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佐藤安之助の墓

2012-01-26 | 箱館戦争史蹟めぐり

佐藤安之助者の墓案内板 
箱館戦争の台場山を中心とした戦いは、明治2年(1869)4月3日から18日間にわたり乙部に上陸した新政府軍約6000人と榎本軍約3000人が、この台場山周辺で大激戦となり、新政府軍軍監駒井正五朗が戦死した。
 この墓はその激戦で戦死した佐藤安之助のものである。
 墓には「佐藤安之助鹿児島藩従者・明治2年4月24日」と刻まれているが「発前藩記事・戦死履歴」には「文政10年8月18日生・鹿児島藩伊集院宗次郎軍夫」、開拓使編「戦死人墳墓明細履歴書」に「42歳陸奥国津軽群駒越村」とあるように、その履歴は、ほぼ明らかにされている。
 駒越村とは岩木山の山麓の町で現在の岩木町である。
 明治から大正時代、この場所に∧丁(やまちょう)前田吉五郎が旅館を開業していたが、それを引き継いだ大野町市渡の横山重雄さんによるとお盆には遺族の方がお参りに見え、周辺の掃除や手入れをしていたという。
              平成12年8月
   大野町教育委員会
             平成18年2月1日より北斗市教育委員会


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