高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2012/05/26 自主巡回 奥高尾

2012-05-27 23:50:18 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

                        

このところの週末の天候は安定していて今日も快晴。JR高尾駅北口の「小仏」行や「陣馬高原下」行のバス停はいずれも長蛇の列で、2台運行のバスは登山者を吸い込んで満員となった。

小仏バス停広場でミーティングとストレッチをして9時45分過ぎスタートする。景信山登山口を経て間もなく2本の枯損木を処理する。景信山山頂はすでに多くの登山者で賑わっていた。景信山を後にして次のポイント堂所山の山頂を目指す。

この途中、東京都/神奈川県の都県境の尾根に沿って白いロープが堂所山の巻き道付近まで設置されていた。このロープには「←景信山、陣場山→」の小さな案内板が何か所にも吊るされていた。行先と植生回復のガイドを兼ねて設置されたのであろう。

堂所山の山頂で昼食をとり明王峠に向かった。明王峠で休憩後、長い下りの尾根を巡回し「日本武尊」を祀る与瀬神社を経て、15時25分過ぎ相模湖駅に到着した。途中、ナワシロイチゴ、カラマツソウ、キンラン、ウマノミツバ、ナツトウダイ、オカタツナミソウ、ヒトリシズカ、フタリシズカ等々を観察した。お疲れさまでした! (HI)

【今日の開花植物】

 ヤブデマリ       マムシグサ      ツクバネウツギ    ジュウニヒトエ    キンラン       オカタツナミソウ

                                                                        (by sak)

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2012年5月6日 自然観察チーム自主活動

2012-05-27 21:59:15 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者 2名

本日の活動:日影沢保護地コドラート内での植生調査の後、小仏川沿いをJR高尾駅まで

1.数年来の疑問解決

 日影沢入口の橋を渡った直後の右手にあるつる性で葉に斑の入った植物!本日開花していて、その正体がわかりました。

栽培種で原産地がスペインのキバナオドリコソウでした。3年ほど前に突如現れ常々疑問に思っていましたが、やっと謎が解けました。それにしても自然の植生を守るべきところにどうして?と思います。今年になってご丁寧に保護ロープまで付けている始末です。

 この様なことは駒木の公園周辺でもおきています。ロープ柵で保護されたオオアマナやフェンス内保護地のツリガネズイセンです。ただ綺麗というだけで本来そこにはなかったものを移植するのは生態系を崩すことになります。

   オオアマナ             ツリガネズイセン

2.植生調査

  今日は川の水量が多く、飛び石伝いに飛んで対岸には行けず、渡渉ということになりました。こんなことは、サポレンで活動を初めて以来初めての事です。

  また、1m×1mのメッシュを使って、一部の植物種は百分率での表記をすることをしてみました。ただ、草丈の高いものやツル性のものおよび偏在化しているものなど対象とする植物種を決める必要があります。

    裾を上げての渡渉              ネットを使用しての調査                                  (by sak)

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