参加者:6名(うち都レンジャー2名)
コース:小宮駅~宇津木台バス停~都立滝山自然公園~滝山城址~多摩川河川敷~東秋川橋~東秋留駅
前回の共同巡回レポートは、豪雨と落雷でさんざんな目にあった話でしたが… 今回も、午後から突然の豪雨と落雷に見舞われました。いや、一体誰が雨男、もしくは雨女なんでしょうか?(笑)
「かたらいの路・滝山コース」は、八王子市とあきる野市の境あたりにあります。今回のコースの前半は多摩丘陵らしい、クヌギ・コナラ林の尾根を行く道、後半は多摩川と秋川の合流点に広がる河川敷の中の道と、違うタイプの自然を楽しめる場所です。道も整備されており、日頃歩いている高尾山周辺と比べるとアップダウンが少なく歩きやすい、まさにハイキング・コースです。だいたい10km程度の行程だったのですが、高尾周辺の山に慣れてしまったサポレンの皆さんには、いささか食い足りなかったかも知れません。
残念なことにタイヤなどの不法投棄が発見されたり、椎茸のホダ木(当然、個人の所有物です)を壊してカブトムシやクワガタの幼虫を探した形跡があったりと、いやなものも見てしまいましたが、最近ではなかなか見ることのできないタマムシを発見したり、都レNさんが大きなアオダイショウを捕まえたりと(もちろん、すぐ逃がしました)、楽しいこともありました。
ただ、今回の落雷は、隠れる場所もない河川敷でのことだったため、少々冷や汗ものでした。こういう時に備え、雷警報機というものを持ち歩いているのですが、それには一番近い落雷地点から10km以上離れていると表示されています。しかし、それはあくまでも目安でしかありません。雷には地表に落ちる対地雷と、地表には落ちず雷雲の間で飛ぶ雲間雷があります。警報機には雲間雷も表示されるため、いささか近めに表示される傾向があるんですが、それでも安心はできません。雷が次にどこへ落ちるかは予想が難しく、いきなり前回から20km以上離れた場所に落ちることもあります。
まぁ、こういうときは逃げるが勝ちという訳で、後半はずいぶんと早足の巡回となってしまいました。
それにしても、誰が雨や雷を呼んでるんでしょうね? もしかして私でしょうか? 嵐を呼ぶレンジャーって、単に迷惑だけな気が…(都レF)
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