道徳「手品師」

中学校３年生、道徳の教科書（光村図書）最後の教材は「手品師」です。

このお話は、小学校の道徳の教科書にも載っています。さて、中学生になった今、どのようにこのお話を受け止めるのでしょうか。

今回は、「誠実」というワードをテーマに考えてもらいました。

手品師に突如として舞い込んだ「大劇場」への誘い。その一方で、男の子とで交わした約束をどうするのか。揺れ動く手品師の葛藤を考えてもらいました。

自分だったら約束を守るのか、否か。

教室で意見が真っ二つに分かれました。

約束を守らないという意見の中には、手品師を待ち望む男の子に配慮した代替案も出てきて授業を盛り上げてくれました。

授業の終末に

「あなたが思う誠実はどんなことですか？」

という問いには以下の事を発表してくれました。

・相手の気持ちを考慮して動く。

・約束を守り、自分の気持ちに素直になる。

・予想を言わない。　

・相手の気持ちを思って嫌われないよう行動する。

・真心を尽くすこと。　≒真摯である

卒業まで あと・・・

学校現場で３学期になるとよく聞く言葉に次のようなものがあります。

「１月は行く。２月は逃げる。３月は去る。」

あっという間に３学期が終わってしまうので、１日１日をしっかりと過ごしましょうということなのだと思います。

特に中３生にとっては、義務教育が終わってしまう学年であります。

本日の時点で、卒業式まであと４２日。授業日だけカウントするとあと３０日です。非常に頼もしい３年生であるだけに、高田中学校から卒業してしまうとなると寂しさと共に不安を感じずにはいられません。

昨日、担任の先生が思い出をしっかりとフィルムにおさめようと昼休みに中３生を外に連れ出しました。

野次馬もやってきます。

「一緒に写真を撮ってよ。」とせがみ・・・

集合写真が撮れました。

残り僅かな時間ですが、一日一日をしっかりとがんばりましょう。