(前号「それは、ないよう」の続き)
生徒が登校してきました。
無残な枝豆の姿を見て・・・
「ギャーーーーーーーーーーーーーーー。」
という悲鳴が聞こえたとか、聞こえなかったとか・・・。
伝聞するところではありますが、大変なショックを受けたようです。
そこで、次々と先生達がその様子を見に学級園に現れました。
「ひどいねー。」「かわいそうやねー。」「ネットを飛び越えたんやろか。」「茄子は食べてないね。」
などと、思い思いに同情する言葉、気づきを口に出し、生徒に寄り添ってくれました。その中でメガネをキラッと輝かせた人が一人いたことに気づきました。
捨てるはずだった長い竹の棒を持ち込み、
鉄の杭を「かけや」と呼ばれる金槌を使って打ち込みます。
その様子を見て事務長さんも作業に加わりました。
「鬼に金棒」とは、まさにこのことです。
鉄の杭と竹の棒を3箇所に固定し、網を張って作業が完了しました。
その間、生徒達はコメ探求の学習を担当の先生らと行っています。
自由に教室と学級園を行き来していたので、何度も
「ありがとうございます。」
という声が飛び交いました。
打てば響く子ども達の姿に感動しながら、流れ落ちる汗を拭う校長先生でした。ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます