山鹿青海クラブでは、平成24年度初釣り大会を大分県佐伯市
蒲江で2月5日に行った。大会は当クラブの通算130回目の
クロ釣りの大会で、順位は釣り上げたクロ1匹の長寸で競われ
1位から4位までが表彰の圏内である。
1月の後半から続いた今冬最大の寒波は、2月に入っても衰えず
当日の天候が心配されたが、直前の予報では当日は風も弱まり
曇りの天気が予想されることから、前日は参加する10名の会員と
オープン参加の3名、計13人の参加者は、好漁の期待を胸に
勇躍して当地を出発した。
この日、大会の会場となる蒲江の屋形島一帯の釣況は、連続した
寒波による水温低下の影響から、極端な食い渋りが続いており
厳しい釣果が予想されたが、そこは会員には熟知した釣場のこと、
何とかなるだろうと、気楽な見通しで大会は開始された。
朝からは薄日も射した天気も、その後曇天となり時折小雨もぱらつく
空模様が続いたが、日中には気温も上がり、絶好の釣り日和と
なった。
大会に参加した山鹿青海クラブ会員と一般参加の皆さん
2位の池田道広さん(47センチ)
4位の田代和夫さん(44.6センチ)
予想通りクロのあたりは渋く、エサは取られても針掛かりせず、
皆さんは1枚の良型のクロを狙って苦労された様子。しかし
そこはベテラン揃いの当クラブ、検量時には次々大型の獲物が
持ち込まれて、現場は歓声につつまれた。
成績は下記の通り
クロの部
1位 福山 健隆 47.6cm
2位 池田 道広 47.0cm
3位 岡本 賢二 45.8cm
4位 田代 和夫 44.6cm
5位 高田 茂吉 43.5cm
6位 原田 実 43.0cm
7位 白木 則宏 41.0cm
他魚の部 (ボラ)
1位 田代 和夫 67.0cm
2位 池田 成浩 60.5cm
帰港後、本降りとなった雨の中、検量に続いて入賞者の表彰が
行われ、無事大会を終了して解散した。
現在、会場の蒲江一帯は、寒波の後の食い渋りは見られるものの
これからの水温が安定すれば、また状況も上向くのではなかろうか。
機会があれば、再度釣行したいものと考えている。