nと挨拶を交わしイベント会場に向かいます。
受付を済ませて9:20登山開始。
10分程進むと開けた伐採地に出ました。
山肌をジグザグに登っていく行列は見物です。
振り向けば飯ヶ岳方面の山々が見渡せて、良い眺めです。
所々、赤い斑点のようにハデ科の木々が紅葉しています。
伐採地を抜け尾根道を進んで広葉樹の林に入ります。
10:08鬼ヶ城の大岩着。
この後急登と急降下を繰り返して11:00前に山頂着。
山頂は狭く、弁当を広げるのも一苦労でした。
風邪が強く、体が冷えてきた所でK隊長にいただいた暖かいコーヒーがありがたかったです。
今回の登山にはDr.N、K隊長、ヤブ山突撃隊だけでなく、「ゆうゆう」のD氏、
Y新聞連載のF氏、カズの里山ハイクのカズ氏、「かっさんの山歩き&木彫り」のかっさんなど層々たるメンバーが集っており、
我等が泰山快調はHPの名刺を配って営業活動に大忙しでした。
帰りには鬼ヶ城に登ってみました。
高い所大好きのモンチはおおはしゃぎ!
今回もいい写真が撮れました。
行きは雨模様で天気は良くありませんでしたが、登山中は雨も降らず助かりました。
このイベントの様子はDr.N取材の映像がYABのステーションYで6:50頃放送されました。
残念ながらぼくたちは写っていませんでした。
参加者は70名程度だったようです。
下山後、大原湖キャンプ場で重源汁(具沢山の豚汁)をいただきました。

駐車場
登山口
尾根道
広葉樹の林へ
我輩がモンチだ
鬼ヶ城テラスにて

説明される藤原氏
頂上にて
K隊長と泰山
テラス前にて。
かずさんも
テラスにて。

受付にて。

ヤブヤマ氏













周南山の会アーカイブス<2003大将陣>

2012-02-05 12:49:22 | 山登り
大将陣 1022m < 山口県錦町 > 2003.10.5 文&画像=はちべえ&泰山(少し編集してます)

はちべえ,stranger,さくらばば,泰山
<天候:晴れ>

泰山編

大将陣は,二等三角点にしては頂上からの展望は全くない。
しかし,そこから5,6分程のヤグラ岳からの展望はすばらしいものがあるのに,登山者が少ないのは何故だろう。

我々も5年か6年前,もんち達と計画したものの雨と雷に加えてアブの大群が出撃してきて,止む無く途中で引き返した山である。
いや,その前にも,記録をみると平成4年11月28日に登ったことになっているが,記憶が定かでない摩訶不思議な山でもある。
今日頂上にたってみて,この記憶が曖昧な理由が分かった。頂上に特徴がなく,何の面影もないのだ。
また,11年前といえば,本格的に山に登り始めてからそんなに時間が経っておらず,
何故この山に登ったのか,とんと見当がつかない。
とまれ,今回は,三度目の正直である。
今日こそは完登して,記憶に残したい。

その思いとは裏腹に,今まで鬼ヶ城山,大蔵ヶ岳,竜門岳等々と短時間ながらも多少ヤブ漕ぎを経験しているが,
随分ルートに迷ったせいもあり,頂上からヤグラ岳までの短い距離に手こずり,相当ハードな展望探索であった。
その意味では,いい思い出となったか。

山頂からヤグラ岳までの道は,頂上から二枚目の看板(ヤグラ岳へと書いてある)までは,すんなり下れるが,
それを過ぎた辺りから,テープも点在しており,道もなくなり分かりにくい状態である。
通行止めの道しるべのための横木らしきものがあり,これを誤認して,まずこの付近で迷う。
が,これは,よく見ると自然に潅木が倒れたものである。その横に道らしいものはあった。
そこから先は,笹が背丈ほど伸びて六日市方面への縦走路を覆い,自然に回帰せんばかりの状態となっている。
まさに熊が生息していそな環境である。おそるおそる熊笛を吹きながら進む。
この辺りは,目印の赤いテープは目の先に所々付いているが,笹こぎに気をとられていると,
肝心のヤグラ岳方面のテープと見落とす恐れがある。
今日もカメラを構えて動画をとっていたら,全くその分岐に気が付かなかった。
再度通るとよく分ったのだが,色褪せた旗らしきものと,赤いテープが右方面に続いている。
注意深く道をみると,分岐もある。
そこをクリアすると,ヤグラ岳までは,明瞭な道が続いているのが不思議な気がする。

ヤグラ岳はそんなに広くはなく,更に松が倒れて岩の上を覆い被さり,
恐らくかなり以前に立てられ,目印にしただろう旗竿も倒れている。

しかし,先端の岩の上は目を見張るばかりの絶景である。
目前に羅漢山,法師山,鬼ヶ城山,遠く寂地山や冠山,大峰山も見える。羅漢山に隠れてはいるが,三倉ヶ岳もその方向にある。
多少のヤブ漕ぎは覚悟して,このヤグラ岳に立ち寄る価値はある。

■ パノラマ写真はこのページの一番下にあります。


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はちべえ編

今回はまたしても山の会未踏峰「大将陣」である。参加者は泰山体調、staranger、はちべえの山馬鹿大将に「腰痛のつぼネ」ことさくらばばの4人。
一路、錦町を目指すが、なんと、最新のカーナビを装備したことが判明。
人間カーナビの某氏は若者組卒業とともに遂にお役御免となったもよう?

錦町須川に入り、バス停「西橋」側のM商店から崖沿いの急な林道を車で上る。
小小丸集落をすぎるとおばあさんと柴犬が休んでいる。人が珍しいのか、犬がじゃれてくる。
大小丸集落に「大将軍山登山口 終点まで3KM」の標板をみて、林道大将軍線に入る。
NHK、ドコモの鉄塔をすぎ、舗装終了地点のカーブで駐車。
この直前に上の崖から岩が車道に転げているので、慎重に進まないと下の崖に落ちる可能性がある。

林道を進むと、羅漢山の山塊が真横に、須川の集落が真下に見える。
林道終点の登山口標板から、植林帯を急登する。ここから山頂までは、薄暗い山道で、今日は寒いぐらいである。
沢をわたり、植林帯境界の支尾根を急登する。
ようやく、主尾根にでて、雑木林とささやぶの里山らしき風情になり、山頂にでる。
山頂からの展望はいまひとつで、北面遠くに山々が見えるに過ぎない。

さて、昼食は展望地のやぐらヶ嶽で取ることとして、ささやぶの中の踏跡をテープを頼りに進む。
やぐらヶ嶽の表札2箇所を過ぎ、鞍部に出たところで、背丈をしのぐ大やぶに突入。
地籍調査の赤い標柱とテープを目印に笹を泳ぐ。
調子にのったはちべえ、自慢の体重を活かすのはこの時と、やみくもに進むが、テープは延々に続く。
ここで百戦錬磨の泰山体調から道が違うとの指摘があり、最後の標札地点まで戻る。
しかし、それらしき道がなく、いささか疲れ気味の泰山体調撤退を宣言するが、よくさがすと、木の赤テープをすぎたやぶの中に別の道があった!!
表示板嫌いのはちべえではあるが、ここばかりはないと本当にわかりにくい。

植林と雑木林の混在する山道を進むとやぶ加減の岩稜にでる。
一同、がっくり来るが、岩に登り先に進み、倒れた松の大木の枝をくぐりぬけると、大展望の岩稜端にでる。
かって、建てられていたであろう旗竿がたおれている。が、どこも下は絶壁である。3,4人が限度である。
防府の山城山の山頂をもっと狭くしたものを想像していただくと良い。

展望は寂地山・冠山の山塊、鬼ヶ城、大峰山、羅漢山、法師ヶ岳、成君寺山、広島の海が見える。
直下には須川集落が見える。宇佐川が織りなす地形が見事である。


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林道舗装路はここまで。


登山口


大将陣頂上


あそこが,あの山で,あそこがあの山だよ。


ヤグラ岳の上にて












周南山の会アーカイブス<2003鈴の大谷山>

2012-02-05 11:52:42 | 山登り
鈴の大谷山  1036m  < 島根県柿木村 > 2003.9.23 文=もんち,画像=もんち&泰山

参加者:泰山、さくらばば、strenger、山太夫(に決定)、山モンチ

GPSファイル:カシミール3Dで作成



心配していた台風は南に外れ、絶好の山登り日和となりました。
今回は島根県柿木村の鈴ノ大谷山です。先月の羅漢山に続いて1000m級の山が続きます。
徳山を9:00出発、315号線を北上、鹿野の大潮から県道3号線新南陽日原線に入ります。
小峰峠を越え、柿木村椛谷に入り、右ヶ谷キャンプ場入口を通過。
白井谷川河口付近で、「通り過ぎたんじゃないか?」という言葉に、しどろもどろになるナビゲーターのモンチ。
方向音痴の本領発揮です。でも、もう少し進むと入江谷林道入口を発見。
林道脇の空地に車を止め、登山開始(9:25)。
(写真:lmg0326林道脇駐車…№プレートは修正済)
入江谷川沿いに単調な林道を進みます。
よく整備されているので、登山口まで車で登ることもできますが、砂防ダム工事中のダンプがやってきたら離合は難しいので、考えどころです。
ネズミの子ども発見(10:45)。こんなところにいるとダンプにつぶされるよ!
11:00工事中の砂防ダム通過。出発して1時間後にしばらく離れていた入江谷川と合流。
結局2度休憩して1時間30分で登山口に到着(11:55)。
他のHPでは林道1時間と紹介されていたが、結構時間がかかりました。登山口周辺も工事中で林道もきれいに整備されていました。
作業小屋の人に「こっち」と導かれて、小屋の前を通らせてもらって登山道へ突入(12:00)。
(写真:lmg0327ネズミ、lmg0328工事中の砂防ダム、lmg0330林道と入江谷川、lmg0331砂防ダム、lmg0332登山口のある作業場、lmg0333登山口看板、lmg0348登山口)
沢沿いのぬかるんだ道を進み、2度沢を渡ります。
沢から離れて杉、桧の植林帯の急登となります。一旦下ってここから笹尾根の急登となります。登り始めて20分くらいです。
突然後ろで山太夫の悲鳴が…。まむし出現だ?でも、よくみるとゴムのおもちゃです。
泰山快調のお戯れでした。山太夫さんは大変悔しそうです。
ヘビのおもちゃに驚いたからではなく、以前は、何かを仕込んで山頂でみんなをびっくりさせるのは、山太夫さんの担当だったからです。
次回に期待しましょう。
一同、マムシ騒ぎで一息入れて、更に笹薮の急登を登り始めました。
すると、山頂からご夫婦が降りてこられました。
道を譲って待って下っている様子なので急いで登っていくと、「周南山の会の方ですか?」と声をかけられました。
なんと虎ガ岳ふもと村さんご夫婦でした。
今日の山行を掲示板でみて山頂で待っていたが、誰も来ないので帰る途中だったそうです。
遅くなって申し訳ありませんでした。立ち話もなんなので、山頂まで引き返していただくことになりました。
周南山の会掲示板のネットワークの広さに、改めて感心しました。
だんだん深くなる笹薮をかきわけて、山頂到着(12:45)。虎村夫妻も加えて写真撮影。
(写真 lmg0347登山道1沢を渡る、lmg0337登山道2杉林の急登、lmg0339登山道3笹薮の急登、lmg0340マムシ、lmg0341最後のヤブコギ、lmg0342山頂)
山頂はそんなに広くありませんが、5、6人で昼食を摂るには十分な広さです。
ここ2、3年参加していなかったS田氏は今年3回目の山行ということで、幽霊会員を返上してハンドルネームをつけることになりました。
なにかマムシにちなんだ名前をということで、三太夫→山太夫と命名。
やまんばさんがいないと寡黙な山の会も、今日は泰山快調と山太夫さんの駄洒落の応酬に賑やかな昼ご飯でした。
山頂からの眺めは西側が開けていました。山頂に鉄塔の立つ石ヶ岳に莇ヶ岳、弟見山などが見渡せます。
東側は目の前のもっこりした山が盛太ヶ岳です。
盛太ヶ岳も最後の登りはすごい急でしたが、振り向くと景色が最高でしたし笹もありませんでした。
(写真:lmg0344西側の展望、lmg0345盛太ヶ岳)
下山開始13:50。登山口到着14:10。長い林道をあるいて駐車場着15:00ごろでしょうか?
帰りは鹿野グリーンハイツの温泉でゆっくりしました。










スライドショーはこちら


周南山の会アーカイブス<2003如意ヶ岳~桂木山>

2012-02-05 11:47:08 | 山登り
如意岳 545m ~ 桂木山 702m < 山口県美祢郡秋芳町 > 2003.9.14 文&画像=はちべえ(少し編集してます)

泰山,はちべえ,stranger
天候:台風が逸れた後の晴れ

GPSファイル:カシミール3Dで作成その他で編集


足元に注目!!
すわ!まむし? これはみやげ物屋で買ったオモチャです。しかし,その後実際に遭遇。

如意岳頂上。

桂木山頂上その二
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■ その壱
 台風一過の後の絶好の晴天のはずが、今日は霞が濃く、視界が悪い。残暑にも関わらず、今回集合したのは、毎度おなじみの山馬鹿大将、泰山体調、STRANGER氏、はちべえの3人。目指すは山の会の未踏の山、如意ヶ岳である。はちべえが前回登ったのは7年前の4月。自転車で山口から秋吉台自転車道経由で嘉万にでて登ったときのことを懐かしく思い出す。
 国秀遺跡の案内板を過ぎると、なんと、「水源涵養の森(小野田市水道局)如意ヶ岳登山口」立派な案内板が2箇所にある。日峰川渓谷沿いの舗装道を進むと、またまた、立派な小野田市水道局設置の如意ヶ岳駐車場(駐車台数10台以上)が左側にある。後から調べると,この川は厚東川の支流で,右側に治山ダムへの作業道の側に巡視路入り口の標頂があるが、ここが登山口である。しかし、この入り口、いかにも出そうな草むらでおそるおそる通過。薄暗い杉植林帯の沢沿いをつめ、対岸にわたり、支尾根にあがる。
掘り割りとなった道は水流の通る道でもあるため、苔むし、滑りやすい。左側の植林帯と右側の雑木林の境に道があるのだが、植林帯では、落葉がなく、表土が剥きだしとなり、道が削れていくようだ。次第に、雑木林の道になると、落葉がクッションとなり、道はしっかりとしている。土止めの木の階段は自然の傾斜にあわせ、つくられており感じが良い。第1鉄塔を過ぎ、主尾根にでると、雑木林の中の道は快適で、日差しをやわらげ、谷間から吹き上げる風で涼しい。泰山体調曰く「鬼ヶ城に似ている。」急登にあえぎ、第2鉄塔をすぎ、やや荒れ加減の道を登り切ると、大きく切り開かれた山頂にでる。
 大岩から秋吉台方向が見えるはずが、あいにくの霞でよく見えない。北側に見えるのは花尾山とえ~かげんなことをいっていたら、あれは大滝と泰山体調の鋭い指摘。そう、見えるのは、大滝、天井山、権現山の山塊である。東面に見える桂木山の日の峰側は大きく伐採され、土が露出しているところもあり、惨めな景色である。記念写真を撮り終わり、さて、展望写真を撮ろうとおもったら、ぴーぴーと電池切れの音が。とほほ、爺たちの写真をとるためにデジカメをもってきたのではないそ。そういうわけで、展望、山行の写真はありません。
山頂にはポストがあり、登山ノートが入っているが、なんと、平成14年にK隊長が改訂版のため調査山行したときの記述があった。一同、いい山だったと下山開始。雑木林の中の道良し、涼しい展望の山頂良し、無駄な標識がない道良し。まさに、鬼ヶ城同様入門者向きのいい山である。ぜひ、登って欲しい。唯一の短所は、支尾根までの滑りやすい道と思っていたら、2回も転ぶ。やっと、駐車場にでて、やれやれと思っていたら、泰山体調とSTRANGER氏が「物足りないから、もう1山」とのたまう。が、これが、山の会史上有数(県外を除く)の難行苦行の始まりとは誰も知るよしはなかった...
はたして、どこに登ったのか。手元に地形図はなく、GPSは電池切れ、あるのはK隊長の本のみ。

■ その弐

「もう1山」とやる気満々のSTRANGER氏に押され、もう1山登ることとなった。この道はどこに続くのかという泰山体調の問いに「桂木山の日の峰コースの登山口がある」とうっかり口を滑らしていたはちべえ、「今の時間からだと登り1時間半で帰りが暗くなる。伐採で道が消えているとK隊長の本にあった。巡視路もあれだけ皆伐されると、わからない可能性がある。」と何とか逃れようと必至。「どうしてもなら、鯨ヶ岳だと50分で登れる」というが、泰山体調、山頂でのマムシ遭遇がよほどこりているのかこれを却下。日の峰巡視路コースで桂木山を目指すこととなる。手元には地形図もなく、あるのはK隊長の本第1巻のみ。
 集会所、庚申塚をすぎ、登山口を探すがよくわからず、堰堤をすぎ、橋の手前の大きな広場があるところで一時停車。伐採のためかさらに道がのびている。ここに、怪しい自動車が駐車中。中に男性1人。こんなところで何をしているのだろう。ひょっとして、何か埋めに来たのではないかと噂しているうちにいつの間にかいなくなる。
 さて、K隊長の地図にある駐車地が見つからないので、道をもどり分岐から別の堰堤への道で駐車。(13:30)地形図もなく、GPSも電池切れ、ランプもなし、これはひょっとして竜王山の遭難事件とおなじことになる可能性もあり、15時までに山頂に着かなければ、引き返すことにして出発。はちべえ、万一の時はgomen救助隊を呼ぶことを心に決める。
埋もれかけた堰堤側の道を進むと巡視路の標柱がある。左の沢沿いの道を進むと、一面の伐採地にでる。なんともみじめな風景だ。ゴロ沢の道を延々すすみ、左に回り込み、はっきりした山道を高度をあげていくとNo.121鉄塔とNo.122鉄塔への分岐にでる。左に大きくトラバースし、ジグザグの道をのぼり一本松(?)の支尾根にでる。さらに山腹をトラバースすると、伐採用の作業道が登ってくる谷にでる。この作業道の入り口はよくわからないが、今までの巡視路を通るよりはこの道から主尾根上の巡視路に合流する方が主ルートになる可能性があると思われる。
急登で主尾根の尾根にでる。ここからは明瞭な巡視路、幅広な町村境界の森の中の尾根道が気持ちよい。最近草が刈られたようだ。これからアップダウンをくりかえし、121、120、119鉄塔を経ていく。1箇所、岩稜帯の崖沿いの細い巡視路が危険だが、よく見るとまっすぐ尾根を通る道があるのでそちらを通った方がよい。さて、山頂は見えてきたのだが、なかなか着かず、相変わらず、STRANGER氏の「1,2,1,2」の号令が続くも、後に続く2人の爺の疲労の色が濃くなる。
もうそろそろという地点でなんと、ロープが設置された急降下の坂が出現。一同がっくりするが、何とか気を取り直し、道を進む。118鉄塔への分岐を左に進み、最後の急登をいくと薊が茂る山頂直下にでる。STRANGER氏の「痛い。痛い」という声。ようやく念願の山頂へ。(14:35)晴天ならば、瀬戸内海と日本海両方が見えるはずだが、相変わらず、曇り空で展望がよくないが、充実感がある。GPSと予備の電池でなんとかデジカメを復旧して記念撮影。休憩もそこそこに下山開始。泰山体調、休憩地点で小さなマムシ発見。そういえば、羅漢山の時といい、今日も林道の途中で大蛇と遭遇するなど、何か、蛇探知センサーでもあるのか。さすが、蛇のおもちゃをザックにしのばせているだけのことはある。今後も隊長兼蛇対策部長をお願いしたい。
さて、泰山体調、二日酔いが今頃出てきたのか日頃のだじゃれも出ず、ひたすら静かである。心配するも詩を苦吟していたらしい。一方、はちべえは昼食がそばとむすび一つのため、「腹減った」を連呼。復活したデジカメで風景を撮る元気もない。見かねた泰山体調よりWインぜり~をいただく。泰山体調は心やさしいのだ。
またまた、ゴロ沢の道をおりていくが、疲れる。こんなに刈って針葉樹を植えて、水源涵養になるはずがないとぷんぷん怒る。ようやく登山口へ。こうして、地図が読めない山の会はK隊長の本だけを頼りにして日の峰巡視路コースを完走したのであった。お疲れさまでした。

<付記>
このコースについては、最も詳しいのは岡研一氏の「ちょっとそこの山まで第一集改訂版」ですが、伐採のため、支尾根に登るまでがかなりわかりにくくなっていると思います。











