梅干親爺の戯言

お袋様・妻子の冷たい視線にめげず、遊びに邁進する中年オヤジの悲哀を綴る

メロンと液晶テレビ

2006年08月11日 | 会話
先週末、親爺の地元で夏祭りがあったことは、お知らせしましたが、実は後日談があるのです。
ビールを飲みすぎて、祭りの最中に眠くなってしまった親爺は、途中で帰りましたが、根性あるお袋様は、お楽しみ抽選会まで粘り、結局『メロン』をゲットして意気揚々と帰宅したのでありました。大喜びして、あと少し寝かせておいて、美味くなったところでいただきましょうということになりました。が、・・・・・

翌朝、近所の親戚のおばさんが来て、『○○さん、あんたテレビが当たっちょたがねェ』
お袋様『そぎゃんはずはないけん。だってメロンが当たったけんねェ』

親戚のおばさんは、メロンが当たってすぐ帰ったお袋様を驚かそうとして、冗談を言っているのだと思っておりました。
その後、野球の試合に出かけた親爺に監督さんが『○○さんというのは、親爺君のお袋さんの名前じゃないかいのぉ』
親爺『ええ、そうですが』
監督『○○さん、○○さん、あと5秒です。って祭りで呼ばれとったで』
親爺『何で呼ばれとったんですか?』
監督『1等商品の液晶テレビで呼ばれとったがあ』
親爺『え~、マジっすかぁ?』
監督『結局、もう一回抽選して、ほかのもんが持って帰ったがぁ』
親爺『・・・』

お袋様に監督さんのお話をしたところ、お袋様も日中にいろんな人からこの事実を聞かされ、お袋様は当初『惜しいことをしたなぁ』と後悔しておりました。が、一体メロンはほんとにお袋様に当たったものなのかということが、疑問として浮上したのでした。
最近では、お袋様は『人に当たったメロンを、私が横取りしたんだわ。悪いことをしたなぁ』と言っております。
親爺は、こんなお袋様の倅であることを誇りに思います。

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