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Mt.GOXの破産管財人がビットコインを売却中。

2018-03-09 10:05:49 | 金融
 マウントゴックスの破産管財人は過去6ヶ月で、35,841BTC約382億円のビットコインと34,008BCH約47億円のビットコインキャッシュを売却した。
1/17に8000BTC、1/31に6000BTC、2/5に18000BTC売却している。

 ビットコインの平均売却単価は106万円、ビットコインキャッシュの平均売却単価は14万円で、2018年3月5日時点の破産財団が管理するビットコイン数量は166,344BTC約1,796億円、ビットコインキャッシュは168,177BCH約200億円である、とのこと。
 
 根源的に通貨発行益を国家の独占事項であるはずなのに、民間事業者にそれが許されている時点で不可思議なのである。
 金融庁がもっともらしく仮想通貨取引業者に対して、業務改善命令や業務停止命令を出して管理監督しているよう見せかけているが、仮想通貨はいずれ価値を失うと見ている。
 価値があるように見せかけて、市中から資金を吸い上げて、一部の人たちが利益を得るような体制を維持せざるを得ないのは、資本主義の宿痾であるわけだが、ことの本質は米英への資金上納に過ぎない。
 若年層が特に騙されている訳だが、若い内の得たお金をどのように使うのかによって、自分の人生を大きく左右する。つまり、若い時のお金は年を経て得たお金よりも貴重なのである。お金を何に使うかによって後の利潤に大きな差がでる。近視眼的に投機にくべてしまうと、極わずかな人たちは利益を得られるかもしれないが、殆どの人は元本を減らすことになる。
 更に悲惨なのは、借金で仮想通貨を買っている場合、損失が出ると自身の経済的持続可能性が破壊されてしまう。つまり、突如過大な借金を負うと、返済不可能になり、自己破産へ追い込まれる。
 通貨は決済及び富の蓄積の機能が求められているわけだが、仮想通貨は価値の変動が激しく決済にも富の蓄積にも向いていない。単に投機の対象でしかなく、多くの人の時間と資金を奪い、人生を滅茶苦茶にして消滅していく。












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