周南山の会アーカイブス<2003羅漢山>

2012-02-05 11:40:08 | 山登り
羅漢山  1109.1m  < 山口県玖珂郡錦町 > 2003.8.31 文&画像=もんち

参加者:泰山,はちべえ,stranger,U田,S夫妻,もんち
天候:曇りのち晴れ



夏でも涼しい山ということで羅漢山に登った。
前日の夜は雨。当日の降水確率は70%の予報に中止だろうと思っていた。
朝もはっきりしない曇り空であったが、雨が降っていなかったので決行とした。
天候のせいもあって小羅漢までは蒸し暑かったが、山頂は涼しかった。
空模様もはっきりしなかったが、雨には降られずに登ることができた。下界は良い天気であったらしい。
参加者は7名であったが、婆様たちが不参加のせいで泰山体調の元気がなかったように思われる。
駄洒落にもいつものキレが感じられなった。
鹿野ICから高速にのり六日市ICで降りる(片道850円)。
六日市ICからR187を南下、R434に入って宇佐郷に向かう。
宇佐郷から「らかん高原」の看板に従って右折、クネクネ道を登ってハイランドロッジ到着。

ハイランドロッジ前に車を止めて、
出発10:20。
キャンプ場の横を通って登山口に入る。
丸太で組んだ階段が多く、腿にこたえる。天候のせいもあり結構蒸し暑い。
小羅漢への分岐点到着10:50。
ここから歩きやすい道となる。
5分後小羅漢の東屋到着。
小羅漢をあとにして羅漢山山頂へ向かう。
11:14不知火の杉到着。
長年の山焼きでも焼けずに残っていた杉だそうだ。
不知火杉の前の岩から眼下に憩いの広場が見える。
11:24憩いの広場との分岐点着。山頂まであと少し。途中まむしがいたらしい。
11:30山頂到着。
「羅漢山レーダ雨量観測所」を見学して、昼食を摂る。
山頂からは天気が良ければ小五郎山、
寂地山、冠山などなどが見渡せるらしい。

12:00下山開始。下りは憩いの広場経由で帰ることにする。
S夫人が日本一長い滑り台に挑戦したが、滑らなかった。以前来た時うまく滑れたので、滑り方があるのだろう?
憩いの広場からハイランドロッジまでは舗装道路を歩いた。
ハイランドロッジ到着12:45。









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GPSファイル:カシミールで作成/羅漢山


周南山の会アーカイブス<2003摺鉢山>

2012-02-05 11:35:39 | 山登り
摺鉢山  229.1m  < 山口県下松市 > 2003.8.24 文=はちべえ,画像=泰山

一日目:下松市笠戸オートキャンプ場

さくらばばさんからの指令により、3時前に家族旅行村に着いたはちべえであったが、今週に入ってからの猛暑でキャンプ場は熱い。
泰山隊長とストレンジャ~さんとともにテントの設営を始めるがなかなかパイプフレームが完成できず、ゴムのテントも熱いし、
1時間以上かかってようやく設営完了。
既にくたくたになった三爺は冷房の効いた管理棟でしばしの休憩。
そこに、涼しげなブルーのTシャツ姿のgomenさんが黒のタンクトップとホットパンツのギャルをしたがえ突然出現。
ん、若々しい。
どこぞでナンパしたか、それとも娘かと一同びっくりするが、なんとびじんば嬢であった。
とても○○代にはみえん。

gomen氏、とうとう新車を購入。
炭火をおこすのに手間取るが、ピーナッツをつまみに乾杯。
さくらばばさん、大旦那さん、山モンチ・J子夫妻&双子、S田夫妻が次々と登場。

いつものように話題はこれから登る山からはなれ、最近のブ○事情等大いに盛り上がる。
焼肉が始まる前にすでにできあがったはちべえであったが、着実に焼肉を消化、中には炭火焼きならぬ炭と化したものもあったが。
大旦那様を迎えに来られたお○ばばと大旦那様のやりとりは夫婦漫才のようであった。

おくっていただき、ありがとうございました。

二日目:摺鉢山縦走

さて、一応、山の会であるので、翌日は笠戸アルプスを縦走。
半ズボンで登る泰山体調とすとれんざ~さんはヤブ蚊に大出血サービス。
さくらの植樹が進んでいるが、雑木林を刈って、植樹とは本末転倒なのでは?びじんば嬢、またまたきのこに夢中。
この暑さで一同ぐったり。
隠れたスポット「天狗岩」からの絶景をたのしむ。
ここからの帰りの登りがきつく、びじんば嬢、「こらあ、gomenちゃん」と思わず叫ぶ。
この暑さ、登っているのは我々だけかと思ったが、前方から二人の婆登場、なんとこれから白浜まで縦走するらしい。
ばてばてになった爺婆はやっとのことでキャンプ場にたどりつく。
みなさん、おかけでリフレッシュできた二日でした。
ありがとうございました。





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今回もまたまたはちべえさんの掲示板への投稿を引用しました。ありがとうございました。


周南山の会アーカイブス<2003三つヶ峰>

2012-02-05 11:17:09 | 山登り
三ツヶ峰  969.2m  < 山口県徳地町 > 2003.8.3 文=はちべえ&stranger,画像=泰山



その壱

三馬鹿大将、大河の一滴をもとめて山に登る
さて、世間では海へ繰り出す中、山の会の三馬鹿大将(泰山、stranger、はちべえ)はこの暑いのに、今日も山登り。
少しでも涼しいほうがよかろうと、目指すは三ッヶ峰佐波川源流ルートである。
今回は緻密な計画担当のさくらばばが欠席であるため、お~るあばうとな泰山体調とはちべえでは心配で、stranger氏のみが頼り。



沢沿いの道はしっかりしているが、草ものびており、泰山体調がマムシ除けの先導をかってでる。
山腹をトラバースする道は細く谷側に傾斜しているので注意が必要。
はちべえが道普請のつもりで踏んだところくずれた箇所数カ所あり。
きょうは熊よけの鈴をつけているものの沢音で消されるため、stranger氏が「いち、に、いち、に」の号令。
これがえ~ペースメーカーになる。
曇りがちの天候と沢沿いに時折ふく風が気持ちよい。

実はこのコース、二年前に山の会が途中で迷ったコースであるが、今回はテープに導かれ源流地点へ。
岩間から清涼な水がわき出るのを想像していたが、出てくるのは泥水でがっくり。



もうひとのぼりすると尾根へ。すぐに山頂へ。



はちべえが前回仏峠からのぼったのは95年9月30日だが、そのときは土が露出した広い山頂という印象だったが、今回はささが伸びて狭く感じる。
さて、展望は霞がかかっていまひとつであるが、十種ヶ峰、高岳山、鈴の大谷山、徳佐平野が見える。桐ヶ峠方向への縦走路も切り開かれているようだ。

SLやまぐち号の煙がみえるはずだが、時間がわからず、仏峠へ下山開始(徳佐駅12:25分頃だったらしい)。
道はしっかりしているが、急坂ですべりやすい。
以前より樹がのびて展望ピークからの展望もあまりない。ようやく、仏峠へ。
各自、大河の一滴に貢献して山行を終了。
へびもくまも登山者にもあわない山行であった、みなさん、おつかれでした。

しかし、周南地方に帰ると下界は暑かった。

さて、この時間、誰もいないあの山頂を想像すると、また、山行の幸福感がよみがえる。


その弐

普通、梅雨明けの7~10日間位は絶好の山登りシーズンなのだが、どこからも話が出てこない。
金曜日の例会のいため少し頭ボーとしていたが、11時頃復調したので早速泰山黄門様にご相談申し上げたところ、早速ハチベエを従えて計画していただけた。
場所は三ツケ峰。
当日は天気も良く絶好の日より。いつものドライブコースを通って取っ付き口まで。
この本道も大分覚えてたが、よく取っ付き口までの道を覚えておられるのには関心する。 
コースはほぼ山頂まで樹林帯(植林帯)の中がほとんどで、湿気がありその点だけがいまいちであった。
その為か、お花がほとんでない。
ハチベエさんが書いておられたが、佐波川源流にはがっかりした。
岩の間からしみだしているのを期待したが、泥の間からしみだしている、さすがに飲むきはしなかった。
頂上は日陰もなくちょっと暑かったが、見晴らしは最高、すこし、霞がかってたので遠くがはっきりしなかったのが残念。
体調、ハチベエさんが汽笛が聞こえるはずだというが、まてどくらせどきこえない。
携帯でしらべるがよくわからない。
そのうち暑くなってきたので、誰かさんが熱中症になるまえに降りることにした。
帰りは仏峠方面にの道をとったが、何時も思うが、島根県と山口県の境はすぐわかる。
島根県側は紅葉がきれいだろう。
山口県側は山の手入れをしてあるところとないところがあり、植林すればよいというわけではないと思った。
なにごとも後のフォローが大事。
しかし、やはり暑いな。中央では山登りというが、やはり当地では夏は山行(業)だな。








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GPSファイル:カシミールで作成(一部無修正):三ツヶ峰