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 里芋の逆さ植え

2012-02-19 | 炭素循環農法 しゃえんじり便り

         

 普通は里芋の芽が出る位置を上に向けて植えますが、それを逆さに植えてみました。

周りからはなかなか理解されませんが、この逆さ植えは品質の良い里芋が確かに取れます。  具体的にどんなメリットがあるかと言うと、①種芋の横に親芋が出来るため、子芋、孫芋が土から出る事がなく青芋にならない。 ②子芋の位置が深くなることで、大きくて揃いの良い里芋が出来る。  

この写真は2011年7月15日に撮った逆さ植えで行った里芋です。

里芋の種はスーパー生協で購入した物の中から3個程を温かい部屋で芽出しを行い、多少芽の出た頃に大きめで深さのあるポットに逆さに埋めます。日中は日当たりのよい場所に出し、夜は家の中に入れポットをビニールで覆っておきます。15日位で芽が出てくると思います。 本葉が出てきたら定植します。圃場の畝はスコップなどで深く耕して、貝殻石灰を振り、表面に籾殻や葦やススキ等の炭素資材を半生で表面に施し、黒マルチをしておきます。里芋は不耕起出来ません。マルチには穴を開け深く掘り込み種芋を植え付け、株間は80㎝位離したほうが良いでしょう。里芋は水分を多量に必要とするので毎朝小まめに与えましょう。寒い日が続く季節はフィルムトンネルを掛けて保温する事を忘れない事です。後は収穫まで常時観察しながら、元気に育つよう声を掛けてあげましょう。声をかける事は大事な事で愛情を掛けると同じ事です。


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