3月11日、東日本大震災の日に巡回。春を迎え、自然の美しさや、素晴らしさを感じながら、自然の厳しさや恐ろしさを改めて思い起こす一日。
花が咲きだしていることを願っていましたが、今年はまだ春は名のみ・・・小下沢入口の梅園もほとんどつぼみの状態でした。
僅かにタネツケバナやユリワサビが咲き始めたばかり、アオイスミレやヤマルリソウもまだまだ蕾で今年の小下沢の春はもう少し先になりそうな気配。
それでもヤマアカガエルの卵らしきものが道の脇の溝に沢山みつかり春を感じることができました。
日影に移動して、入口のハナネコノメが咲きだしたのを確認、近くにはヨゴレネコノメやネコノメソウも蕾をつけ、例年通り沢山の人が訪れて写真撮影をしていました。
急遽コドラートの調査を午後に実施。キツネノカミソリやアズマイチゲがようやく芽を出し始め、調査地の一部にはかなりの数のアズマイチゲの芽生えを見ることができました。
中には明日にも咲きそうな蕾がありちょっと小躍りしたくなるようでしたが、期待していた春植物はまだこれからで春の華やかさには程遠い一日でした。(SR: TS)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます