6月16日の降雨による増水以来、菊池川本流では増減水の繰り返しが
続いて、水の濁りは薄れるときもないが、釣魚と場所によっては、かえって
好釣果もみられているようだ。
なかでも、うなぎ釣りは時期的に今が一番のシーズンではなかろうか。
もともと、うなぎは夜行性の魚であれば、河口の汽水域では別として、
川の上、中流域の釣りなら闇夜の夜釣りか、雨後の濁った川の釣りしか
考えられないものであるが。(つけ針、はえこみの釣りは別)
この梅雨期は、これらの制約はまったく気にすることなく、いつでも思う
時に、釣りが出来るのだから、こんな好機会はないといってもよかろう。
行ける時に近くの川で、竿を出して見られては。
釣りのポイントとしては、川の流れに変化のあるところ。川岸の出っ張り
がある所や、川がカーブして流れが淀む所など、流れてくるエサが一時
溜まるようなところを狙うとよいだろう。
エサは、言うまでもなくドバみみずが一番だが、忙しい方には市販の
大関みみずがある。これは、うなぎ針の大きさに合わせて1匹のみみずを
カットして針に通して使うのがコツだ。大関みみずは当店に常備。
皆さんもこの機会にうなぎ釣りに挑戦して見られては如何だろうか。