日本の博物学の学問大系としての基礎を作り、“日本博物学の父“と称されるスウエーデン生まれの学者、カール・ペーター・ツュンベリー。彼は前回紹介した”分類学の父“として世界の名が知られるスウェーデンの科学者、カール・フォン・リンネの最も高名な弟子の一人にあたります。そんな日本と縁の深いカール・ペーター・ツュンベリーについてご紹介します。 . . . 本文を読む
まず初めに、本日「ケンペルとバーニー蔡」にお招きいただきましたこと、心より感謝申し上げたいと思います。本来学問に臨む姿勢は客観的なものであって、感情に左右されてはいけないのですが、心に感動を覚えなければどんな学者もすぐに研究意欲をなくしてしまうでしょう。 . . . 本文を読む
若黄鷹、若隼、昆布、膃肭臍、寄セ數子、熊膽等是迄松前家より獻上の品にて、尤西地よりも出といへども其品よろしからず、東方の方より重に産するの處、此度御用地成りたうるうへは如何心得べきやのよし、松前家より窺ひ申によって、寛政12年2月21日、伊豆守信明朝臣より其伺書を下給ひ、・・・ . . . 本文を読む