2019.1.6(日) 自主巡回/ 奥高尾 【樹木の冬の魅力に触れながら】
◆参加者:11名(関L)、天候:曇りときどき晴れ
◆コース:高尾北口(バス)⇒小仏BS~景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~もみじ台下(解散)
◆内容:
『危険個所の点検(頭上の枯れ枝や登山道の路肩崩れ、酷いぬかるみ等)』、『シモバシラシーズン対応(ロープ内
への踏込み他)』を活動の目的として巡回を行いました。例年この時期は、景信山から城山に向かう道が、泥や酷い
ぬかるみで安全歩行に支障のある箇所が多く心配していましたが、今年はしばらく降雨がないためか乾いていて、
大きな支障のある箇所はほとんどありませんでした。また、シモバシラをほとんど見ることがなく、目立った踏み込み
も認められない状況でした。
参加メンバー全員が時刻通りに集合し予定していたバスで移動し、小仏BSで会長の新年ご挨拶、本日のスケジュール、注意事項を確認した後、出発しました。
登山道に入ってしばらくした林内の踊り場で、2019年も高尾サポートレンジャー会の各種活動が無事故でありますよう、安全に楽しく活動できますようにと、山の安全をお祈りしました。折り紙で折った鳥総を立て、米酒塩水をお供えし、参加メンバー全員で祈願しました。
景信山への直登ルートを15分ほど登った所で、下山してきた登山者が地面の根上がり部分に足を取られ転倒する
場面に遭遇しましたが、自力で起き上がり下山していく様子を確認でき、大事に至らずホッとしました。根上がりした
山道を歩く時は十分注意する必要をあらためて感じました。
一日を通して、新入会員の方々を中心に、数カ所の標識に取り付けられた矢羽根のボルトの緩みを締め直したり、
標識面や案内看板表面の汚れを落とすなど、施設点検を積極的に行っていただきました。頼もしい新戦力の方々
のお気持ちと行動力に、勇気づけられる思いでした。
また、特に景信山付近の横断溝が各所で詰まっていて、水切り効果が低下しているように窺えました。次回以降、
自主巡回する際に手入れを検討する等、会として定期的・計画的にメンテナンスするようにしたいと感じました。
随所で休憩しながら、冬にしか見ることのできない奥高尾の樹木や鳥を中心に森林生態に関するメンバー間の
情報交換も行うことができました。
年末年始休暇の最後の休日だったためか、比較的利用者数の少ない日曜日でした。
記録:MS 写真:MK