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23 自然薯栽培 (催芽処理について)

2012-04-08 | 炭素循環農法 しゃえんじり便り

  20012/04/02 催芽処理を完了した切り芋と首芋の状態

自然薯は切り芋をそのまま植え付けると、でんぷん質が多いため腐敗してしまいます。 さらには休眠状態を打破する必要があります。       クレバーパイプ使用の切芋種繁殖では、催芽する事が条件となりますがその年に収穫でき、しかも収量も多いため一般的です。         以下は自然薯発祥の地政田自然農園の栽培マニュアルを参考にさせて戴きました。

            自然薯 切芋種の芽出し方法                                                                   川砂の準備  無菌無肥料・粘土質の混入していない川砂を小石を除いて用意する。                                                                                 

            発芽器の準備                                                                          簡易発芽器でもよい  温度管理の出来るもの

            種芋の切断と消毒                                                                           朝、晴天を確認し種芋を60g程度に切断する「ベンレートT水和剤」の100倍液に10分間酸浸漬し、一日中野外の太陽光線で乾燥させ、さらに2~3日陰干しする。 

           種芋の伏込み                                                                              ① 発芽箱に2~3㎝川砂を敷く。                                                                            ② 乾燥させた種芋を砂の上に一列に並べる。                                                                  ③ 種芋が隠れる程度に川砂を掛ける。                                                                 

           発芽器の温度と管理                                                                            ① 発芽器に入れ2日間は20℃とし、3日目から25℃で管理する。                                                      ② 発芽器の砂は乾燥させないように注意し、乾燥すれば潅水する。                                                          ③ 発芽箱の種芋から発芽し、3㎝以上伸びた芋から取りだす。                                                              ④ 取り出した芋は、屋内の箱の中で3日ぐらい慣らしを行い芽が緑色になってから植え付ける。 

           植え付け後の処理                                                                              植え付け後一ヶ月位は種芋が乾かないよう潅水し、敷き藁などで被覆する。  

植え付けはさくらの開花後10日位してからとのこと、その時期になったら又送信します。   

    


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